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乙女ゲームの甘々イベントを後始末していた壁際令嬢、なぜか攻略対象に見つかりました。

作者: 福嶋莉佳
掲載日:2026/07/01

※作中ゲームのタイトルがダサいのは仕様です。はい、わざとです。わざとですよ?

「きゃあっ!」


甲高い悲鳴に、私は振り返った。


広間の中央で、大きな花瓶が倒れている。


色とりどりの花と大量の水が床一面に広がり、その真ん中には、ミレイユ・カロン男爵令嬢が立ち尽くしていた。


制服の胸元からスカートまで、すっかり濡れている。


「ご、ごめんなさい……! わたし、また失敗しちゃって……」


ミレイユ様が泣きそうな声を上げた。


濡れた薄いブラウスが肌に張りつき、その下がうっすらと透けている。


「大丈夫か?」


人垣を割って現れたのは、アレクシス・ヴァルモン公爵令息だった。


彼は水浸しになったミレイユ様の前へ立つと、迷うことなく制服の上着を脱いだ。


白いシャツ越しに、鍛えられた肩や胸元の線が浮かび上がる。


周囲の女生徒から、ひときわ高い声が上がった。


私も思わず息を止める。


う、美しい……。


「そのままでは体が冷える」


「あ、アレクシス様……」


ミレイユ様が頬を染める。


アレクシス様は彼女の肩へ上着を掛けると、そのまま膝の裏へ腕を差し入れた。


「えっ?」


「医務室へ運ぶ」


次の瞬間、ミレイユ様の体が軽々と持ち上げられた。


周囲から、悲鳴にも似た歓声が上がる。


「きゃあああ!」


「アレクシス様がお姫様抱っこを!」


アレクシス様は騒ぎを気にした様子もなく、ミレイユ様を抱いたまま歩き出した。


「あ、ありがとうございます……アレクシス様……」


「気にするな」


ミレイユ様は彼の腕の中から顔だけを覗かせ、恥ずかしそうに微笑んでいる。


二人の姿が広間から消えても、周囲の興奮は冷めなかった。


「まるで物語みたい……」


「お似合いね!」


「アレクシス様って、あんなにお優しい方だったのね」


女生徒たちが、頬を染めて騒いでいる。


私はふと、足元へ目を落とした。


床には、水と花が広がったままだ。

このままでは、誰かが滑ってしまう。


私は広間を出ると、使用人を探した。


少し先の廊下で、清掃道具を運んでいた女性に声をかける。


「すみません。広間で花瓶が倒れてしまって」


「まあ、大変!」


「花瓶は割れていませんが、床が水浸しになっています。滑ると危ないので、片づけをお願いできますか」


「もちろんでございます」


女性はすぐに布と桶を用意し、広間へ急いでくれた。


私もその場にかがみ込み、床へ散らばった花を拾う。


「よかった……踏まれていなくて」


茎が折れているものもあるけれど、まだ飾れそうな花も多い。


そう思ったときだった。


ぱらららーん。


突然、頭の奥で、やけに明るい音楽が鳴った。


……何?


視界の端に、桃色の文字が浮かび上がる。


【スチルイベント『びしょ濡れ☆ハプニング』が終了しました!】


「……はい?」


何、これ。


【アレクシス・ヴァルモンの好感度が上昇しました!】


アレクシス様の好感度?


誰に対する?


戸惑う私の前へ、続けて文字が浮かんだ。


【規定外の行動を確認しました】


【モブキャラクター《ロザリー・エルンスト》がイベント終了後の処理に介入しました】


【シナリオとの同期に失敗しました】


【エラー――世界情報へのアクセス制限を解除します】


「世界情報……?」


意味を理解するより早く、大量の情報が頭の中へ流れ込んできた。


【アレクシス・ヴァルモン】


ヴァルモン公爵家嫡男。


学年首席。


品行方正で、女性とは必要以上に距離を置くことで知られる、学園一の堅物。


本作のメイン攻略対象。


硬派で冷静沈着だが、実は情熱的。


ヒロインが水をかぶった際には自らの上着を掛け、医務室までお姫様抱っこで運んでくれる。


通称――硬派なセクシー担当。


「……!?」


アレクシス様が、セクシー担当?


