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幸せへの選択を  作者: サカのうえ
第四章「笑顔のために」
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第三十五話 情報の質と量

 ユフィルム家本邸の玄関で靴を脱いでそのままラサスとメイドや執事に着いて行ったフラブとサヤ。内部も洋風な城で広々としていて、他の執事やメイドとすれ違いながらも目的地に着いた。


 書庫は1つの別邸と勘違いしてしまう程に天井も広く沢山の本棚にびっしりと本が入っていた。


「凄い……」


 辺りを見渡し驚いてそう言葉を溢してしまう程の壮観さでフラブは呆然としている。


「情報の量が取り柄だからね。今回は貸切だし、知りたい情報があるかは別だけど無かったら僕の最適性魔法を使ってでも手に入れるよ」


 ラサスは悠々と左手側に居るフラブを見てそう伝えるがサヤは既に本を片っ端から確認していた。


「そこまでしてくれる理由は無いだろう。恩を売るという算段か?」


 フラブは無表情で少し疑うような目つきでラサスを見るも、そのラサスは優しく微笑んでいた。


「別に恩を売るためじゃないよ。困ってる女の子と死ぬかもしれない少女を見て見ぬふり出来ないだけ」


 それにフラブはラサスを見ながら驚きを隠せずに少し目を見開く。


「……そうか、すまない。確かにその言葉に嘘はない……」


「君に手を出したら死ぬと同義だからね。情報の物置きみたいなものだから探すのは大変だと思うけど頑張って」


 優しい表情でそう言うラサスは背後にあるドアから書庫を後にした。


 1つ1つの本棚の大きさと数の多さにフラブは悩むも取り敢えずでサヤの方に向かった。サヤは真剣な表情で1冊ずつ確認しては閉じて仕舞いを繰り返していた。


「サヤさん、私は奥から見て行きますね」


 いつに増しても真剣なフラブはサヤの左横で立ち止まりサヤを見上げて言い。それにサヤはフラブの方を見て優しく微笑んだ。


「うん、互いに頑張ろ!」


 元気良くそう言って直ぐ様に元の工程に戻り、フラブはサヤを通り過ぎて1番奥の左側から見始めた。


 それでもフラブの前には予想外に立てられていた壁が立ちはだかる。ーー1番上の本棚の列に手が届かなかった、いや1番上から2番目の列にも手が届かない。


「あ、え……? 嘘だろう……」


 驚き困惑するようにも真剣な表情で腕を組んで右手を顎に当てて考え始めた。


「頼れる人は……カケイ、カミサキさん、キュサと……あとは……あとは……獣魔物……?」


 届かずに困惑していたフラブだが、急に背後から肩を叩かれてフラブは腕を下ろして振り返る。


「やっぱり困ってた? 高いから届かないでしょ?」


 見守るように優しい表情を浮かべているサヤが居て、それにフラブは救世主を見つけたような尊敬の目でサヤを見る。


「はい。浮遊魔法を使えば届くと思いますが…魔力の消費量から見ても非効率ですので困ってました」


「そう! なら下から3段までの本をお願いしていい? それから上は私がやるから!」


 笑顔でそう言うサヤにフラブは更に憧れの眼差しを向けた。


「ありがとうございます!」


 フラブの言葉に安心してサヤは元居た本棚の前に歩いて戻った。フラブは右膝を地面につけてで1番下の段の1番左にある本を手に取り内容を確認する。


「魔力の色……? 変な本だな……」


 それでも一通り読み始める。表紙で内容を分かる事が出来れば良いのだが溢れた情報の物置きという書庫なので表紙も全て同じ。


「魔力にはそれぞれ色があって……? 魔法や人で変わる……まず魔力に色ってなんだよ」


 呆れるようにそう言葉を溢して本を元の位置に仕舞い横の本を取って開く。


「魔法入門、生活実用編……か」


 フラブは興味本位でページを捲る。内容は転移魔法や清浄魔法、浮遊魔法や収納魔法などの便利さと習得のコツが詳しく書かれていた。


「清浄魔法……」


 フラブはふと疑問に思い、簡素な動きやすいズボンのポケットから小型魔力通信機を取り出して右耳に着けてアリマに通信する。


「何だ? フラブ君」


 アリマは少し心配そうな口調で問い、フラブは清浄魔法が書かれているページを真剣な表情で見つめる。


「コヨリちゃんたちに掛けられた魔法、清浄魔法の応用で出来ませんかね? 浄化魔法とかは自分に良く使って汚れを落としたりしますが応用は効くと思うんです」


「其れは既にサヤの弟のサクヤと妹が来て試したと聞いた。だが応用に応用を重ねれば効く可能性は充分にあるだろう。そうやって魔法は種類が増えているからな」


