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やっぱり、【衝天神】と【白狼】って一緒に発動できないのかなぁ。いや、訓練なんだから最初から出来ないのが当たり前だし、最初から出来てもつまらないよね。


―――「華岡流・壱ノ型・白狼」―継続―「華岡流・極伝・漆ノ型・衝天神」


僕の体から衝撃と電気が外に出てくるのが分かる。これを体に纏わせ循環するイメージをするが【白狼】に意識を集中させると【衝天神】が疎かになるし、逆に【衝天神】に意識を集中させると【白狼】が操作不能になる。


僕は【白狼】と【衝天神】を何度も何度も同時に起動し森の形を変えていくが気にしない。


僕は気づいてしまったかもしれない!僕は自分が思い付いた事を実践していく。


まず【衝天神】を起動し自分の目の前に大量の衝撃の塊を作りだし、今度は【白狼】を起動し目の前の塊に白い電気を送り続ける。キツイなぁ特に【衝天神】で玉作った玉に白い電気を送り続けるのは…僕はそのまま2つの力を会わせていく。


できた。目の前にはまさに漆黒と言っても過言じゃないほどの黒い塊が白い雷を帯電させていた。


そう、僕が思い付いたのは纏って身体能力を上げるのではなく、武器として利用する事だった。正直武器として使う事も難しいけど出来なくはない。


この圧縮ボールどうしよう?また森にでも打つかな……僕は頭を空っぽにして、圧縮弾を森に放つ。


森に放たれた圧縮弾は地面に着弾した瞬間、轟く雷鳴と核でも爆発した音と共に風圧がやってくる。森と言える物は吹き飛び、残ったのは、これを撃ったバカとこれに巻き込まれたボスモンスターの死骸だけだった。


「おい!お前何やってんだ!!」


後ろから声を掛けられ振り替えると騎士の様な格好をした男がこちらに槍を向けていた。取り敢えず両手を上げて、戦意が無いことを示す。


「戦意は無いようだな。取り敢えず付いてこい!逃げても指名手配になるだけだがな!」


僕は手に手錠の様な物を付けられ騎士の男に連行され町に帰ってきたけど、めっちゃ恥ずかしい!?何だこのお尋ね者が捕まった様な状況


すると噴水前で僕は騎士に座れと言われたので座っていると一人の男が此方に歩いてくる。


「おう、コイツが森を消し飛ばしたって奴か!騎士様確かに受け取ったぜ!ギルマスに伝えておく」


騎士が何処かへ行ったかと思ったら、次は冒険者の様な男が僕の体を持ち上げ走り始める。


「ちょ、なんで持ち上げるんですか?」


「そっちの方が早いからだ」


僕はまるで、米袋の様に持ち上げられギルドの様な場所に着く。僕たちはそのままギルドに入って行きカウンター裏まで連れてかれ牢獄の様な場所に放り投げられる。


「ちょっと待ってな、今からギルマスよんでくっから」


おっさんが何処かに行って数分後、今度は牢獄のある部屋にウサギの耳を生やした少女が入ってくる。


「君がラッセルの言ってた。困ったちゃんかぁ」


「それで、君なんであんな事したんだい?」


「いや~技の練習してたらさじ加減間違えまして」


「そんな理由で森が消えたの!?」

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