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ユグドラシルストーリー  作者: 森のうさぎ
19/19

第19話 ユグドラシル


飛空艇で共和国の首都を目指していた俺たち

アカネ姉さん、俺、ロディ、ノウラの四人だ。


空は紫に染まり、空間にヒビが入っている。

その隙間から大量の飛竜が沸いて出てくる。


ロディ

「まずは、お前らが無事でよかった」


アカネ

「ロディさん、この状況って……」


ノウラ

「わかんないから説明してもらっていい?」


ヒロト

「……」


ロディ

「ミスターKがユグドラシルを破壊した」


それがどういう意味なのか、俺にはわからなかった

アカネ姉さんも意味が解っていないらしい。


ロディ

「ユグドラシルはこの世界のバランスをとっている大樹。

 つまり、ユグドラシルがなくなれば世界はバランスを失うってことだ」


ノウラ

「それが世界が滅びることにつながるの?」


ロディ

「あぁ……見ろ、飛竜の大群がヒビから次々に出てくる」


この飛空艇からも見える。

灰色のドラゴンもどきが、大量にヒビから漏れるように出てきている。


ロディ

「ホワイトガーディアンズの全部隊に招集をかけた

 勝算は怪しいが、今、共和国に総攻撃をかけている」


アカネ

「戦争……ですか?」


ロディ

「そういうことに、なるな」


ノウラ

「世界の滅びを止める方法ないの?」


ロディは飛空艇の操縦をしながら答える。


ロディ

「見当もつかない、だがこのままだと飛竜に全て喰われちまう

 見ろ、首都の周辺の街だ」


飛空艇の窓から下をのぞき込むと、たくさんの飛竜が

人間を食べ、そして共和国のアーマーギアを襲っている。


各地では火や煙もあがり、ボロボロの状態だ。

ちょうど、共和国の首都の上空についたころ

飛竜たちが飛空艇にむかってくる。


その飛竜たちを飛空艇の大砲で撃ち落とすロディ。


ロディ

「ヒロト、済まないが……」


動きを止める飛空艇。


ヒロト

「あぁ、わかっている」


俺はそのまま甲板に出た

世界が滅びるかどうかは、正直俺には興味のない事だ……だが

アカネ姉さんが生きるこの世界、放っておくわけにはいかない。


ヒロト

「先に、いくぞ」


甲板まで追ってきたアカネ姉さんとノウラに告げると

俺は甲板から首都にむかって飛び降りた。


それと同時に、ノウラは甲板の上で変身したようだ。

落下してる最中に、雷の魔法が見えた。

おそらくエメラルダスだろう。


地上に落下中の俺は、剣を握りしめヴィントカイザーへと変身した。


ミスターK……と念じると、ユグドラシルの側に赤い光が見えた。

そこへ向かって降下する。


斧で斬られたように横転しているユグドラシルと黒いアーマーギアがいた。


黒いアーマーギアに全体重を乗せて剣で斬りかかる。

しかし、その一撃をハンマーで受け止める黒いアーマーギア。


ミスターK

「お前、どうしてここにおるんや!」


ヴィントカイザー

「その声、ミスターK! それはこっちの台詞だ!」


ミスターK

「はっは! このシュヴァルツハデスでユグドラシルをぶっ壊したんだよ」


ふと、足元をみるとそこには白く輝く巫女の結晶が転がっていた

その巫女の結晶の中に、赤髪のアカネ姉さんが映り、何かを叫んでいる。


シュヴァルツハデス

「世界が埋め尽くされる前に、お前をぶっ殺したるわ!」


シュヴァルツハデスのハンマーの振り回しが飛んでくる、しかし

盾で受け流す。


ヴィントカイザー

「こんなことのために、アカネ姉さんを苦しめてきたのかキサマは!

 お前の実の娘じゃないのか!?」


シュヴァルツハデス

「あんなん俺の所有物や、子供に人権なんてねぇ!

