5. 攻防?戦
「ヘェルプミィ~~~~~~~~~~~~~~」
愛に引きずられながら更衣室まで来てしまった。それを笑いながら憑いてくるメアリー。
「よし、後は脱がすだけね。メアリーさんどうする?」
『やっぱりここはワンピースと言うことを活かして、一発でいきませんか?』
「待って、待ってったら!!服は自分で脱ぐから!!…………そんな顔したって自分で脱ぎます!」
二人とも超がつくほど美少女なので気を確かに持っていないとやられてしまいそうだ。
「『あははっ。誰がそんななことを許すとでも?』」
「あっ、はいごめんなさい。もう抵抗いたしま…………せん…………」
無理だった。屈服してしまったが最後見た目相応の扱いを受けることになった。
「はーい万歳してねー。よしよし、いい子だよ。」
屈服したからにはなにも言えない。悲しかったけど何故かイヤな気分にはならなかった。
『なにこの可愛い生き物は!?可愛すぎるし肌綺麗だし、もう惚れてまうがなー!』
両サイドからの攻撃に疲れきってしまった僕は途中から眠ってしまったらしい。
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「んんっ~はぁ。ん?んん?あれ?ここどこ?」
『あら、お目覚めになりましたか。おはようございます。』
「おはようございます。メアリーさん今何時?」
『五時半ですね。と、何でこんなに堅苦しくなってるのかな?ちなみに愛さんが起きるまでは動けないと思うよ。』
「何で?」
『あら?では、自分のお腹の方に目を向けて』
「えっと、これは愛お姉ちゃんの手?」
『正解。ちなみに昨日の夜のお話をして、時間を潰しますか。』
「…………そう言えばお風呂で寝ちゃったけど…………」
『思う存分楽しませていただきましたぁ~。
あれはヤバイですね、鼻血が止まりませんでしたよ。』
「あぁ、ひなたはすべすべでふにふにで気持ちよかったよねぇ~。」
「『愛お姉ちゃん(さん)いつの間に!?』」
「メアリーさんの鼻血が止まらなかったってところから。」
「さっきか。起こしちゃった?」
「ううん、大丈夫よ。さぁ着替えて、朝ごはんにしよう!」
「うん。そうだね。」
此処までではこれから先がどうなるのか知らない二人だった。
明けましておめでとうございます。
まだ、五話目ですがこれからもよろしくおねがいします