確かに先ほどの姿は、とても、う、美しかったけれど。


さらに情報が流れ込んでくる。


【ミレイユ・カロン】


本作のヒロイン。


明るく素直で、少しそそっかしい男爵令嬢。


数々の甘いハプニングを通して、攻略対象たちとの恋を育む。


失敗しても憎めない、誰からも愛される少女。


「数々の甘いハプニング……」


最後に、金色の飾りで縁取られた、やたらと豪華な文字が浮かび上がった。


【スイートプリンセス☆甘々パフェを召し上がれ!】


甘くて刺激的な学園生活乙女ゲーム!

あなたは誰と、とろける恋をする?


簡単な選択肢を選ぶだけで、胸が高鳴る、ちょっぴり大人なイベントが次々発生!


「……何、それ」


甘い言葉を、さらに砂糖で煮詰めたような題名だった。


私は両手で頭を抱えた。


「どういうこと……?」


ゲームって何? 攻略対象って?

私……頭がおかしくなってしまったの?


知らない言葉のはずなのに、意味だけが頭の中へ直接流れ込んでくる。


混乱する私を置き去りにして、また新しい文字が現れた。


【ロザリー・エルンスト】


エルンスト子爵家の令嬢。


焦げ茶色の髪をきっちりと編み、灰青色の瞳を持つ。

華やかさには欠けるが、規律正しく真面目な生徒。


ヒロインと同じクラスに在籍するモブキャラクター。


固有イベント、専用立ち絵ともに存在しない。

本来は、シナリオの進行に影響を与えない背景人物。


現在、規定外の行動により、シナリオとの同期が解除されている。


「……つまり、地味ってこと」


言われなくても分かってるわよ。

人が気にしていることを……。


それよりも――。


「モブキャラクター?」


個別の姿すら用意されていない、背景人物。


それが私?


