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第63話 祝福

 海野と梶の出会いは、彼らが小学一年生の頃の四月にまでさかのぼる。

 出会った場所は学校ではなく、市内にあった将棋クラブだった。


 お互い『考える能力を養う』ため、『集中力を上げる』ためという理由で、それぞれの両親に通わされた習いごとだった。

 なので本人も両親も、そこまで競技性を高めるつもりはまるでなかった。

 しかし二人はまさしく天賦と言えるくらいの飲み込みと頭の回転の速さで、メキメキ実力を身に着けていった。


 その成長速度は、通い始めてから半年も経てば小学四年生といい勝負を繰り広げて勝てるようになれたくらいだったという。

 また、二人の間にライバル意識が芽生えてきたのも、ちょうどこの辺りからである。


 クラブに所属してから一年、両者が小学二年生になったころ、クラブのトップ2の実力者として、県内の将棋大会に当然の如く参加することになった。

 そこでも二人は持ち前の智慧を発揮して連勝を続け、まさかの決勝戦で相対すこととなった。


 この時、海野には負けられない理由が二つあった。

 一つはより将来を見据えて、今年の夏には将棋クラブから塾に習い事を変えるので、ここが今までの活動の集大成になるため。

 もう一つは十束とつか貴史たかしの裁判で頑張っている父親を元気づけるためだ。


 そしていざ対局が始まると、ライバル同士、お互い隙を見せず一進一退の攻防が続く、静かで熱い戦いを繰り広げた。


 その結末は、梶の勝ちだった。


 海野の敗因は二歩――縦列に歩兵のコマを二つ置く将棋の禁じ手。大会ではこれをした瞬間即敗北になる――という、あまりにもあっけないものだった。


 しかし、これは決して海野が日和っていたからというわけでもない。何故なら梶が策略を仕組んでいたからだ。


 決勝戦になった途端、普段なら絶対着ないだろう女の子向けのアニメキャラクターがデカデカと描かれた服に着替えて席に付く。

 海野が考えている間に持ち駒とコンコンつついて小さな音を鳴らす。

 指し終えれば必ず『ふーん、それなんだ』と腑に落ちない様子でうなる。

 ……などなど、マナーのスレスレをゆく精神攻撃を仕掛け、海野を徹底的に動揺させたのである。


 当然海野は対局中にそれを指摘しようと思った。

 しかし審判が対局中にそれを指摘しなかったことからこれはルール上『許容範囲内』であると思ったし、『結局、子供同士のゲームですし……』と言われてどうとうもならないのが目に見えていたので、結局しなかった。


 そして海野は凡ミスで準決勝という名誉なのか不名誉なのかよくわからない結果を以て、この将棋クラブから退会した。

 

 この時、海野は梶に対して相当な憎悪を抱いたのだった。

 また同時に、大会内で散々な結果を残し、あれこれ言われたことから、彼の中で『目立ちたくない』という意識が生まれていた。


 なお、その後、梶はクラブ内で『海野はあの残念過ぎる敗退がトラウマになってやめたの』という噂を広めていたという。



 そして今、海野と梶は、将棋と実戦と、形式こそ大幅に異なるものの、再び対決することになった。


『六人まとめて蹴散らしてやるよ!』

 

 全高約二十五メートルのロボット【プロテクト・メサイア】の内部にいる梶は、それを操縦し、海野たち有原チームの六人へ、鋼鉄の右足を振る。


「三好さん、俺に続いて撃って! 【スコール・ガトリング】!」

「わかった! 【ルドラ・ブラスト】」


 海野は無数の水の弾丸を、三好は闇属性エネルギーをプロテクト・メサイアの足にぶつける。

 外装に多少の傷は付いた。だが、蹴り自体は全く止まらない。


「やっぱり駄目だ……! みんな、後ろへ避難だ!」


 海野の指示通り、有原チームは全速力で後ろへ走り、蹴りのリーチから逃れる。

 

