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Imitation/L∞P  作者: ヴィラノ・エンヴィオ
中等部2年前期編
176/368

7-7

2024/12/24 加筆・修正しました。

何も事情を知らずに動いているかのようなロキとソルの演技にカルが舌を巻いたのは言うまでもない。事情を知っているこっちが錯覚する。


あの後、数日かけてロキとソルは、ソルの宝石箱を探した。先に王家が知っていたこともあってそこまで大きな騒ぎにはならなかったのだが、一芝居打った効果は覿面。パーティ後、すぐにロキに連絡が来た。流石に公爵令息が動いたことと、学園内部では大事になってしまったことが原因であろう。


「中身は見ましたが取ってはいません。……あんな大事になるなんて思ってなくて、ごめんなさい」


鈴蘭の間に待機していたソルとロキの許に、空色の髪を揺らした令嬢が、黄緑色の髪の令嬢を連れてやってきた。空色の髪の令嬢は、マイルフォー侯爵令嬢マルグリッド。一緒にやってきた黄緑の髪の令嬢はヴェーラー伯爵家の令嬢パメラだった。


マルグリッドはこれ以上事が大きくなる前に、と諭して連れてきたという。パメラの手には、ソルの宝石箱があった。


「よかったぁぁ……!」


ソルはほっとして息を吐く。宝石箱を受け取って中身を確認する。何も失くなっていないことを確認して、あらためてほう、と息を吐いた。

怒鳴りつけられるのではないかと構えていたパメラからすれば驚きしかないのだが、ロキの方も安堵の息を吐いており、ますます困惑が隠せない。


「えっと……本当に、申し訳ございませんでした! どうか、寛大な処置をお願いします……!」


パメラはとにかく謝ることしかできない。ロキが動いたということは、パメラがやったことはロキの逆鱗に触れたという事だ。公爵家の子供が動くことは少ないので、パメラに下されるであろう処分が未知数過ぎる。


しかもフォンブラウ公爵家は厳格だ。息子であるロキも厳罰を言い渡してくる可能性が高い。相手が令息であることもあってマイルフォー侯爵令嬢についてきてもらったパメラとしては、よくよく考えたらロキが彼女に出て行けと言ったら彼女は出て行かなければならないことに気が付いた。庇ってもらおうなんて虫が良すぎただろうか。カル殿下の誕生日パーティで未知の言語とはいえあれだけの大声で怒鳴る御令息の前に出て行くなんて恐ろしすぎる。


震えているパメラを見て、ロキがぼそりと呟いた。


『被害者面乙』


おいこら、とソルがツッコミを入れなかったのはここに居る面々の中で一番階級が低いのがソルだったからである。確かにこの感じだとパメラ・ヴェーラー伯爵令嬢がソルの宝石箱を盗ったのは間違いないのだろうが、ロキだってカル殿下の誕生日パーティの空気を一撃で破壊するレベルで怒鳴った。普通の御令嬢なら怖がって当然だとソルは思っているので気持ち的にはパメラに寄り添っている所である。


別にロキは彼女を罰するつもりはない。意地の悪い言い方をして彼女を怯えさせることも可能だが、どっちがいいだろう――少し考えて、考えるだけ無駄だと結論付けた。


今回のことは、政治的な大事になるかもしれなかったのだ。まだソルにもロキにも、アーノルドにもエングライアからの連絡が入っていないようなのでセーフだったと考えていいだろう。そもそも、それだけではなく、寮の他の部屋には無断で入ってはいけないし、プロテクターを破壊してまで物を盗ったらただの強盗だ。今回は空き巣に近かったかもしれないが。