「お嬢様?」


清掃をしていた女性に声をかけられ、私ははっと顔を上げた。


「大丈夫でございますか?」


「え、ええ。少し考え事をしていただけです」


拾い集めた花を、彼女へ渡す。


「こちらは、まだ飾れると思います」


「ありがとうございます。別の花瓶をご用意いたしますね」


私は女性に一礼し、広間を出た。


教室へ向かいながら、頭の中へ流れ込んできた情報を整理する。


どうやら、この世界は『スイートプリンセス☆甘々パフェを召し上がれ!』というゲームの舞台らしい。


花瓶が倒れたことも。

ミレイユ様の制服が透けたことも。

アレクシス様がお姫様抱っこをしたことも。


すべて、あらかじめ決められた出来事だったという。


「ミレイユ様……これからも、ずっとあんなことが起こり続けるの?」


しかも、アレクシス様と。


そう考えると、胸の奥が重くなる。


私は以前から、アレクシス様を遠くから見ていた。


話したことはほとんどない。

それでも、密かに憧れていた。


けれど、アレクシス様はゲームの攻略対象。

そしてミレイユ様は、ヒロイン。


「あのアレクシス様が、個人的に令嬢へ関わるなんて……」


今日まで、一度も見たことがなかった。


「もう、十分いい雰囲気だったものね……」


私には、どうすることもできない。


そもそも、しがない子爵令嬢だもの。

アレクシス様と親しくなるだなんて、おこがましい。


「イベントなんて、見たくないな……」


これからも、あんな仲よさげな光景を見なければならないのだろうか。


「……近づかなければいいのよ」


そうだ。


なるべく二人には近づかず、静かに学園生活を送ろう。


イベントは、私のいないところで起きてください。


「うん。それでいい」


そう決めた。


ところが。


「ロザリー様、昨日の授業のノートを見せてもらえない?」


翌日、ミレイユ様は私の机の前に立っていた。


「昨日、医務室で休んでいたから、授業を受けられなくて」


なぜ、私なのだろう。


特に仲がいいわけでもないのに。

たまたま席が近かったからだろうか。


私は自分のノートを差し出した。


「どうぞ」


「ありがとう! ロザリー様って優しいのね!」


ミレイユ様は嬉しそうにノートを胸へ抱いた。


それだけなら、よかった。


その翌週。


魔法薬学の実習中、ミレイユ様は配合する薬草を間違えた。


桃色の煙が噴き出し、それを吸い込んだ彼女は頬を赤く染め、隣の班にいたセドリック・モロー侯爵令息へしなだれかかった。


「何だか……体が熱いの……」


学年一の秀才として知られるセドリック様が、珍しく動揺した顔でミレイユ様を抱き留める。


周囲から黄色い声が上がった。


直後、頭の中で明るい音楽が鳴る。


【スチルイベント『とろける魔法薬』が発生しました!】


セドリック様は、ミレイユ様を抱えて医務室へ向かった。


その間、同じ班だった私は、教師の指示に従って失敗した魔法薬を処分し、汚れた器具を洗い、足りなくなった材料を準備し直した。


さらに、その翌週。


ミレイユ様は昼食のスープを、隣に座っていた男子生徒の制服へこぼした。


「失敗しちゃった。えへへ」


ミレイユ様は、自分の頭を軽くこつんと叩いた。


「本当にミレイユ様は仕方がないな」


「でも、そこがかわいいよね」


周囲の生徒たちは笑っている。


「ご、ごめんなさい! 替えの上着を取りに行くのを手伝います!」


ミレイユ様は制服を汚された男子生徒とともに、教室を出ていった。


【スチルイベント『制服を脱いで☆二人きり』が発生しました!】