 これにてプロテクト・メサイアの右足は何にも当たることなく、空へ振り上がった。


『だったら、次はこうだ!』

 

 プロテクト・メサイアはそこから右足を地面に叩きつける。

 その巨体と鋼鉄故の重量により、辺り一帯の地面が揺れる。


 この振動を受けた六人は体勢を崩しかけてふらつく。そこに梶は狙いを定めて左拳を突き出す。

 

 そこでいち早く体勢を立て直した飯尾は、

「これ以上好き勝手させるかこの昭和ロボットが! 【裂空脚】!」

 迫りくる拳に向かって飛び蹴りを繰り出す。


「ぐわぁぁぁっ!」

 そして相手の圧倒的なパワーに負けて、あえなく弾かれて吹っ飛ばされた。


「せめて他の誰かと合わせて行けよあの馬鹿!」


「じゃあ次はボクと三好さんが同時に行くよ!」


「なんか勝手に決められてる……ま、そのつもりだったからいいけど!」

 

 飯尾に続いて、武藤と三好も左拳めがけ跳躍し、


「【トゥアハ・グローリー】!」

「【ターンダヴァ・フューリー】!」

 

 片方は闇属性の連撃を、片方は光の剣撃を繰り出した。

 この二人ならば傷つけられるところまでは出来た。だがそれ以上が叶わず、二人は左拳に弾き飛ばされた。


「ごめん飯尾、あの様子じゃたぶん三人でも駄目だった……」


 それから海野は側にまだ内梨と松永がいることを確認して、踵を返す。

「ここも一旦逃げるしか無い! 二人とも、俺に掴まってくれ!」

 

「は、はい……!」

「……」


 二人が自分の服の袖を掴んだ後、

「【ウェーブ・ライド】!」

 海野は足元に波を作り出し、二人とともにさらに後ろへ逃げ、文字通りの鉄拳を避けた。


 梶がプロテクト・メサイアを制作・搭乗して以降、このチームバトルはあからさまに石野谷一味が優勢となった。


「いいぞいけーっ! そのままエスティナの仇を取っちまえ梶ー!」

「いけー、やれー!」

 これにファムニカ王国軍は、特に王族兄妹は激しく喜んでいた。


 その軍の中で、この争いの原因となったフラジュは、兵士に扮したルヴィタと共にほくそ笑んでいる。


「……どうです、私の占いどおりになりましたでしょう?」


「ええ、最高の結果でございますよ……そのまま潰し合いなさい、吾輩の地位と財産を奪ったことを後悔するのですよ!」


「その意気です。その恨みが私たちの幸せを呼ぶのです……」


 内梨・松永と一緒に波に乗った海野は、その勢いのまま、先に吹っ飛ばされた三人の元へ集まる。


「【アルフヘイム・ブレッシング】!」


 内梨が呼んだ妖精がその三人を回復させている間、海野は一同にこう語る。


「まぁ、この通りあのロボットに飲まれつつあるが、それなりにわかってきたことがいくつかある。もちろん、弱点とかも」


「ど、どんなのがあるのでしょうか?」


「いい質問ですね、内梨さん」


 そこから海野は自分が見つけた、梶の搭乗機――【プロテクト・メサイア】の弱点を仲間に話した。


 発見された弱点は全部で三つ。

 一、プロテクト・メサイアは巨体と重量故に、機敏かつ精密に動くことは出来ない。

 二、梶のジョブが【祈祷師】であるので、あの体格的に有効活用できそうな攻撃系のスキルは使えない。

 三、プロテクト・メサイアに搭乗している間、仲間に回復・バフ魔法を使えない(これは【祈祷師】として最高の防具を身に着けているにも関わらず、最初からこれを使わなかったことからの考察である)


