30話
九間視点 幼馴染視点
私は苗字九間 クマと呼ぶことからクラスに虐められていた。
「くまが出たぞー!!」「逃げろー」
「・・・っやめてよ」
「やめるかよ。じゃないとこっちがやられる。」
私の声は誰も聞いてくれない。
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私は虐めを止めて欲しかった。
「お母さん、どうすればみんな虐めをやめてくれるの?」
「それは笑顔でいることよ。そうすれば相手もいつかしなくなるわよ。」
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クラスの男の子のも、女の子も関係なく私の苗字で虐めてくる。
「バンバン!打て!打て!」「やられるまえにやれ」
「・・・っ」
私はお母さんに言われたことを思い出して、
「・・・(ニコ)」
「コイツ笑ってる、やばい」「バケモノだ。」
周りにバケモノ扱いされてしまった。
それから、私は虐められても笑顔を続けた。
けど虐めは止まらなかった。
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私はみんなの前で笑顔をするが、辞める気配は見えず、その後いつも陰で泣いている。
全然、辞めてくれない。みんなひどいよ。
「君はバケモノじゃないよ。」
「えっ?」
私は急に声をかけられてビックリした。しかも学年一人気の大気くんに声をかけられたことにビックリした。
「俺さ、虐めとか好きじゃないんだよね。泣くところとか見たくないし。」
「あの、ごめんなさい。」
大気くんはクラスが違うが、どうやら私のことを知っていたようだ。
「いいよ、虐めた方が悪いし。」
初めてだった。私の味方をしてくれたのは。
そして大気くんは私に言ってくれた。
「辛いことがあるなら言った方がいいよ。そしたら俺が誰も言わないようにしてあげるから」
毎日嘘の笑顔してこうやって陰で泣く毎日が嫌だった。
「私、私」
いつも、私の話を誰も聞いてくれない。だって私はバケモノだから。
「私はバケモノじゃない。虐め嫌だ、やめて欲しい。」
大気くんはさっき言ってくれた、バケモノじゃないって。
「だよな、俺がなんとかするよ!」
私はこの笑顔に惚れた。
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家族に大切な物を捨てたられた私は、
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女の子が主人公のエアらしいもう遅い展開を書いてみたいので家族に大切な物を捨てられた。俺は、、の作品をベースに書いてみました。