「そうですか……アリマさんは今何を?」


「ああ、余は仕事の書類をコクツ君に取りに行かせて捕まえたアオトという処刑課の者の処遇を考えている」


「そう言えば居ましたね。そんな人」


「ああ。面白い事に髪色と目の色が気になって調べたところアオト君は、君の母親ミハさんの家系の分家の更に枝分かれした家の子でな。君の遠縁の親戚みたいなものだった」


「……え?」


 アリマからさらっと言われた情報にフラブは困惑して手を滑らせて本を落とす。


「君の母親さんの実家のナイバ家はまぁ有名な家でな。かなり礼節や格式に拘ってるらしいから利用出来る所は利用するしか手は無いだろう」


 そう言うアリマは口調からも分かる程にかなり上機嫌で、対にフラブの表情は少し曇りつつも本を拾って軽く優しく埃を払う。


「….…アリマさん、まさか相手は処刑課と言えど拷問とかしてませんよね?」


「あ、ああ。していない。安心しろ」


 恐る恐る問うフラブにアリマは焦り気味で分かりやすく答え、フラブは案の定嘘だと確信して呆れるような表情を浮かべる。


「アリマさん? 成る可く情報は欲しい状況ですが拷問は乱暴な手段でしょう? 催眠で吐かせた方が血も付着しませんし後味を堪能出来ると思いますよ」


「は……? そこか……?」


「……え? はい……そこですが……催眠は平和的な手段で容易に用いれるでしょう?」


「君なら吐かせる事そのものを止めると思ったんだが君の返答は予想の斜め上を更に外れるな……」


「遠くの親戚であろうと敵に変わりはありませんし、情報なら成る可く多く吐いてくれた方が今は助かるので仕方ないですよ」


 フラブの冷徹な言葉にアリマは反論する言葉を持てずに無言が続いた。


「君は……否、何でもない。引き続き情報を探してくれ」


 困惑が混ざっているアリマは通信を切り、フラブは右耳に着けたまま本を開いて再び読み始める。


「可能性はある、か……」


 フラブは本を取って左手に持ったまま右横にある次の本を取り出す。


 その本を開くと1ページ目に「魔兵士譚の必勝法!ーこれで貴方もプロになれるー」書かれていてフラブは興味本位でページを捲る。

 内容は魔兵士譚のルールや専門的な用語がずらっと書かれていて、フラブは直ぐ様に本を閉じた。


「……種類別で整理をしてないのか……」


 そしてその本を元の位置に仕舞って右横にある次の本を取りして開く。


「……禁術の入門『魔術師編』……なんて本を魔兵士譚の横に置いているんだ……」


 呆れて言葉を溢すフラブだがその内容を気に留めて本を開いた。


「禁術の可能性はある……それに……お兄様たちがコヨリちゃんとキヨリちゃんに魔法を掛けたとは限らなくないか……?」


 ー お兄様の脅しがハッタリの可能性は否めないだろう……本当の可能性は高いが確実性が無い……


 フラブは真剣にそう考えながら少し曇った表情で本の内容を読み始めてページを捲る。


 禁書は禁じられた魔法、つまり魔術1つ1つの概要を重点的に詳しく載っている本。調べる事も見る事さえ禁じられているはずの本だった。


「分離魔法……? 人の魂を2つに分離する……私の中の化け物……」


 フラブは内容を気に留めるも直ぐ様ページをとばして他の魔術を確認する。


「死者蘇生魔法……大抵失敗して自我がない人的兵器になる……確かに皆んなが求める割に秩序が崩壊する危険な魔法だな……」


 気になる内容しかないのだが、フラブは目的のページがないかページをとばして確認する。


「……載ってない、か……」


 悲しそうな表情を浮かべて言葉を溢し、その本を元の位置に仕舞う。


 それから1時間引き続き調べたが情報の量も相まって見つける事はできなかった。


「難しいな……4台目まで調べて可能性止まりの情報が見当たらない…」


 フラブは左腕に抱えている本2冊に目線を置いて悲しそうに言うと背後から優しく肩を叩かれた。振り返ると5冊の本を腕に抱えたサヤが居た。


「見つかった? フラブさん」


 優しい表情で問うサヤにフラブは少し悲しそうな表情を浮かべる。


「確実性がある本は上手く見つかりませんでした。サヤさんは?」


「私は可能性がある本を4冊と、もっと可能性が大きい本が1冊! 量が多いから大変だよね!」


 その元気あるサヤの言葉にフラブは驚いて目を見開くも直ぐに真剣な表情を浮かべた。


「はい。休憩を含めて情報交換でもしますか? 机も椅子も無いので休めるか分かりませんが…」


「あり! 地面にでも座ろ!」


 サヤは優しい表情で元気良く言ってその場に座り、フラブもサヤと向かい合うようにその場で座った。


