3話
冤罪で金が入っているので別な所で食事をした
そして、自分の部屋に帰って来た。思い出すのが嫌な物ばかりだな。
調査で一度調べたならそのまま持って行けば良いのに。
とりあえずほぼ全て捨てるか。
小物類とか、写真立て等、必要な道具は自分で買おう。
授業を教える用ノート、クラスメイトの誕生日とか大会とか忘れずにしているメモ。キモいわ、あー捨てよ。
この漫画も捨てよ。どうせ学生の同人だから売れないし学生には要らないし。コピーで貰った奴だしいいよね。まぁ、文句言われても気にしないけど。バット、グローブ、ラケットも売ろう、使うならまた買えばいいや。クラスのアルバムこれは破こう。
「お兄ちゃん!気になって来たんだっ、え、、、なに?」
妹が部屋に入って来た。
「あー、要らないから捨てようと思って。一部は売るけど。」
「待って、この箱に入ってるのって?」
「あとで聞こうとした奴。それ、使うなら返すけど。」
昔は大切に使っていたけど、もう使う気にはなれない物
「これとか、私とお姉ちゃんが選んで、あげたやつ。」
「そうだけど、使わないしいいかなと。」
「お兄ちゃん、、、やっぱり凄く変わったね。」
変わるよ、そりゃ。むしろ変わらない方がやばいだろ。
「、、、俺からするとさ、、、」
「うん」
「家族も学校の奴らも、、、みんな犯罪者に見えるんだよね、、、
だってみんなして俺に冤罪掛けた奴と協力して、犯罪者扱いするんだから。」
「、、、」
妹は手で顔を隠した。
「だから、海(妹)、、、俺とは出来るだけ、関わりを減らして欲しい。俺も可能な限り、妹をそういう目で見たくない。けど、もう俺は戻れない。」
「お兄ちゃん、、、私は、本当に、本当に信じていたの、」
やばいな、本当に犯罪を起こしてしまいそうだ。
「ごめん、明日の学校が終わったらまとめて道具の確認に行くから部屋から出てくれ。もう遅いし。」
明日から俺は学校に行かないといけない。だから可能な限り早くこの部屋をゆっくり出来る部屋に変えたい。
妹は俺の目を見て、怯えながら部屋から出る。
「ごめんね、お兄ちゃん、、、本当にごめんね。」
明日から学校か、、、行きたくないな。
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