政治的な大事になっていないのは今の時点での話で、この後なる可能性がなくも無いのだが、逆を言うならこれ以上ロキたちにできることはない。エングライアが本当に動いたとなったらロキでは止められない。何故ならば、ソルはエングライアの血統の人間であり、エングライアがソルを庇うのには2つの理由が考えられるからだ。一つは今回の、庇護しますという主張の証であるアクセサリーを盗難された・外的要因により破損したことによる庇護対象を害する者への報復措置である場合。もう一つは、血縁者を守るために出て来る場合。後者の方が厄介であるのは間違いない。


また、ロキの中では2つの疑問点が残っている。

1つは、何故ソルの宝石箱を盗むに至ったのか。もう1つは、プロテクトをどうしたのか、である。

ロキの記憶が正しければ、パメラはプロテクトの解除ができるほど力技をするタイプではなかった気がするのだ。


「……1つ聞いていいかな?」

「は……!? な、何なりと!」


本当にプロテクトを壊したのは彼女だろうか。ロキは問いかける。


「ソル嬢は当時プロテクトを掛けていたらしいんだけれど、君が破ったの?」

「えっ……? いえ、プロテクトはかかっておりませんでしたよ??」

「え!?」

「え?」


ソルが驚いて声を上げた。ソルの反応に驚いてパメラも声を上げる。パメラの言葉に嘘が無いことが分かったロキは、まだ犯人探しが続きそうだと独り言ちた。


「そうか、俺の確認はそれだけだよ」

「! あ、ありがとうございます!」


パメラがロキに向かって礼をする。ロキは小さく息を吐いた。


「……君は俺が手を下すほどの価値があるのか? 伯爵令嬢如きが思いあがるなよ」

「……!!」


パメラが顔を上げて、ロキを見て蒼褪めた。ロキが射殺せそうな眼光でパメラを見下ろしている。マルグリッドがそっと前に出てパメラをロキの視線から庇う。


「そこまでにしてくださいまし、ロキ様。幾ら気が立っていても、それでは全く伝わりません」


助かった、とパメラは思った。ソルが痛ましいものを見る目で見ていることには気付かない。

ロキから罰が下されると思っていたパメラからすれば、ロキの言葉は至極当然であり、尚且つ震え上がるほど恐ろしいものだった。


「マルグリッド嬢、わざわざ伝える必要があるの? それほどまでに彼女は愚かなの?」

「私は貴方のその歯に衣着せぬ物言いは好ましいですけれど、彼女にはきついと思います。はっきり言ってくださいまし、今回彼女が盗ったものの中に何があって、貴方は彼女の何を救ったのかを」

「わざわざ言ってやる義理はないよ」

「そんなだから周りから攻撃されるんですのよ貴方!」


口調こそ丁寧だったり優しかったりするがなかなか攻撃的に言い合っている。マルグリッドとロキは比較的親しいようだ。いや、家格を考えるとおかしい話ではないのかもしれないが。


「……ハァ」


ロキが小さく息を吐いて、パメラにわかるようにと、端的に説明する。


「……ヴェーラー嬢。今回君がソル嬢から盗った宝石箱の中に、琥珀があったんじゃないか?」

「は……はい……ありました……」

「……その琥珀は死徒列強第18席『呪い師』エングライアからソルに贈られた、友好の証の品だよ」

「!!!」


ここまでパメラの蒼褪めた顔ばかり見ているが、今日一番に彼女の顔の血の気が失せた。列強から贈られた品を蔑ろにすれば、相応の対価が待っている。転生者風に言うなら、名刺が汚されたら良い気分はしないだろう、それと同じだ。


「ご……ごめん、なさ……助けて……」


パメラはガタガタと震えながら擦れたような声を出した。


死徒列強、中でも最も人間に寄り添った列強であるはずのエングライア。それがこの恐れられ方なのである。当然だろう、彼女は家門を呪う力に加え、土地の土壌そのものを変質させる魔法を持っている、魔法というよりは単純に土を酸性からアルカリ性に変化させる程度の物なのだが、ヴェーラー家も薬草に詳しい家系だったはずだ。エングライアを何より恐れるのは、薬草が育たなくなるからだ。


