表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

11/85

11話


 転校生以外のクラスメイト達は、大気のことで集まって居た。

 


「島村に関しては仕方ないとして、九間のあれはどう言うことだ?」

 村田が九間に話しかける。


「だって、このままだと一生変わらなそうだし・・・はやく仲良りしたいし。」

 前回の会議で必要以上な接触はまだ避けると結論が出ていたがそれを無視していた。


「見たろ、あの女の姿を。」


 「うん。」


「確かにあの女は大気から確実に一番恨みを持たれているだろうが、俺達が謝ってもあんな風になるだけだ。」


「確かにそうだね。」


「それに仲良くしたいのは皆同じだ。」


 「私なんて、まだ大気に金を返せてない。」

 大気から5万近く借りている祭理 綿 


 「私のノートも全然見てくれない。」


 「私・・・なんて、会話すらしてない。」


それぞれグチを溢す。


 「とりあえず、まだ様子見だ。」

 村田が結論を出す。


 部活の準備を後輩にやらせている島村が答える。

「やっぱり、直ぐに謝らなくていいの?」


 「あの女と同じで俺たちも大気を傷付け過ぎた。普通の謝罪じゃ駄目だ。」

 この考えは既にクラスで一度一致した。


「それに、確実に俺達とはもう関わって欲しくないと思っているだろう。でも俺達は大気ともう一度昔のような関係を望んでいる。だから慎重にもう失敗しないようにしないといけない。」


 だが、幼馴染のように勝手な行動を取ったり、 岡ノ宮のような、隠れて接触をしようとしたりする人が者が居るため上手くいかないのだった。



ーーーーーーー

 大気視点


 「採用だ。」


「ありがとうございます!」


「じゃあ来週から早速入ってね。」


「はい!」


 「そういえば、君と同じ学校の人がバイトしているからその人に指導お願いするね。」


早速バイトをする気が無くなった。


ーーーーーーーー

 

 「おかえり、大気」


「・・・ただいま、お姉ちゃん。」


 「二人はもう寝ているよ。」


「そうなんだ。」


 「大気、学校どう?」


「普通。」


「普通?このあいだバレーボールの子から、一年生の女の子と大気が話をしたって聞いたけど。」

流石俺、会話一つで話題になる。


 「後輩と話すくらい普通でしょ。」


 「その相手が女の子みたいだけど。」


「バレーボールの後輩だよ。元マネージャーだったし、またやらないかって。」


「大気やるの?」


「やらない、バイトもあるし。」


「良かった。生徒会長に頼まなくすむ。」

何をだよ。

 

「俺準備して寝るね。」


「大気、学校から家族からどんなに嫌われてもお姉ちゃんは味方だからね。」




「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」

 

  よろしければこちらもご覧下さい。同じエアの作品です。

 

 寮暮らしな俺は嫌われている。

https://ncode.syosetu.com/n4285ib/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] お姉ちゃんは味方…?妙だな。過去の記憶でも無くしたのだろうか
[一言] クラスメイト達は正直「馬鹿かコイツらは?」って思ったな。 信用ってのは作るのは難しいクセに壊れるのは一瞬、そして一度壊れたらもう二度と作り直せないんだよ。
[一言] 敵が自分は味方だと妄言はいてるぞ。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