「なるほど! あんだけ硬くてパワーがあるから無敵とか思ったけど、三つも弱点あるんだな!」

 と、飯尾は彼らしく大声で感嘆した。


 すると遠くにいながらもそれを聞いた梶は六人へ歩みながら、

『いいや、違うね隆景!』


「盗み聞きすんなテメー!」

「そしてこれのどこが違うんだ! ごまかそうったって俺の目はごまかせないぞ!」


 飯尾と海野がそう言うと、梶はキレながらも親切にその『あと一つの弱点』を教える。


『あと一つ! わかりやすい弱点があるだろうがよ! みんなの【神寵】は太陽神なのに、俺の神寵は【ヘファイストス】(※ギリシャ神話の『鍛冶』の神)だっていう、俺だけ一人仲間外れになってるってことがよ!』


「「どうでもいいだろそんなこと!」」

 と、二人は奇跡的に息を揃えてツッコんだ。


「や、やっぱりこういうときだと仲良しですね……護さん、隆景さん」


「それこそどうでもいいと思うよ、内梨ちゃん? てか海野さん、早く梶さんをなんとかしたほうがいいんじゃない!?」


「そうだね三好さん……さて、続いては梶の倒し方について教える」

 

 梶の倒し方。そのワードを出したことにより一気に自信へ注目する仲間たちへ、海野は一言。

「『俺の最強の魔法を奴にぶち当てる』。それだけだ」


「えっ!? それだけ!? なーんだ、それなら早く教えてよ、というより、やってよ海野さーん!?」

 と、気楽な様子で言う武藤に対して、海野は首をゆっくりと横に振る。

「そうもいかないんだこれは。なんせこれは、発動までに三分のチャージ時間を要する隙の大きい技だ。しかも外せば、俺の神寵【クトゥルフ】特有の反動が生じる。闇雲には使えないんだよ」


 そして一同は沈黙する。拳一発を防ぐことすらままならないというのに、それを三分続けなければならないと宣告されれば、不安に駆られるのは致し方ないのだ。


 しかし、飯尾は「そうか」と相槌を打った後、こちらへ迫るプロテクト・メサイアの方を向く。


「要するに、三分お前を守り抜けばいいんだろ?」


「そうだが……できるのか? 特にお前、さっきからアイツにピンポン玉みたいに弾かれまくってるんだぞ?」


「だったら、お前なんか別の作戦とかあるのか?」


「……今はない」


「だったら三分耐え抜くしか無いだろ! やることは一つしか無いのにウダウダ言ってちゃ勝てる戦いも勝てないくらい、お前でもわかってるだろ!?」


「ああ……そうだな、ごめん飯尾、お前以上に馬鹿なこと言って」


「わかればいい。よし、じゃあ、できれば巻いて溜めてくれよ、海野!」


(あれ、今、海野さん、また飯尾さんをしれっと馬鹿にしてたような……?)

 と、三好が思う中、飯尾は振り返って、他の四人にこう訴える。


「ようしお前ら、全力出して奴を海野に近づけさせるなよ!」


「「「おー!!!」」」「……」

 

 海野は魔導書に手を添え、魔力を集中させ、己の最強スキルの力を溜める。

 そして自分たちの唯一の勝機を守るべく、飯尾たち五人は海野に背を向け、プロテクト・メサイアに立ち向かう。


『やめときなお前ら。このプロテクト・メサイアは気合なんかじゃ止められないんだから』


 その梶の言葉を、飯尾は真っ先に否定する。

「うるせぇ! 何もかもやってみなきゃわかんねぇだろうがぁぁぁッ!」


『度し難いなこの馬鹿はぁぁぁッ!』

 