パメラは自分のせいで家門そのものにダメージが入るか、はたまた領地の土地が完全に死んでしまうか、というのを想像したに違いなかった。


「……ソル嬢、今度からブローチだけはアイテムボックスに入れておいて。下手をしたらいくら子供と言えど皆の首が飛びかねないからね」

「ええ、思い知りました。二度と手放しませんわ」


ソルの言葉を聞いて、ロキはパメラに向き直って口を開いた。


「ヴェーラー嬢、二度と人の物を盗ったりしないように。特に俺から話しかけに行っている者については、ね。一緒に列強に面通ししていることがあるから」

「……はい」


パメラが色々と考えながら返事をしてくれたことは分かる。ロキは努めて優しい声音で言葉を紡ぐ。


「ソル嬢はエングライアと血縁があるからまだいいよ。だけど、既に近隣で確認されている列強が、第5席『狂皇』グレイスタリタス、第7席『狂魂喰(ベルセルク)』、第8席『吸血姫』セトナ・ノクターン、第9席『白雪之人(ハクセツ)』ラックゼートとあまり人間と仲の良くない者ばかりだからね。俺の友人の中には、面倒だけど他の列強に気に入られた者もいるよ。あまり手を出さないようにね」

「は、はいっ!」


パメラの声は裏返っていた。可哀そうなくらい青くなっている。今回も確認しておかなければならないことがある。パメラのご家族に被害が出ていないか、パメラ自身が被害に遭っていないか。病になったように装うのくらい、エングライアならばやってのけるだろう。


「これ以上被害を増やすのは困るけれど……ソル嬢、これからは就寝前にリンクストーンで連絡を取る、という方向でいいかな」

「仕方がないですよね」

「……もう少し安全面に気を配るべきかもしれないな」


ロキは小さく息を吐いた。さっきまでの支配階級特有のピリついた空気はもうない。本当に同一人物なのかと疑ってしまいそうなほどに。


「まあ、今までの距離が近すぎたんだろうね。今後もどうせ距離は変わらないけど」

「……ねえ、ロキ様。こないだのあれ、本気だったの?」

「本気に決まっているじゃないか。周りが早とちりするくらいには、俺も表に出ていたってことだろう」


明確に何のこととは言っていないが、何となくこの会話だけでマルグリッドにもパメラにも、2人が付き合い始めたことが分かるだろう。いや、この場合本当に付き合い始めたと言っていいのかどうかは分からないのだが。