残された私は、床にこぼれたスープを拭くため、また使用人を呼びに行った。


「な、なぜ……」


どうして、こんなことになっているのだろう。


ミレイユ様を助けたいわけではない。


けれど、放っておけば授業が進まず、教師や同じ班の生徒が困り、使用人の仕事まで増えてしまう。


結局、誰かが後始末をしなければならないのだ。


「その誰かが、たまたま私になっているだけよね……」


そう。

きっと偶然だ。


私は自分に言い聞かせた。


そのとき、遠くでアレクシス様がこちらを見ていたことに、私は気づかなかった。


ゲームの存在を知ってから、二週間が過ぎた。


意識して見てみると、ミレイユ様は驚くほど頻繁に騒動を起こしていた。


階段で靴が脱げ落ち、図書室では棚から大量の本を落とし、園芸実習では散水用の魔道具を暴走させる。


そのたびに甘いイベントが発生し、攻略対象の誰かが彼女を抱き留めたり、庇ったり、どこかへ連れていったりする。


そして、残されたものを片づけるのは、なぜかいつも私だった。


なるべく距離を取っているはずなのに、イベントは決まって私の目の前で起きる。


昼食の席を離しても隣の卓で。

移動教室への道を変えても、曲がった先の廊下で。


最近では、ミレイユ様の悲鳴を聞くだけで、反射的に布や箒の場所を探すようになってしまった。


けれど、考えてみれば、ゲームの存在を知る前からそうだったのだ。


ミレイユ様が何かをこぼせば布を取りに行き、物を落とせば拾い、授業を休めばノートを貸していた。


今まで、特に疑問にも思っていなかった。

いつの間にか、それが習慣になっていたのだ。


「……これ、ずっと続くの?」


そう意識してしまうと、急にしんどくなってきた。


イベントが起きるたびに後始末をするなんて、たまったものではない。


何とかして、巻き込まれずに済む方法はないのだろうか。


――そう思っていた。


その日の放課後。


図書室から寮へ戻る途中で、私はミレイユ様の声を耳にした。


「そんなの、困ります……」


校舎裏へ続く小径。


生垣の向こうに、ミレイユ様と一人の男子生徒がいる。


「あれは……騎士科のガレス様?」


ガレス様は木の幹へ片手をつき、ミレイユ様の行く手を塞いでいた。


「そんなに急がなくてもいいだろ」


「でも、寮へ戻らないと……」


「少しくらいいいじゃないか。君とは一度、ゆっくり話してみたかったんだ」


ガレス様が薄く笑った瞬間、また頭の中へ情報が流れ込んできた。


【ガレス・オルドー】


騎士科に在籍する上級生。


甘い言葉で令嬢や侍女を誘い、飽きれば捨てる女好き。


攻略対象ではない。


イベント『危険な誘惑』においてヒロインへ迫り、攻略対象に撃退されるための悪役。


「ええっ……」


確かに、あまりよい噂は聞かない方だったが、そんなことを繰り返していたなんて。


本来なら、ここで攻略対象の誰かが現れるらしい。


ミレイユ様を背中へ庇い、ガレス様を追い払う。

その後、二人の距離が急接近する。


「だ、大丈夫よね……」


これはゲームのイベントなのだ。

私が邪魔をしてはいけない。


そう思い、その場を離れようとした。


「君って、意外と男慣れしているよな」


足が止まった。


「この前も、ヴァルモン公爵令息に抱かれていただろう?」


「あれは、わたしが花瓶を倒してしまったから……」


「顔を赤くして、随分うれしそうに見えたけどな」


ガレス様の指が、ミレイユ様の頬へ触れた。


「やっ……」


ミレイユ様が身をよじる。


周囲には、誰もいない。


本当に、攻略対象が来るの?

もし、来なかったら?