 梶は狙いをまず飯尾に定め、彼めがけプロテクト・メサイアで右正拳突きを放つ。


「飯尾さん! ここはボクにまかせて……」


「いいや、ここだけは俺にやらせてくれ武藤さん!」


 飯尾は迫りくるプロテクト・メサイアの右拳に臆さず向き合いつつ、右拳を引いて力を溜めて、

「【剛衝拳】!」

 相手の巨大な右拳が激突する寸前、自分の右拳を思い切りぶつける。


「うごぉぉぉぉ! 重てぇぇぇ!」


 飯尾は右拳からその重みと衝撃を受け、全身から軋むような間隔を感じながら、足元の大地を自ずと削りながら、徐々に後退りしていく。


「けど、負けねぇぇぇ!」


 しかし飯尾は燃えたぎる闘志でプロテクト・メサイアの右拳を押し返し続け、その勢いを止めた。


「お疲れ様です護さん、【ライフ・ミラクル】!」

 

 親友の内梨の回復を受けつつ、飯尾はプロテクト・メサイアの内部にいる梶へ言い放つ。

「おら……気合で止められるじゃねえかよ!」


『たった一度の成功で調子に乗るんじゃない、まだ三十秒しか経ってないことも忘れるな!』


「もう三十秒も経ったの言い間違いだろそれェ!」


 たった一度とは言え、プロテクト・メサイアの攻撃を神寵未覚醒の飯尾に止められたのは紛れもない事実。

 それを反省した梶はより集中してプロテクト・メサイアを操作し、より苛烈に攻めかかった。しかし、


「神寵が使えない飯尾さんでもあれだけ健闘できた……でしたら私たちも、まだ諦めてはいけません!」

「アタシの闇属性エネルギーですら破壊できないとしても、せめて海野さんに繋げるんだ!」

「うりゃー! 海野さんは絶対やられさせないぞー!」


 しかし、海野による数分後の勝利を信じ、有原チームは余る気力を振り絞った。

 それにより生まれた底力が、プロテクト・メサイアを翻弄し、梶を海野に近づけさせないようにした。


「お、おい……光。アレ、ヤバいと思わないか?」

「そうだね輝明……あの昇太があんなに手こずるなんて、あり得ないもんね」

「けど俺たちは『命令』されているんだぜ……『忠犬のようにここで待て』とな」

「忠犬のようにとは言ってなかったが、『待て』と強く言われたのは事実だ。だが、あのように攻めあぐねている時でもその約束を守らなければいけないのだろうか……」


 遠くにいる仲間四人が不安視する中、梶は、プロテクト・メサイアの周囲を動き回る飯尾たちへ尋ねる。


『お前ら、どうしてあの根暗で引っ込み思案で口の悪い奴の、胡散臭い策にそこまで本気になれるんだ!?』


「それは、海野さんを信じているからですよ!」と、内梨。


「有原さんの仲間だからだ! だからボクたちは戦うんだ!」と、武藤。


「仲間になってから間もないから言うことが薄いなぁ、武藤ちゃん……ま、かくいうアタシも海野さんを仲間として信じてから頑張れるとしか言えないけど」と、三好。


「……【遅鈍の結界】……」

 と、松永は相変わらず、スキル名以外のことは言わず、プロテクト・メサイアの足元に結界を張る。


 そして飯尾はプロテクト・メサイアの正面に立ち、堂々と言い放つ。

「確かにアイツはお前の言う通りの気に食わない性格してるけどよ、アイツはそれがあってもスゴイ仲間なんだよ! 信頼に足りるんだよ! お前こそ陰キャのくせに、久門ら陽キャに気に入られてるのと一緒だこの野郎!

 ……とにかく短く要約するとなぁ、お前に海野の願いを止めさせるわけにはいかねぇんだよ!」


「……飯尾、お前にしてはよく言ったな。だが悪い、すぐにそこどけろ」


 この時、海野たちが作戦を決行してから三分が経過していた。

 その海野は今、全身が膨大な魔力に覆われ、緑色の煌めきに包まれていた。


「おう……後はバッチリ決めてくれよ、海野!」


「任せてくれ」


 プロテクト・メサイアの周囲から仲間たちが離れたのをしかと確認してから、得物の魔導書を開く。その本は持ち主の魔力を受けて、ひとりでページを高速でめくらせる。


「『敵の心理を揺さぶること』と『敵の反撃を芽をすべて刈り取って圧倒すること』。お前はずっとその作戦が好きだったよな。今その無敵の鋼鉄ロボットに乗っているのもその一環だろ……?」


