42話
九間(幼馴染)が俺に話しかけて来る。
「大気何かいいことあった?」
表情にも出てたのだろうか。あの時の仲間に会ったことは言えない。と言うかこれ以上俺のことを知って欲しくない。
「特に何もないかな」
「いや、あったでしょ。さっきの授業中」
俺が相棒のことを考えてた時だ。どうやら完璧に表情に出てたようだ。
そういえばあの時相棒は、俺に一人で頑張れ的に言っていた。
きっと相棒は俺の味方をしてやりたいと言いたかったのだろう。けど立場的に出来ないからあーやって言ってくれたんだろうな。
「大気!! 何が有ったの?」
「何でもねぇっ・・・って言っただろ」
「・・・っごめん、大気。しつこかった。」
いや、いつもだろう。
「いや、いつもだろう、マジ話しかけて来るなよ」
あっ口に出た、まぁいっか。
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大気が放課後先に帰った後、クラスメートは心配していた。クラス会議が行われていた。
委員長
「大気くん怒ってたね」
九間
「うん・・・うん、怖かった。それに話しかけるなって」
司会の村田
「そりゃ仕方ない。俺たちはあまりに嫌われることをしすぎた。」
バレーボール部の島村
「ほら、もうあんなの大気じゃない」
「・・・」
誰も反応すらしない。
九間
「なんか、大気が知らない世界に入ったみたい。」
委員長
「そうですね。でもその世界で知ったのはきっと」
司会の村田
「もし、そうだったとしても俺は味方する。」
九間
「うん、もう絶対に一人にしない。裏切らない。例えそれが悪だったとしても」
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今日はバイトが無い。休みの人の代わりに前回入ったからだ。
ゲームのイベントをやっている。
あと少しでイベントがクリア出来そうだったのに、また俺は邪魔された。岡先輩(16話登場以降出番なし)に、
「嘘つきの後輩くん」
やばいだるい。
「あ、逃げないでね。じゃ無いと今日は私が痴漢されたって叫ぶから」
またかよ。
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