「……うう」


私は二人へ向かって歩き出した。


やっぱり、見て見ぬふりなんてできない。


「何をなさっているのですか」


ガレス様とミレイユ様が、同時にこちらを見る。


「ロザリー様!」


ミレイユ様の顔が明るくなった。


ガレス様は、面倒そうに眉を寄せる。


「君には関係ないだろ」


「カロン男爵令嬢は、私のクラスメイトです。困っている方を見過ごす理由にはなりません」


「少し話をしていただけだ」


「でしたら、もう十分でしょう。彼女から手を離してください」


ガレス様が目を細める。


「断ったら?」


「先生をお呼びしましょうか」


しばらく、ガレス様は黙って私を見つめていた。


やがて、ミレイユ様の頬から手を離す。


「……興が冷めた」


吐き捨てるように言い、その場を立ち去った。


ミレイユ様は、すぐに私の側へ駆け寄ってきた。


「助かったわ、ロザリー様!」


「今後は、人けのない場所へ一人で来ない方がいいですよ」


「うん。気をつけるね」


軽い返事だった。


本当に分かっているのだろうか。


そもそも、なぜこのような場所へ一人で来たのだろう。


尋ねようかと思ったが、結局何も言えないまま、私はミレイユ様とともに寮へ戻った。


もう、これで関わることはないと思っていた。


けれど、その数日後。


「ちょっといいか?」


放課後、図書室を出たところで呼び止められた。


振り返り、ガレス様の姿を認めた瞬間、私は反射的に一歩下がった。


「今、急いでおりますので」


横を通り抜けようとすると、腕を掴まれた。


「少しくらい付き合えよ」


「は、離してください」


「そんなに固くならなくてもいいじゃないか」


ガレス様は楽しそうに笑っている。


「せっかくの楽しみを邪魔してくれたんだから、その埋め合わせくらいしてくれてもいいだろう?」


「だからといって、地味な私で埋め合わせようとしないでください!」


あ、私。


自分で言って、悲しくなってる……。


「君みたいな真面目な令嬢が、どんな顔をするのか興味があるんだ」


「興味を持たなくてけっこうです……!」


腕を引いたが、離してくれない。


人を呼ばなければと思うのに、喉が凍りついたように声が出なかった。


怖い。


私はミレイユ様ではない。


私を助けるためのイベントなんて、存在しないのに。


「顔が赤いな」


ガレス様が楽しそうに笑う。


「俺を意識しているのか?」


目の奥が熱くなった。


そのときだった。


「その手を離してください」


冷たい声が響き、ガレス様の手が止まった。


廊下の先に、アレクシス様が立っていた。


彼は鋭い目をガレス様へ向けたまま、ゆっくりとこちらへ歩いてくる。


「これは、公爵令息殿。少し令嬢と話していただけですよ」


「彼女は話を望んでいません」


「照れているだけでしょう」


「怯えているのと、照れているのとの違いも分からないのですか」


アレクシス様の目が、さらに鋭くなる。


ガレス様は、ようやく私の腕を離した。


アレクシス様はそのまま私の前へ立ち、ガレス様との間を遮った。


「今後、彼女へ近づかないでください」


「随分と肩を持つのですね」


「騎士を志す者が、拒む相手の腕を力で押さえる。その行いを見過ごせるはずがありません」


ガレス様は鼻を鳴らした。


「堅物が」


それだけ言い残し、廊下の向こうへ立ち去っていく。


姿が見えなくなった途端、膝から力が抜けそうになった。


「大丈夫ですか」


アレクシス様が振り返る。


「は、はい……」


答えながら、私は掴まれていた腕を押さえた。


アレクシス様の視線が、そこへ落ちる。


「腕は痛みますか」


「この程度なら、平気です……」


「念のため、医務室へ行きましょう」


「ですが……」


アレクシス様は私へ手を差し出しかけ、途中でその動きを止めた。


「私の腕につかまりますか」


「え?」


「こちらから触れるより、その方がよいでしょう」


胸の奥が、大きく鳴った。


「あ、ありがとうございます……」


私がおずおずと彼の腕へ手を添えると、アレクシス様は少しだけ表情を和らげた。


「間に合ってよかった」


心臓が、さらに強く鳴る。


こ、これって。

もしかして。


私にも――。


「きゃあああっ!」


廊下の向こうから、悲鳴が聞こえた。


私とアレクシス様が、同時に振り返る。


こちらへ走ってきたミレイユ様が、何もないところで盛大につまずいた。


体が宙へ浮く。


スカートが勢いよく頭の上までめくれ上がり、白い下着が廊下にいた全員の目にさらされた。


「……失敗しちゃった」


床へ転がったまま、ミレイユ様は自分の頭をこつんと叩いた。


めくれ上がったスカートを戻そうとはしない。


周囲の男子生徒が一斉に顔を赤らめる一方、女子生徒からは、なぜか楽しそうな悲鳴が上がった。


誰も助けようとしなかった。


……どうして?


どうして、誰もスカートを直してあげないの?


頭の中で、明るい音楽が鳴った。


【スチルイベント『大胆☆プリンセスの白い秘密』が発生しました!】


「……」


本当に何なの、このゲーム。


隣を見ると、アレクシス様は頬を赤くして顔を背けていた。


耳まで真っ赤になっている。


……かわいい。


一瞬そう思ってから、私は慌てて首を振った。


私は近くにいた女子生徒から上着を借りると、ミレイユ様の元へ駆け寄った。


めくれ上がったスカートを元へ戻し、上着を膝へ掛ける。


「ミレイユ様、立てますか?」


「ありがとう、ロザリー様! やっぱり優しいのね」


「……まず、転んだときにはスカートを押さえてください」


「えへへ。次から気をつけるね」


本当に、分かっているの?


この学園で。

この意味不明なゲーム世界で。


私は無事、卒業できるのだろうか。

ここまでお読みいただきありがとうございました。


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― 新着の感想 ―
どう見てもR18ゲームの最序盤だな ゲームのタイトルもそれっぽいし(笑) 主人公のサービスが多いのは、たまにいる男性ユーザーへ向けてかなぁ などと分析してみた
女性が水で濡れたり、服が開けたりするのは男性向けゲームでしょうね。 (完全に脱衣麻雀のノリですよね…。) 逆に男性が服を脱いだり肌見せ(腹チラ)等の アレクシス・ヴァルモン公爵令息がした行動は“成人…
ヒロイン(ミレイユ)?ってNPC? 服が透けたり(´-ω-`)シナダレ掛かったり(´-ω-`)派手にパンツ見せたりする度に「失敗しちゃった。えへへ」ってのも… 周囲女子?から毎度上がる『きゃ~』って…
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