「まず私から! コヨリ達の姿から見てやっぱり呪い系統の魔術の可能性が高いという情報!」


「呪い……それより魔術、ですか……」


 フラブは腕を組んで右手を顎に当てて考え、サヤは1冊の本を開いてフラブの方に向ける。


「これ! 禁書からの情報なんだ! 解き方とかよく分からないけど限りなく可能性が高い情報だと思う!」


「……すみません、少しカミサキさんに通信して聞いてみてもいいですか?」


「いいよ! てか是非お願い!」


 フラブはそう言って右耳に着けてる小型魔力通信機でカミサキに通信をかける。


「フラブ? フラブ久しぶりに話すわね!」


 カミサキは分かりやすく上機嫌で明るい声色でそう言い、それにフラブは優しい表情を浮かべる。


「はい。久しぶりですね、カミサキさん。早速本題に入ります……コヨリちゃんとキヨリちゃんが寝たきりなのは分かりますか?」


「……ええ。分かるわ」


 カミサキは少し声色が暗くなり微かに深刻そうな空気が流れる。


「それで私とサヤさんでユフィルム家の書庫に来ているんです」


「……え? ユフィルム家に行ったの!? ラサスに何かされてない?」


 カミサキは驚いて少し大声で焦りつつ問うも、それにフラブは優しく微笑む。


「大丈夫ですよ。それより本題ですが呪い系統の魔術についての話を聞きたくて……」


 フラブは確認をとるように恐る恐るカミサキに問うと3秒ほど無言が続いた。


「……呪い系統ね。私に聞くってことは確信に近いということかしら?」


「はい。サヤさんが見つけてくれた情報で……もし合ってしまっていたら容態がかなり深刻なんです」


 フラブは真剣な表情を浮かべながらそう言い、サヤはフラブに本のページを見せる。


「呪い系統の魔術を解く……前の当主のアサヒト様は得意としていたらしいけど常人には到底不可能に近い。回復魔法とかは試した?」


「アリマさんが癒厄華を使用しても効かずで……浄化魔法もサヤさんの弟さんと妹さんが試しても効かなかったらしいです」


「そう……本当にかなり深刻そうね。呪いなんてかける集団は見当ついてしまう。……私も調べてみて何か分かれば通信を掛けるわ。だけど私は保険としての呪いをかけた人を調べるだけ。期待しないで」


「……分かりました、ありがとうございます。引き続き探します」


 カミサキの真剣な声色の言葉にフラブは深刻そうな表情を浮かべて通信を切り、サヤの方を見る。


「どうだった? カミサキ姉は何か知ってた?」


 サヤは興味津々でフラブに問うも、フラブは軽く首を横に振る。


「……ですが呪い系統の可能性はかなり高まったかもしれません。今もコヨリちゃんたちは苦しんで……」


「こら! 悪い方に考えない!」


 サヤの明るい言葉にフラブは驚くように少し目を見開いてサヤを見る。


「悪い方に考えたらキリがないでしょ! 最悪の想像はどうしようもなくなった時にしか駄目だよ!」


 サヤは優しい表情でそう言い、その言葉にフラブは少し表情が晴れて決心した表情を浮かべる。


「すみません。そうですよね……頑張ります。コヨリちゃんとキヨリちゃんと皆んなで笑って過ごすために」


「そうだね! 頑張ろう!」


 そうして2人は再び情報を探し始めた。だが量も相まって5分の1を探し尽くせた時間が5時間という頭がおかしい時間。


 外は既に暗くなってきていて目と文字と向き合った頭の疲労が襲ってきた。


「……っもう少し……」


 フラブは真剣な表情で苦しそうに溢して本を仕舞っては隣の本を取って開いてを繰り返していた。


「サヤさんが私を誘った理由が良く分かる……1人では時間がいくらあっても足りないな……」


 フラブは辺りを見渡して疲れたように言葉を溢すと再び本に目線を置いて開く。


「野菜料理の入門……? 気になるが今は違う……」


 それでも本を閉じて元の位置に戻し、右隣の本を手に取って開く。


「今度は健康な生活のコツ……少しくらい纏めて整理してくれ……」


 呆れが混ざるも再び本を閉じて元の位置に戻して2段目の1番左側の本を取る。


「歴史学……何故地味に気になる情報しかないんだ……」


 本を閉じて疲れたように深く溜め息を溢して右手で右目を優しく擦る。

 フラブがそう言葉を溢すとサヤがフラブの右横に来てフラブの背中に軽く手を置いた。


「大丈夫? 疲れたよね! 見つかるまで貸し切ってくれるらしいし今日はもう休もう!」


 サヤは優しい表情でフラブに問い、フラブはサヤを見ると安心感で力が抜けて後ろに倒れる。間一髪でサヤが左腕をフラブの背中に回して受け止め、心配そうな目でフラブを見る。