 親に説教たれてんじゃねぇぞガキ!」


折れたユグドラシルの前で、剣戟が繰り広げられる。

一撃、また一撃を盾で受け流しながら、スキをついて剣で斬りかかる。


ヴィントカイザー

「アカネ姉さんは、何年もお前の所為で苦しめられてきた。

 お前がまともな人間だったらこうもならなかっただろうに!」


シュヴァルツハデス

「知るかよ、ガキのことなんて!」


ヴィントカイザー

「この、バケモノがっ!! お前は動物未満だクソ野郎!」


大剣とハンマーがつばぜりあう。


シュヴァルツハデス

「ふん!」


大剣をハンマーで薙ぎ払われ、ハンマーが肩をかすめた

体に傷が入り、後方へ下がる俺。

にらみ合う二体のアーマーギア、滅びゆく世界。


そこへ駆けつけるヴァイスフローラ。


ヴァイスフローラ

「ヒール!」


俺の体が青い光につつまれ、傷ついた部分が再生していく。


ヴィントカイザー

「アカネ姉さん!」


ヴァイスフローラ

「ヒロト、お待たせ……!」


シュヴァルツハデス

「この声、アカネか!」


ヴァイスフローラ

「おとうさ……ミスターK」


黒いアーマーギア、シュヴァルツハデスは、地面にハンマーの柄を突き刺す。


シュヴァルツハデス

「まぁ、いい……アカネ風情がワシに勝てるはずがない

 すみっこでガタガタ震えてろ!」


ヴァイスフローラ

「私はもう、昔の私と違う!」


左腕にカタナを召喚し、構えをとるヴァイスフローラ。

そして剣を構える俺。


最初に俺から斬りかかるが、その一撃は軽く回避される。

その隙に、ヴァイスフローラは刀で斬りかかるが

手首をつかまれ、投げ飛ばされる。


シールドで体当たりをかける俺だったが、ミスターKも体当たりをかけてきた。


シュヴァルツハデス

「ワシに勝てると思うとるんか!」


ヴィントカイザー

「俺一人じゃ無理かもな、だが今は強くなったアカネ姉さんがいる!」


シュヴァルツハデス

「笑わすなや!」


やはりミスターKの方がパワーは上だった、シュヴァルツハデスは

片足でさらに踏み込んで俺を押し返した。


ハンマーの一撃が飛んでくる。

突風で邪魔できるか……!?


間一髪、突風でミスターKが煽られている隙に、一撃を回避する。


シュヴァルツハデス

「ちょこまかと、うざいなぁ!」


ふと、ヴァイスフローラの方を見ると、何か呪文を詠唱している。

それに気づいたミスターKは、ヴァイスフローラにハンマーで殴りかかる。


その一撃をヴィントカイザーの盾で防ぐが、受け流しきれなかったので

衝撃がヴィントカイザーに入り、蹴りを受けて弾き飛ばされる。


ヴァイスフローラ

「グラビティ……きゃぁっ!」


詠唱が終わる前に、ミスターKに顔面を殴られるヴァイスフローラ。

吹き飛ばされたあと、上から踏みつけられる。


シュヴァルツハデス

「……くたばれやぁ!」


思い切りハンマーを振りかぶるミスターK。

その一撃を数十本の剣を風の中から生み出して飛ばし、妨害する。


ヴィントカイザー

「アカネ姉さん!」


シュヴァルツハデス

「まずお前から始末したるわ!」


俺の方にむかってくるミスターK。

ハンマーの一撃を風を付与した盾で受けるが、一撃が重すぎて

盾が砕け散った。


二発目のハンマーの薙ぎ払いをもろに胴体に受ける俺。

今の一撃であばら骨が何本折れたかわからない。


地面に倒される俺、アカネ姉さんはヒールの魔法を唱えようとするが

ミスターKに邪魔されて上手く使えないようだ。


まだだ、まだ俺は終われない!


剣を地面に突き刺して立ち上がる俺、首をつかまれてもがくヴァイスフローラ。


シュヴァルツハデス

「ワシに逆らうってことが、どういうことか教えたるわ!」


ヴァイスフローラを解放するために、ミスターKを後ろから体当たりで突き飛ばす俺。


ヴィントカイザー

「アカネ姉さんを、これ以上苦しめるな!」


距離をとるミスターK。

俺はアカネ姉さんに合図を出した。

あのソウルイーターを倒したときの連携攻撃だ。


ヴィントカイザー

「アカネ姉さん、行けるか……?」


ヴァイスフローラ

「うん、私は大丈夫!」


シュヴァルツハデス

「何をごちゃごちゃいうとるんや!」


そして、ヴァイスフローラの詠唱が始まる。

俺はミスターKを足止めするために、大剣でシュヴァルツハデスと闘う。


ヴァイスフローラ

「世界樹ユグドラシルよ、弱き我らに今だけ力を……」


アカネ姉さん、ヴァイスフローラの動きが止まる。


ヴァイスフローラ

「ヒロト! ダメ、魔法が発動しない!」


ヴィントカイザー

「なんだって!? ……うぐわっ!」


ミスターKのひじ打ちで後方へよろける。


シュヴァルツハデス

「あははははっ、万策尽きたみたいやな」


ヴィントカイザー

「くそっ……」


どうする、ユグドラシルはすでに折れている。

おそらくヴァイスフローラの大魔法はユグドラシルあってのものだろう。

ファントムさんなら、どうする?


折れたユグドラシルはまだ、緑色の光をかすかに放っている。

……そうか!


