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第8話:竜王戦やってやりますよ!

更新遅れてすみません!

 気づいたら、村まであと100キロメートルになっていた。



 俺はテイムした魔物、ウィンドイーグル名前を付けていなかったので考える。



 「そうだな………」



 ふと頭に思い付いたのは3つ。


 1、緑

 2、ウィップ

 3、アルタイル



 んー…緑は違うし、ウィップはダサい…ここは無難に3のアルタイルだな。



 「今日からお前の名前はアルタイルだ。」



 名前の由来はわし座に位置する星、アルタイルから取った。


 俺が名前を呼ぶと。アルタイルが気に入ったらしくクエーっと鳴いて喜んでいた。



 「悪いがアルタイル、俺の中へと一度戻って貰う。少し寄りたい場所ができた」



 そう言って俺は、アルタイルを俺の中へと戻す。上空なので落下するが、俺はこの場所を覚えてから<転移>を発動して魔境の山の麓へと転移する。


 転移した先は緑が生い茂った森─────いや、極寒の冬に変わった。


 俺には<完全耐性>があるので環境の変化に対しては大丈夫だ。アルタイルを連れて来ていたら危なかったな。


 そんな事を思いつつも、俺は掛かってくる魔物を倒しながら頂上へと向かう。準天災級がわんさか出てくるが、俺はお構い無しとばかに殴って倒して行く。途中一気に30体の魔物が出てくるも一瞬にして殲滅する。



 (今思うと強くなり過ぎたなあ~)



 そんな事を考えつつも俺は頂上へと向かう。向かうこと30分。遂に頂上へと到着した。


 山の頂上のそこには大きな火口が存在した。そして、その周りをグルグルと旋回して回っている100を超える数のドラゴン達。そのどれもがレベル6000を超える竜達。


 余裕ですけどね。…多分


 他の竜が俺の存在に気づき襲ってくる。竜達を観察すると、どれもが体調20メートルを超えている赤や青、黒などといった色とりどりの竜達だ。


 ちょっ、予想よりでかくないですか?


 それでも俺は次々と、襲ってくる竜達を殲滅していく。一匹一匹が襲っても倒せないと分かると、竜達は同時に襲ってくる。ブレスなども吐いて来るが躱したり空間遮断結果で防いだりしてその場を凌ぐ。



 「ふむ。考えたんだろうけどそんなんじゃ俺は倒れないぞ?」



 そこで俺は、スキルの<威圧>と<#重圧__プレッシャー__#>を使い山の空域全体にいる竜達へと放ち、レベル差がある事を思い知らせる。


 それでも効かなかった竜達は襲ってくる。この数の戦闘経験は少なく、多少傷を負うが回復魔法を掛けて治す。


 

 (やっぱりレベル6000超えをこの数相手は少し辛いかもな)



 それでも俺は竜達の攻撃を躱しては攻撃して、守っては攻撃してを繰り返す。


 徐々にその数を減らして行き約50匹までになった。


 残ったのは俺の<威圧>と<#重圧__プレッシャー__#>を受けた者達だ。


 残った竜達へとテイム用の巨大な陣を出現させ、空域全体にいる残りの竜達をティムする。



 この魔境の魔物達は自分より強い強者には逆らわないと言う習性を持っている。だが竜達は自身に誇りとプライドがある。なのでそう簡単にテイムされる様な事はな──────────。



 『テイムに成功しました』



 あっ、成功しました。なんで?こんなときにはメティス先生!



 『はい。竜達は竜王を絶対者としてその下に付いて来ました。ですが、そこにマスターが竜王よりも強い、自分達では勝てない絶対者とみて新たな主として定めたようです』


 「なるほどな。でもこの数をどうしろと?」


 『一つだけあります。ここに置いておき、必要になったらスキルの<獣魔召喚>で召喚できます。名前は後で決めれば良いかと』


 「そうか。でも名前付けかあ…ストックあるかなぁ~」



 そして竜達には必要になったら呼ぶと言って、先に進む。



 火口に着き、眠っている竜王へと魔法を放つのだった。



 「竜王戦やってやりますよ!」

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