「本当に大丈夫? 無理してない?」


「ん……もう……少し……」


 フラブは安心感からそのまま視界が遠くなって目を瞑って眠りに入った。フラブは文字を見たり書いたりすることに慣れていないため、直ぐに目には限界がくるのだろう。


「無理させちゃったか……」


 サヤは優しい表情でそう言い、転移魔法で最初に自身の別邸のコヨリ達が寝てる部屋に転移した。


「少し待っててね、ラサスさんに言ってくるから」


 優しい声色でそう言って襖から見て左側の壁に凭れさせるようにフラブを座らせて、転移魔法で颯爽とその場を後にした。


 コヨリとキヨリは苦しむ素振りもせず痛々しい姿で寝たきりだった。そのベッドの間にある机にキュサが座って目を瞑りって眠っていた。


 20秒ほど経過するとサヤが戻ってきてフラブを軽々と優しく抱き上げる。


「無理させたのは反省か……まぁ謝るより頑張ってくれた事を褒めるのが先だよね!」


 サヤはそう独り言を言い、再び転移魔法を使用して本邸のアリマの執務室へ転移した。アリマは机に向かい合って書類を片付けていてポニーテールの姿だった。


「当主さん、お疲れ様!」


 サヤが優しい表情でアリマを見てそう言うと、アリマは冷静にサヤの方を見る。


「終わったのか?」


 アリマはそう言って書類を左側に纏めて立ち上がりサヤの方に歩き出す。


「なんとまだ5分の1くらい! フラブさんが疲れて眠ったから預けに来ただけ! 当主さんは自分の便利屋やってないの?」


 サヤは笑顔で元気良く問い、それにアリマは無表情でサヤの前で立ち止まる。


「ある程度終わらせて暇だったからな。処刑課の者は殺し屋の者に見張らせている。捕虜には捕虜をだ」


「そっか! そういえば前から思ってたんだけど髪型を変えるのどうして?」


「ああ、此れは使い分けているんだ。書類業務なら邪魔にならないだろうと上に、人や魔物と戦うかも知れない時は動きやすいよう下にしている」


 淡々とそう説明するアリマをサヤは通り越して右側のソファーにフラブを横たわらせる。


「でもそろそろ冬でしょ? 髪結ぶのって寒いときかなり抵抗ない?」


 サヤはフラブの寝顔に優しく微笑みながら問い、アリマはソファーの前に来てフラブの横で屈んだ。


「確かにあるが寒さはある程度無視出来る。余の家に炬燵を新調しようと悩んでいるんだが置き場所を考えたら難しいんだ」


「え? それ本当? ここ炬燵ないし私も行く! 沢山みかんとか和菓子とか準備してて!」


 サヤは明るい表情でアリマを見て言い、アリマは見守るようにフラブを見ながら優しく微笑んだ。


「分かった。炬燵は階段下の広い間にでも置こう」


「うん! あ、待って! 当主さんの家って雪降る?」


「沢山降る。寒さと邪魔で毎年大変なんだ」


「そっか! それなら良かった! ーー皆んなで雪合戦だね!」


「余は遠慮しようか。余がやれば雪でも死人が出るからな」


 優しい表情を浮かべながら見守るようにフラブを見るアリマ。それにもサヤは楽しそうに微笑んで手を後ろで組んだ。


「確かにありえる話! でも駄目! 皆んなでやるから楽しいんだ、雪合戦は!」


「……そうか。其れなら余は其の日までに加減を覚えておく。フラブ君が寝てる。故に話は此処までにしよう」


 優しい声色でアリマがそう言うとサヤは微笑んで頷き転移魔法で颯爽とその場を後にした。


「君は辛くとも言わず、泣く事もなくなってしまったな……人の事を言えないぞ、フラブ君」


 アリマは語りかけるように独り言を言い、立ち上がって机に戻る。フラブはぐっすり眠っている割には時々うなされて苦しそうにしていた。

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