乙女ゲームの甘々イベントを後始末していた壁際令嬢、なぜか攻略対象に見つかりました。
※作中ゲームのタイトルがダサいのは仕様です。はい、わざとです。わざとですよ?
「きゃあっ!」
甲高い悲鳴に、私は振り返った。
広間の中央で、大きな花瓶が倒れている。
色とりどりの花と大量の水が床一面に広がり、その真ん中には、ミレイユ・カロン男爵令嬢が立ち尽くしていた。
制服の胸元からスカートまで、すっかり濡れている。
「ご、ごめんなさい……! わたし、また失敗しちゃって……」
ミレイユ様が泣きそうな声を上げた。
濡れた薄いブラウスが肌に張りつき、その下がうっすらと透けている。
「大丈夫か?」
人垣を割って現れたのは、アレクシス・ヴァルモン公爵令息だった。
彼は水浸しになったミレイユ様の前へ立つと、迷うことなく制服の上着を脱いだ。
白いシャツ越しに、鍛えられた肩や胸元の線が浮かび上がる。
周囲の女生徒から、ひときわ高い声が上がった。
私も思わず息を止める。
う、美しい……。
「そのままでは体が冷える」
「あ、アレクシス様……」
ミレイユ様が頬を染める。
アレクシス様は彼女の肩へ上着を掛けると、そのまま膝の裏へ腕を差し入れた。
「えっ?」
「医務室へ運ぶ」
次の瞬間、ミレイユ様の体が軽々と持ち上げられた。
周囲から、悲鳴にも似た歓声が上がる。
「きゃあああ!」
「アレクシス様がお姫様抱っこを!」
アレクシス様は騒ぎを気にした様子もなく、ミレイユ様を抱いたまま歩き出した。
「あ、ありがとうございます……アレクシス様……」
「気にするな」
ミレイユ様は彼の腕の中から顔だけを覗かせ、恥ずかしそうに微笑んでいる。
二人の姿が広間から消えても、周囲の興奮は冷めなかった。
「まるで物語みたい……」
「お似合いね!」
「アレクシス様って、あんなにお優しい方だったのね」
女生徒たちが、頬を染めて騒いでいる。
私はふと、足元へ目を落とした。
床には、水と花が広がったままだ。
このままでは、誰かが滑ってしまう。
私は広間を出ると、使用人を探した。
少し先の廊下で、清掃道具を運んでいた女性に声をかける。
「すみません。広間で花瓶が倒れてしまって」
「まあ、大変!」
「花瓶は割れていませんが、床が水浸しになっています。滑ると危ないので、片づけをお願いできますか」
「もちろんでございます」
女性はすぐに布と桶を用意し、広間へ急いでくれた。
私もその場にかがみ込み、床へ散らばった花を拾う。
「よかった……踏まれていなくて」
茎が折れているものもあるけれど、まだ飾れそうな花も多い。
そう思ったときだった。
ぱらららーん。
突然、頭の奥で、やけに明るい音楽が鳴った。
……何?
視界の端に、桃色の文字が浮かび上がる。
【スチルイベント『びしょ濡れ☆ハプニング』が終了しました!】
「……はい?」
何、これ。
【アレクシス・ヴァルモンの好感度が上昇しました!】
アレクシス様の好感度?
誰に対する?
戸惑う私の前へ、続けて文字が浮かんだ。
【規定外の行動を確認しました】
【モブキャラクター《ロザリー・エルンスト》がイベント終了後の処理に介入しました】
【シナリオとの同期に失敗しました】
【エラー――世界情報へのアクセス制限を解除します】
「世界情報……?」
意味を理解するより早く、大量の情報が頭の中へ流れ込んできた。
【アレクシス・ヴァルモン】
ヴァルモン公爵家嫡男。
学年首席。
品行方正で、女性とは必要以上に距離を置くことで知られる、学園一の堅物。
本作のメイン攻略対象。
硬派で冷静沈着だが、実は情熱的。
ヒロインが水をかぶった際には自らの上着を掛け、医務室までお姫様抱っこで運んでくれる。
通称――硬派なセクシー担当。
「……!?」
アレクシス様が、セクシー担当?
確かに先ほどの姿は、とても、う、美しかったけれど。
さらに情報が流れ込んでくる。
【ミレイユ・カロン】
本作のヒロイン。
明るく素直で、少しそそっかしい男爵令嬢。
数々の甘いハプニングを通して、攻略対象たちとの恋を育む。
失敗しても憎めない、誰からも愛される少女。
「数々の甘いハプニング……」
最後に、金色の飾りで縁取られた、やたらと豪華な文字が浮かび上がった。
【スイートプリンセス☆甘々パフェを召し上がれ!】
甘くて刺激的な学園生活乙女ゲーム!
あなたは誰と、とろける恋をする?