ヴィントカイザー

「アカネ姉さん、ごめん!」


俺はヴァイスフローラを抱きしめると、ユグドラシルに放り投げた。

折れたユグドラシルのすぐそばに、ヴァイスフローラを近づける。


ヴァイスフローラ

「……! そっか!」


シュヴァルツハデス

「何をごちゃごちゃと……」


ヴァイスフローラ

「グラビティ・プレス!」


ミスターKの機体の周りに六芒星の結界が発生し、動きを止める。

その瞬間を逃す手はない……。これで決める!


下段から上段、上段から下段に剣を構え、最後に回転切りを決める。


ヴィントカイザー

「スラッシュブレイカー!」


ヴァイスフローラ

「インパクト!」


シュヴァルツハデス

「な、なんやこれは!?」


切り裂いた空間に穴が開き、そこへと吸い込まれるシュヴァルツハデス。

ヴァイスフローラはユグドラシルのエネルギーを吸い込みつつ

大魔法を発動した。


シュヴァルツハデス

「ぎにゅあああああああ!!!」


小規模な爆発が発生する。

俺はとっさに、足元に転がっていた結晶を体で守ると

シュヴァルツハデスは空間の中に吸い込まれ、爆発した。


勝った……。ミスターKを倒したんだ。

だが、世界の崩壊はとまらない。

この後どうするか考えていた俺だが、その前に

巫女の結晶から二人を助けなければならない。


ヴァイスフローラと一緒に、俺は転がっていた巫女の結晶に触れた。


 @@@


__ここからアカネ視点となります__


 @@@


巫女の結晶に触れた私は、精神世界に意識が飛ばされた。

ここはどこだろう?

扉がひとつだけある、番号は書かれていない。


その扉から、二人の私が出てきた。

まずは赤髪の私だ。


赤髪のアカネ

「きっと、きっと来てくれるって思ってた!

 待ってたよ!」


アカネ

「ごめん、ごめんなさい……遅くなっちゃった」


クロユリ

「……」


黒いリボンに黒い和服の、クロユリを名乗る私も中から出てきた。


アカネ

「クロユリ……」


クロユリ

「ずいぶん変わったものだな、私を見ても恐れもしない」


アカネ

「今まであなたのことを、いじめてごめんなさい……」


クロユリ

「……!?」


アカネ

「私はあなたの苦しみを理解しようとしなかった、

 怖かった……だから私はあなたを拒絶してた」


黙り込むクロユリ。


アカネ

「あの頃は、いなくなればいいと思ってた……

 でも、ヒロトが教えてくれた。あなたも『私』なんだね」


クロユリ

「……私を受け入れるのか?」


アカネ

「うん、もちろん。だって私なんだから

 私が私を拒否したら、誰が私を好きになるの?」


クロユリ

「く、は、ははは! どうやら本当に変わったようだな」


腹を抱えて笑うクロユリ。


クロユリ

「あのクソ親父も、もうこの世にはいない。

 私の復讐は果たされた、恨みも憎しみも……

 だから、存在価値も」


アカネ

「だからこそ、私のところに帰ってきて。

 この子と一緒に!」


赤髪のアカネ

「アカネちゃん、強くなったね」


私はクロユリと小さなアカネに手を差し伸べた。


アカネ

「行こう、ヒロトのところに」


クロユリ

「……あぁ」


赤髪のアカネ

「うん!」


「「「私たちの大切な人のところに」」」


 @@@


精神世界から戻った私は、そっと巫女の結晶から手を離す。

ヴィントカイザーのヒロトを見る私。


アカネ

「ヒロト、ありがと……ヒロ、ト?」


ヴィントカイザーは動かない。どうしたんだろう?

