4. 出会いと…………
「キャァァァー」
目で認識するや否や悲鳴を出していた。もう乾ききっていて鮮血では無いことはすぐにわかったが、それでも怖かったのだ。
「ひなた?どうしたの?悲鳴なんかあげて…………ッ!?ナニよこれ?何でこんなものがあるの?」
「愛は…………愛お姉ちゃんは大丈夫なの?」
「今はこんなものに怖がってたら何も始まらないもの。さてと、服を見る限り胸を一突き見たいね。一度下ろしてみないとしっかりわからないから下ろすけど、ひなたはどうする?部屋にいく?それとも私といる?」
こんな怖いものを見たのだここにいたくないと言うのが本音だが、それ以上にここにいたくないと言うのが上回りここに残るといった。
愛がウェディングドレスにてを伸ばした時に、愛とウェディングドレスの間の空間が煌々と光出した。
『誰かしら?私を呼び出したかわいい子ちゃんは?』
体の半分以上が透けている。多分ではなく、確実に幽霊だと言うことが分かったが、驚きすぎてなにも言えなかった。
『あら、もしかして貴女方かしら?驚かせてごめんなさいね。私はメアリー・グローシュ。こっちのお姉さんが触ろうとしていたドレスの持ち主よ。それで貴女方は何故此処にいるのですか?』
言いたくてもなんて言ったら良いのか分からなかった。
「えっと~なんと言ったら良いのか…………」
『もしかして貴女方はいきなり拉致されて気が付いたら此処にいたと言うことですか?』
「「何故わかった!?」」
『私が殺された後からはこの館はすべてしまってたはずなのよ。それでも最近騒がしいと思ったら、扉の鍵が開かれていてそれに加えて人の出入りがあったからね、もしかしたらと思ったの。』
察しの良いことでと思っていたら夜になるチャイムと同時に渡されていた電子手帳みたいなタブレットが何かしらの受信をした。
(一日目お疲れさま~、どうだった?ねぇどうだった?モニターで見てたけど色々と発見がはやいねー。あぁそう言えば言い忘れてたけどお風呂はおっきいのひとつしかないから二人で仲良くはいったら?それじゃーね。)
「ねえ愛、あの人キャラ変わった…………よね?」
「私も今思ってたこと。緩くなりすぎじゃあない?まぁいいや。ひなた、お風呂に入ろう!
メアリーさんはどう?一緒に?」
「愛!?無理だよ!女の子になってすぐそれは!」
『聞き捨てならないことをおっしゃいましたね。それならばむしろ弄り倒しがいがありそうです!』
遅くなり申し訳ありません
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