簡単な選択肢を選ぶだけで、胸が高鳴る、ちょっぴり大人なイベントが次々発生!
「……何、それ」
甘い言葉を、さらに砂糖で煮詰めたような題名だった。
私は両手で頭を抱えた。
「どういうこと……?」
ゲームって何? 攻略対象って?
私……頭がおかしくなってしまったの?
知らない言葉のはずなのに、意味だけが頭の中へ直接流れ込んでくる。
混乱する私を置き去りにして、また新しい文字が現れた。
【ロザリー・エルンスト】
エルンスト子爵家の令嬢。
焦げ茶色の髪をきっちりと編み、灰青色の瞳を持つ。
華やかさには欠けるが、規律正しく真面目な生徒。
ヒロインと同じクラスに在籍するモブキャラクター。
固有イベント、専用立ち絵ともに存在しない。
本来は、シナリオの進行に影響を与えない背景人物。
現在、規定外の行動により、シナリオとの同期が解除されている。
「……つまり、地味ってこと」
言われなくても分かってるわよ。
人が気にしていることを……。
それよりも――。
「モブキャラクター?」
個別の姿すら用意されていない、背景人物。
それが私?
「お嬢様?」
清掃をしていた女性に声をかけられ、私ははっと顔を上げた。
「大丈夫でございますか?」
「え、ええ。少し考え事をしていただけです」
拾い集めた花を、彼女へ渡す。
「こちらは、まだ飾れると思います」
「ありがとうございます。別の花瓶をご用意いたしますね」
私は女性に一礼し、広間を出た。
教室へ向かいながら、頭の中へ流れ込んできた情報を整理する。
どうやら、この世界は『スイートプリンセス☆甘々パフェを召し上がれ!』というゲームの舞台らしい。
花瓶が倒れたことも。
ミレイユ様の制服が透けたことも。
アレクシス様がお姫様抱っこをしたことも。
すべて、あらかじめ決められた出来事だったという。
「ミレイユ様……これからも、ずっとあんなことが起こり続けるの?」
しかも、アレクシス様と。
そう考えると、胸の奥が重くなる。
私は以前から、アレクシス様を遠くから見ていた。
話したことはほとんどない。
それでも、密かに憧れていた。
けれど、アレクシス様はゲームの攻略対象。
そしてミレイユ様は、ヒロイン。
「あのアレクシス様が、個人的に令嬢へ関わるなんて……」
今日まで、一度も見たことがなかった。
「もう、十分いい雰囲気だったものね……」
私には、どうすることもできない。
そもそも、しがない子爵令嬢だもの。
アレクシス様と親しくなるだなんて、おこがましい。
「イベントなんて、見たくないな……」
これからも、あんな仲よさげな光景を見なければならないのだろうか。
「……近づかなければいいのよ」
そうだ。
なるべく二人には近づかず、静かに学園生活を送ろう。
イベントは、私のいないところで起きてください。
「うん。それでいい」
そう決めた。
ところが。
「ロザリー様、昨日の授業のノートを見せてもらえない?」
翌日、ミレイユ様は私の机の前に立っていた。
「昨日、医務室で休んでいたから、授業を受けられなくて」
なぜ、私なのだろう。
特に仲がいいわけでもないのに。
たまたま席が近かったからだろうか。
私は自分のノートを差し出した。
「どうぞ」
「ありがとう! ロザリー様って優しいのね!」
ミレイユ様は嬉しそうにノートを胸へ抱いた。
それだけなら、よかった。
その翌週。
魔法薬学の実習中、ミレイユ様は配合する薬草を間違えた。
桃色の煙が噴き出し、それを吸い込んだ彼女は頬を赤く染め、隣の班にいたセドリック・モロー侯爵令息へしなだれかかった。
「何だか……体が熱いの……」
学年一の秀才として知られるセドリック様が、珍しく動揺した顔でミレイユ様を抱き留める。
周囲から黄色い声が上がった。
直後、頭の中で明るい音楽が鳴る。
【スチルイベント『とろける魔法薬』が発生しました!】
セドリック様は、ミレイユ様を抱えて医務室へ向かった。
その間、同じ班だった私は、教師の指示に従って失敗した魔法薬を処分し、汚れた器具を洗い、足りなくなった材料を準備し直した。
