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名前変更


阿久津 蓮 → 小清水 蓮


佐藤が5番なのに阿久津が4番は1、2、3が思いつかないので……


入学式から1週間経った。

この頃になると自然とつるむグループは決まってくる。


「朋美の髪ってめっちゃ綺麗だよな、ツヤツヤ」


小清水 蓮


俺より少し背が高く、こい茶髪のショートヘア、明るい性格で席も前後なので入学式で話してから仲良くしている。見た目は素直にかっこいいと思う。


「触るな蓮、お前のケアが甘いだけだ」


酒々(しすい) 朋美(ともみ)

腰の辺りまで伸ばした黒髪はとても美しく、スマートな顔立ちも相まって、髪が長いのにとても男前に見える。身長も俺と同じくらいで細いのにとっても筋肉質で、美という漢字がとても似合う。

その目立つ見た目から蓮と一緒に声をかけに行き仲良くなった。

後ちょっとナルシスト


俺は基本このふたりとつるんでいる。


「俺は、恵の髪の方が羨ましい、質感がそもそも違う、どんなケアしてるんだ?」


「確かに恵も綺麗にしてるよな」


「フッ、モテるための努力を怠らなかっただけさ、そもそも接点がないから結果もクソもないけどな」


共学ではあるのだが、女子の教室は別の塔であり、授業も共に扱うものが無いため、本当に接点がない。


「だからこその今日じゃないか!」


蓮が興奮気味に言う。


そう、今日は放課後に部活動の紹介がある。

部活となれば塔が違おうと関係ない。


しかし俺はあまり部活動に対して乗り気では無い、確かに友と共に競い合う運動部や技術を磨いていく茶道部などは青春の醍醐味とも言えるだろう。実際中学の頃は運動部だった。

だが男として生きる最後の3年間、休日も拘束される部活動というものに魅力を感じない。


「なんの部活に入ろうと思ってんだ?」


「俺は見てから決めようかな」


恐らく割と激しめな喧嘩をしていたであろう蓮、中学で部活に入っていたとは思えない。


「俺は弓道部だな、俺が映える」


キリッ


「「……」」


「…恵は?」


「ん〜俺はいいかな、休日は遊びたいし」


とりあえずは帰宅部志望


「え?でもこの学校、部活強制だぜ?」


「へ?」


へ?


「バイト可の代わりに部活は強制、知らなかったのか?」


衝撃の事実に硬直しているとチャイムがなる

午後の授業が始まった。


授業中、部活動一覧の紙とにらめっこしながら頭を働かせる。


考えろ恵、運動部は論外、かと言って茶道部にもめぼしいものはない、この中から最適解を……


上から下へと巡らせていると、右下に目が止まった。


ボランティア部…


放課後、俺は一人でボランティア部の部室へと向かった。基本体育館で部活動の勧誘が行われるが、ボランティア部だけ部室へ直接集合だった。


月に一度あるボランティアに1年のうち2回参加すればokの部活、これしかないだろ!例え女子との接点がなかろうと2回参加してしまえば自由というこのゆるさ!魅力を感じずには居られない。


「失礼しまーす!」


浮き足立ちながらも扉を叩く。


「あっ!佐藤くん!」


そこには霧島先生と


「……」


こちらに目もくれず本を読んでいる女子生徒と


「おー、金髪同じじゃん」


ギャルがいた

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