31話
「先輩、私は戻ってきて欲しかったのに!!」
朝から早々に女子バレー部にストレートに言われた。
「あれ、噂の先輩だよな。最近また冤罪じゃなかった説が出ている人」
「バレー部の人に嘘ついて泣かせたみたいよ。」
聞こえる声で悪口が言われる。やはり終わってるな。
下駄箱を開けると
「先輩戻ってきて下さい!」「嘘つき!!」「私達の思いを返してください」
相変わらずの悪さ
ーーーーーーー
俺は教室に入ると、九間が話しかけてくる。
「ねぇ、大気」
「どうしたの?」
「変な噂が最近あるけど本当?」
「どんな噂?」
「大気がバレー部を嵌めたとか、嘘ついて流してたとか」
「・・・確かに朝も歩く時聞いたよ。」
「本当なの?」
「微妙かな、それに近いことはあったから否定しきれない、それにそろそろその原因は直接聞けばいいと思うよ。」
「確かにね、あとさ大気大丈夫?」
「大丈夫って何が?」
「噂流れているけど辛くない」
「・・・」
俺はクラスを見渡す。多分本当的に「噂」と言う言葉を聞くとクラスを見てしまうのだろう。
辞めろよ、そんな心配しているような顔で見るなよ。
「まぁ、どうにもならないしね。」
「うん、ごめんそうだよね。私が噂を少しでも抑えられたいいんだけど」
今よりも、もっと助けて欲しい時に助けてくれい所かむしろ悪化させた奴がよく言うよ。
そして、島村が入ってきた
「大気」
俺の方に向かってくる。
「さっき、否定もしなかったようだね。」
聞いてたのかよ
「私はもう本当にあなたのことをもう頼らないし、クラスメイトがあなたを信じても私は信じないから」
「・・・」
これは何を言っても通じなそうだ。もう謝ったし、起きたことを嘘を言った訳でもない。
もう別に何が起きても大丈夫な自信はあるが、出来る限り問題は起こしたくないことは変わらない。これは下手に答えないのがいいな。今逆上されても面倒いし、別に仲良くしたいとは思わないし、
幼馴染は先に戻る島村を見て、
「本当に、仲悪くなったんだね。」
俺はあなたとも仲がよくないがな。
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