さらに、その翌週。
ミレイユ様は昼食のスープを、隣に座っていた男子生徒の制服へこぼした。
「失敗しちゃった。えへへ」
ミレイユ様は、自分の頭を軽くこつんと叩いた。
「本当にミレイユ様は仕方がないな」
「でも、そこがかわいいよね」
周囲の生徒たちは笑っている。
「ご、ごめんなさい! 替えの上着を取りに行くのを手伝います!」
ミレイユ様は制服を汚された男子生徒とともに、教室を出ていった。
【スチルイベント『制服を脱いで☆二人きり』が発生しました!】
残された私は、床にこぼれたスープを拭くため、また使用人を呼びに行った。
「な、なぜ……」
どうして、こんなことになっているのだろう。
ミレイユ様を助けたいわけではない。
けれど、放っておけば授業が進まず、教師や同じ班の生徒が困り、使用人の仕事まで増えてしまう。
結局、誰かが後始末をしなければならないのだ。
「その誰かが、たまたま私になっているだけよね……」
そう。
きっと偶然だ。
私は自分に言い聞かせた。
そのとき、遠くでアレクシス様がこちらを見ていたことに、私は気づかなかった。
ゲームの存在を知ってから、二週間が過ぎた。
意識して見てみると、ミレイユ様は驚くほど頻繁に騒動を起こしていた。
階段で靴が脱げ落ち、図書室では棚から大量の本を落とし、園芸実習では散水用の魔道具を暴走させる。
そのたびに甘いイベントが発生し、攻略対象の誰かが彼女を抱き留めたり、庇ったり、どこかへ連れていったりする。
そして、残されたものを片づけるのは、なぜかいつも私だった。
なるべく距離を取っているはずなのに、イベントは決まって私の目の前で起きる。
昼食の席を離しても隣の卓で。
移動教室への道を変えても、曲がった先の廊下で。
最近では、ミレイユ様の悲鳴を聞くだけで、反射的に布や箒の場所を探すようになってしまった。
けれど、考えてみれば、ゲームの存在を知る前からそうだったのだ。
ミレイユ様が何かをこぼせば布を取りに行き、物を落とせば拾い、授業を休めばノートを貸していた。
今まで、特に疑問にも思っていなかった。
いつの間にか、それが習慣になっていたのだ。
「……これ、ずっと続くの?」
そう意識してしまうと、急にしんどくなってきた。
イベントが起きるたびに後始末をするなんて、たまったものではない。
何とかして、巻き込まれずに済む方法はないのだろうか。
――そう思っていた。
その日の放課後。
図書室から寮へ戻る途中で、私はミレイユ様の声を耳にした。
「そんなの、困ります……」
校舎裏へ続く小径。
生垣の向こうに、ミレイユ様と一人の男子生徒がいる。
「あれは……騎士科のガレス様?」
ガレス様は木の幹へ片手をつき、ミレイユ様の行く手を塞いでいた。
「そんなに急がなくてもいいだろ」
「でも、寮へ戻らないと……」
「少しくらいいいじゃないか。君とは一度、ゆっくり話してみたかったんだ」
ガレス様が薄く笑った瞬間、また頭の中へ情報が流れ込んできた。
【ガレス・オルドー】
騎士科に在籍する上級生。
甘い言葉で令嬢や侍女を誘い、飽きれば捨てる女好き。
攻略対象ではない。
イベント『危険な誘惑』においてヒロインへ迫り、攻略対象に撃退されるための悪役。
「ええっ……」
確かに、あまりよい噂は聞かない方だったが、そんなことを繰り返していたなんて。
本来なら、ここで攻略対象の誰かが現れるらしい。
ミレイユ様を背中へ庇い、ガレス様を追い払う。
その後、二人の距離が急接近する。
「だ、大丈夫よね……」
これはゲームのイベントなのだ。
私が邪魔をしてはいけない。
そう思い、その場を離れようとした。
「君って、意外と男慣れしているよな」
足が止まった。
「この前も、ヴァルモン公爵令息に抱かれていただろう?」
「あれは、わたしが花瓶を倒してしまったから……」
「顔を赤くして、随分うれしそうに見えたけどな」
ガレス様の指が、ミレイユ様の頬へ触れた。
「やっ……」
ミレイユ様が身をよじる。
周囲には、誰もいない。
本当に、攻略対象が来るの?
もし、来なかったら?