『何だ急に。僕のスタンスを馬鹿にしたいのか……?』


「いや違う。あん時からずっとされてきたお前の戦法をここで打ち破って、あの時のリベンジの実感をより強めたくてなぁ!」


 海野は魔導書を片手で天へ掲げ、頭上に一切の淀みしかない水の球を創り出す。


「さぁ、お前の常勝伝説はここで終わりだ。【ダコンの祝福】!」

 

 海野の詠唱の刹那、水の球から細い水流が放たれた。

 水流はまず海野の目先の地面に当たり、いともたやすくそこを貫く。

 そして水流はまるで紙を斬るかのように綺麗な切り込みを入れながら、梶へ、プロテクト・メサイアへと迫る。


『当たってたまるかこんなもの!』

 梶はプロテクト・メサイアを横へと動かす。


『当たってもらうぞこれくらい!』

 それに合わせて海野は水流をプロテクト・メサイアへの回避先へ補正する。


 そして水流は、プロテクト・メサイアの間近に迫った。その時……


「【金竜昇進こんりゅうしょうしん】!」

 

 大関が二人の間に高速移動し現れた。

 これに続いて、稲田が猛スピードで駆けて来た。桐本は逢坂に運ばれ飛んで来た。


『お前ら……! 休憩して待ってろって……!』


 四人は梶の注意を聞かず、食い気味になって言った

「すまない昇太! これはいくらお前でもまずいと思ってな!」

「馬鹿にするつもりはないんだけど、お前をここで失うわけにはいかないから!」

「安心しろ、休憩ならもう十分したからなああ!」

「この戦いを制すのは紛れもなく俺たちだ……だからこの攻撃、たとえ何をしてでも防がなければならないのだァァーッ!」


『全く……つらいなぁ、友情ってのは……!』

 

 そして海野の超高圧水流を間近にした四人は、

「【金竜怒闘こんりゅうどとう】!」

「【アドラ破砕脚】ッ!」

「【天津日あまつひまもり】!」

「オラオラオラオラーッ!」

 個々のスキルを繰り出し、それに立ち向かった。


 しかし四人は水流の驚異の威力に完膚なきままに破れ、豪快に弾き飛ばされた。


 そして宙を舞う最中、四人が見たのは、水流によって縦一線に両断され、そこからバラバラになって崩壊するプロテクト・メサイアの姿だった。


 それを離れた位置で取り囲む仲間たちが驚喜する中、

「リベンジ完了……かな」

 海野は片膝を突きつつ、口角を上げた。


 しかし海野はすぐに真顔に戻る。

 ――プロテクト・メサイアの残骸の一部がかすかに、めくれかけた瞬間を海野は決して見逃せなかった。


【完】

話末解説


■用語

【プロテクト・メサイア】

 全高:約30メートル

 重量:約85トン

 主要材質:神の鋼鉄

 主な武装:なし

 パイロット:かじ昇太しょうた


 梶が自分の神寵【ヘファイストス】の力で作り出した人型ロボット兵器。見た目は昭和の往年のロボットのように、丸みを帯びた部分が多い。

 特筆すべき点はその防御力。全身を構成するのは鍛冶の神の力で生み出された、この大陸のほとんどの物質を上回る硬度を持つ圧倒的練度の鋼鉄のため、他の神寵覚醒者ですら傷つけることは容易ではない。

 仮に傷つけられたとしても、梶が自身のスキルですぐに修復可能。

 戦闘では武装を持ち合わせていない都合上、普通の徒手空拳をメインとする。しかしこの巨体と硬度と重量から繰り出されるそれはただただ脅威である。

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