そう疑問が浮かんだとき、巫女の結晶から闇があふれ出した。

とっさに飛びのく私が見たのは、

黒い竜巻を巻き起こしながらこちらへ振り向く。


黒く染まったヴィントカイザーだった。


ヴィントカイザー

「あああああああ……!!」


ヴァイスフローラ

「ヒロト!」


その黒い竜巻は周辺で暴れている飛竜を吸収していく。

危険を感じた私はその場から離れる。


「あれは、あなたという強い光にできた影」


ヴァイスフローラ

「誰!?」


声が聞こえる、言葉ではなく頭に直接響く声。


「私のことがわかる? アカネ」


聞き覚えがある、うっすらとしか覚えていないけれど

この声は……。


ヴァイスフローラ

「お母さん……」


壊されたユグドラシルから、声が私の頭の中に響いてきてる。


「あの影を、あの男の子は一人ですべて背負おうとしてる」


ヴィントカイザー

「……あが、がががが」


「止める方法はただ一つ、アカネ。あなたの彼への強い想い」


ヴァイスフローラ

「私の想い……」


黒い竜巻は勢いを増し、飛竜を吸収して増大していく。

周囲の建物が吹き飛ばされる。


「私も力を貸すわ、いまさらこんなことを言えた義理じゃないけど

 アカネ、あなたに力を……」


ユグドラシルから緑色の光があふれ出し、ヴァイスフローラがそれを

吸収していく。


白く輝き、翼を広げ。白い竜巻を巻き起こすヴァイスフローラ。

それに対して黒い竜巻を巻き起こすヴィントカイザー。


「ユグドラシルの力をすべて吸い込んで、あの男の子のことを想うの。

 そして、その力をすべてぶつけてみなさい」


私は目を閉じる。

今まで何度もヒロトに助けられてきた。

いつも守られてきた、一緒に戦ったこともあった

世界で一番大切で、大好きな男の子……。


赤髪のアカネ

「大丈夫、今のあなたならできる」


クロユリ

「ヒロトには世話になった、その借りを今、返そう」


_乗り越えよう、二人で_


ヴァイスフローラ

「ヒロト!」


白く輝く竜巻を右手に集めると、私は黒い竜巻を巻き起こすヴィントカイザーに

一直線に突撃し、その手でヴィントカイザーに触れる。


黒い嵐は私を飲み込もうとする、でも絶対にヒロトを手放したりしない!

そのままヴィントカイザーを抱きしめる。


ヴァイスフローラ

「ヒロト! 目を覚まして! ヒロト!」


ヴィントカイザー

「……姉さん……アカネ……姉さん……」


体がバラバラになりそうな勢いの黒い嵐が私を包み込む。

痛い……けれど、負けられない。

ヒロトだけは、闇になんて渡さない!


ヴィントカイザーがひび割れ始める。

私の体、ヴァイスフローラもひび割れ始める。


でも、その時にヒロトの声がはっきり聞こえた。


ヴィントカイザー

「アカネ姉さん、俺、死ぬのかな……?

 でもいいか、アカネ姉さんを守れたんだし」


ヴァイスフローラ

「ううん、ヒロトが死ぬなら私も一緒に……」


「その必要は、ないわ」


再び声が響く、頭の中に直接。


ヴァイスフローラ

「お母さん……?」


「あなたたちがこれからの未来を作っていくの。

 だから、せめてこれぐらいはさせてほしい」


ヴァイスフローラのコアと、ヴィントカイザーのコアから

光の玉が飛び出して、ゆっくりと落下していく。


地面に到着したころ、二つのアーマーギアは抱き合って折り重なった。

すると地面からツタが生えてきて、二体のアーマーギアをマユのように覆った。

そしてそれは大きな大樹へと姿を変えていく。


新しい、ユグドラシルの誕生。

世界中にちらばった飛竜が新しいユグドラシルに吸い込まれ。

空の色は青に変わり、亀裂も消えていった。




新しいユグドラシルの前で座っていた私は、ゆっくりと立ち上がると

膝に手を当てて、倒れているヒロトをじっと見た。


ヒロト

「う、ううん……」


アカネ

「ヒロト」


倒れたままの状態でヒロトが顔をこちらへ向ける。

そして私は、ヒロトに手を差し伸べた。


アカネ

「大丈夫?」


ヒロト

「……あぁ」


遠くから声が聞こえる。

エメラルダス、ノウラさんだ。

飛空艇も迎えに来ている、ロディさんだ。


みんなが無事で、本当によかった。


アカネ

「帰ろう、ヒロト」


ヒロト

「助かったよ、アカネ姉さん」


アカネ

「ふふっ……」




その後、共和国の国王とホワイトガーディアンズは和解し、

国による圧制もなくなった。


共和国には新しい側近としてロディさんが選ばれ、本当の意味で平和がおとずれた。


ノウラさんたちは

エルフ専用のアーマーギアを作って、今もハイランディアで平和に暮らしてる。


ロディさんは忙しいみたい。


そして、私とヒロトは……。



共和国の夕焼けを見ながら、私とヒロトは手をつないでいた。


アカネ

「ねぇ、ヒロト」


ヒロト

「なんだい? アカネ姉さん」


アカネ

「あ、あのね……」


ヒロト

「……」


アカネ

「結婚、しよ……」


ヒロト

「……ふっ、俺にとっては最高の贅沢な言葉だ」


そして、私とヒロトは口づけを交わした。


私は、勇気を持って生きて行こうと思う。

これからも、この人と一緒に……。












一方そのころ。


「我らが王が敗れた」


「案ずるな、アレはいくらでも量産できる。

 それに次の手は考えてある、しかし……しばらくは身を隠さねばならぬが」


「それも仕方あるまい、今、表舞台に立てば確実に計画は失敗する」



三賢者

「そう、我らの思い描いた世界をこの手にするために!」





 ユグドラシルストーリー


 fin~



_ユグドラシルストーリー 完結編_へ続く

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

ユグドラシルストーリー本編はこれにて終了です。

この物語の続きは完結編へ続きます。


物語の伏線などが回収される完結編へ、またお付き合いくだされば

もっとこの作品をお楽しみいただけると思います!

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