日常にある虚無
何かを失くした時、何かを捨てた時、友
人との縁が切れてしまった時、
後悔した時、ミスをした時、
挙げていけばキリが無い。
そんな時に心を覆う、どんよりした天気のように
眼から見えない涙が幾多とこぼれ落ちる。
そんな時に逃げるようにして聴く曲がある
数年前に販売されたWii専用ゲーム「FRAGILE」のサウンドトラック集。
約20分ほどで流れ終わるそのサントラは当時も今も僕の心を優しい音で包み込んでくれる。
力強くて優しく、時に悲しく寂しいテンポに我を忘れ、ただ聞き惚れるのみ。
心に巣食う虚無を追い払うがのようにサントラを聞き続け、変わらない日常の一日が終わり、また明日も同じ時間を過ごす。
悲観も絶望も通り過ぎた思考に行き着いた先は「虚無」
目指しているのか、求めているのか…はたまた
人がいつか死ぬように、自分もいつか…