「……うう」
私は二人へ向かって歩き出した。
やっぱり、見て見ぬふりなんてできない。
「何をなさっているのですか」
ガレス様とミレイユ様が、同時にこちらを見る。
「ロザリー様!」
ミレイユ様の顔が明るくなった。
ガレス様は、面倒そうに眉を寄せる。
「君には関係ないだろ」
「カロン男爵令嬢は、私のクラスメイトです。困っている方を見過ごす理由にはなりません」
「少し話をしていただけだ」
「でしたら、もう十分でしょう。彼女から手を離してください」
ガレス様が目を細める。
「断ったら?」
「先生をお呼びしましょうか」
しばらく、ガレス様は黙って私を見つめていた。
やがて、ミレイユ様の頬から手を離す。
「……興が冷めた」
吐き捨てるように言い、その場を立ち去った。
ミレイユ様は、すぐに私の側へ駆け寄ってきた。
「助かったわ、ロザリー様!」
「今後は、人けのない場所へ一人で来ない方がいいですよ」
「うん。気をつけるね」
軽い返事だった。
本当に分かっているのだろうか。
そもそも、なぜこのような場所へ一人で来たのだろう。
尋ねようかと思ったが、結局何も言えないまま、私はミレイユ様とともに寮へ戻った。
もう、これで関わることはないと思っていた。
けれど、その数日後。
「ちょっといいか?」
放課後、図書室を出たところで呼び止められた。
振り返り、ガレス様の姿を認めた瞬間、私は反射的に一歩下がった。
「今、急いでおりますので」
横を通り抜けようとすると、腕を掴まれた。
「少しくらい付き合えよ」
「は、離してください」
「そんなに固くならなくてもいいじゃないか」
ガレス様は楽しそうに笑っている。
「せっかくの楽しみを邪魔してくれたんだから、その埋め合わせくらいしてくれてもいいだろう?」
「だからといって、地味な私で埋め合わせようとしないでください!」
あ、私。
自分で言って、悲しくなってる……。
「君みたいな真面目な令嬢が、どんな顔をするのか興味があるんだ」
「興味を持たなくてけっこうです……!」
腕を引いたが、離してくれない。
人を呼ばなければと思うのに、喉が凍りついたように声が出なかった。
怖い。
私はミレイユ様ではない。
私を助けるためのイベントなんて、存在しないのに。
「顔が赤いな」
ガレス様が楽しそうに笑う。
「俺を意識しているのか?」
目の奥が熱くなった。
そのときだった。
「その手を離してください」
冷たい声が響き、ガレス様の手が止まった。
廊下の先に、アレクシス様が立っていた。
彼は鋭い目をガレス様へ向けたまま、ゆっくりとこちらへ歩いてくる。
「これは、公爵令息殿。少し令嬢と話していただけですよ」
「彼女は話を望んでいません」
「照れているだけでしょう」
「怯えているのと、照れているのとの違いも分からないのですか」
アレクシス様の目が、さらに鋭くなる。
ガレス様は、ようやく私の腕を離した。
アレクシス様はそのまま私の前へ立ち、ガレス様との間を遮った。
「今後、彼女へ近づかないでください」
「随分と肩を持つのですね」
「騎士を志す者が、拒む相手の腕を力で押さえる。その行いを見過ごせるはずがありません」
ガレス様は鼻を鳴らした。
「堅物が」
それだけ言い残し、廊下の向こうへ立ち去っていく。
姿が見えなくなった途端、膝から力が抜けそうになった。
「大丈夫ですか」
アレクシス様が振り返る。
「は、はい……」
答えながら、私は掴まれていた腕を押さえた。
アレクシス様の視線が、そこへ落ちる。
「腕は痛みますか」
「この程度なら、平気です……」
「念のため、医務室へ行きましょう」
「ですが……」
アレクシス様は私へ手を差し出しかけ、途中でその動きを止めた。
「私の腕につかまりますか」
「え?」
「こちらから触れるより、その方がよいでしょう」
胸の奥が、大きく鳴った。
「あ、ありがとうございます……」
私がおずおずと彼の腕へ手を添えると、アレクシス様は少しだけ表情を和らげた。
「間に合ってよかった」
心臓が、さらに強く鳴る。
こ、これって。
もしかして。
私にも――。
「きゃあああっ!」
廊下の向こうから、悲鳴が聞こえた。
私とアレクシス様が、同時に振り返る。
こちらへ走ってきたミレイユ様が、何もないところで盛大につまずいた。
体が宙へ浮く。
スカートが勢いよく頭の上までめくれ上がり、白い下着が廊下にいた全員の目にさらされた。
「……失敗しちゃった」
床へ転がったまま、ミレイユ様は自分の頭をこつんと叩いた。
めくれ上がったスカートを戻そうとはしない。
周囲の男子生徒が一斉に顔を赤らめる一方、女子生徒からは、なぜか楽しそうな悲鳴が上がった。
誰も助けようとしなかった。
……どうして?
どうして、誰もスカートを直してあげないの?
頭の中で、明るい音楽が鳴った。
【スチルイベント『大胆☆プリンセスの白い秘密』が発生しました!】
「……」
本当に何なの、このゲーム。
隣を見ると、アレクシス様は頬を赤くして顔を背けていた。
耳まで真っ赤になっている。
……かわいい。
一瞬そう思ってから、私は慌てて首を振った。
私は近くにいた女子生徒から上着を借りると、ミレイユ様の元へ駆け寄った。
めくれ上がったスカートを元へ戻し、上着を膝へ掛ける。
「ミレイユ様、立てますか?」
「ありがとう、ロザリー様! やっぱり優しいのね」
「……まず、転んだときにはスカートを押さえてください」
「えへへ。次から気をつけるね」
本当に、分かっているの?
この学園で。
この意味不明なゲーム世界で。
私は無事、卒業できるのだろうか。
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