「まあいいや。来週、前から行きたいと言っていた店の予約を取っているから。一緒に行こう」

「……行きます」


ソルが頬を少し膨らませて答える。スイーツ店の事なのだが、ソルが反応したのが面白かったのか、マルグリッドが少し笑った。


「随分と初々しいのですね」

「おや、俺たちまだ正式には付き合っておりませんよ」

「え」

「えっ」


マルグリッドとパメラが声をあげた。ロキは面白いものを見たように笑う。マルグリッドはロキとソルが付き合っていると思っていたらしい。


「ちょっとロキ様、ソル様! あなた方まだ付き合っていらっしゃらなかったの!?」

「満足に口説き文句も言えてなかったが?」

「紛らわしいわね! どんな口説き方するかばっかり考えて行動に移せないんじゃ只のヘタレでしてよ!!」

「ぐはっ」


マルグリッドの()()がロキにクリティカルヒットした。


「皆2人が付き合ってるって思ってて僻んでたんですよ!?」

「それは悪いことしたわね」

「長期休暇は一緒の馬車で帰ってるじゃないですか!」

「「同じ館に帰ってるからな(ね)」」


パメラも思っていたことが口を突いて出る。これは結局伝えなきゃいけないのかなとソルとロキは顔を見合わせた。マルグリッドが小さく息を吐いて、パメラに視線を向ける。


「パメラさん、ソル様とルナ様の御両親が亡くなられたので、フォンブラウ公爵が後見をなさっているんですのよ」

「え……そうだったんですか!?」

「はい。領地の方で魔物の大量発生とか起きたみたいで……それで……」


これ幸いとソルが乗った。

小さくロキもうなずく。


「ご、ごめんなさい、そんなことがあったなんて知らなくてっ」

「いえ、これは皆の混乱を招かぬようにと王家と公爵家が下した判断ですし……」


ソルの言葉にパメラが慌てる。そんなこと知らなかった、と震えるパメラにマルグリッドとロキが顔を見合わせた。実際には結構騒がれたのだが。パメラの家は比較的新しい家なので、伯爵家とはいえ裏事情までは知らされていない家なのかもしれない、または、親伯爵夫妻がパメラを守るために情報を伏せていたか。ロキが補足を入れていく。


「セーリス領は、その……旧クレパラスト領が近いからね。旧クレパラスト領は、今はフリーデンブルク伯が転封になっているけど……まだ魔物をどれくらい抑えられるかが分からない以上、下手に子供を刺激するような情報は流さないようにって各家門に王命が下っているらしいんだ。だから子供で知っているのは初等部でソルたちと同じクラスになった人だけ」

「私はその同じクラスに在籍していたメンツですので、彼女についてとやかくは言ってきませんでした。……行動に移す前には、よく情報を集めましょうね」

「はい……」


たたみかけるように何とかパメラを言いくるめた。嘘は言っていないから問題はない。

領地を問題なく治め、魔物を抑え込む力があったことが分かっていたクレパラストが倒された以上、後任になったフリーデンブルク伯爵に頑張ってもらうほかない。


「大体、何で私ばっかり。ルナもいたのに!」

「圧倒的にソルの方が俺と話す機会が多いからね。ルナ嬢はエリス嬢やナタリア嬢と話している方が多いし」


ルナに被害がいっていないのは喜ぶべきことだが、ソルだって普通に生活したい。


「あら、彼女達供そんなに親しいのですか?」

「前世の話で盛り上がっているみたいだよ。もうほとんどそんな感覚がなくなっているから俺はソルを選んでいるわけだけれど」

「ああ、それで貴方も彼女たちとロゼ様とも仲がよろしいのですね」

「そういうこと」


マルグリッドは納得した、と肩の力を抜く。マルグリッドもロキの前で少し力んでいたらしい。

ロキが締めくくるように口を開いた。


「全部皆の勝手な勘違いで、早とちりで、ソル嬢はただの被害者だ。寛大な処置なら命は取らないでいてやるからあとは勝手にどうにでもすればいいさ。後の処置は君がやってくれ、マルグリッド嬢。そもそも君の派閥から出た錆だろう」

「……わかりましたわ」


マルグリッドは、マイルフォー侯爵家の御令嬢である。王妃候補として名が挙がっていた人物でもあり、ロゼとも仲が良い。ロゼが王妃派ならばマルグリッドは側妃派である。これは出身によるものなので対立しているわけではないが、おおよそ意見の傾向は存在する。


いくらマルグリッドが優秀だとしても、流石に今回のはフォローできなかったようだ。政治的に大人が被る被害が大きすぎるので致し方ないものともいえる。そもそもただの早とちりでここまでことが大きくなったのだから責任は取らせるべきだとロキは思ったようだった。

ソルは最後に息を吐いて、パメラに向き直る。


「?」

「わざわざ名乗り出て頂いて、ありがとうございました。とりあえず皆に首が飛ばなくて済んだと伝えてきます。これで失礼いたします」

「ええ」

「はい」


謝罪を受ける側ではあったが、ソルはここでは一番身分が低い。マルグリッドとパメラに礼をしてソルが退出する。


「ソル、先に行ってて。俺はもう少し話してから行くから」

「分かったわ。あ、そうだ」


ソルは最後にパメラに視線を移した。


「パメラ様、もし体調に変化があったらすぐ教えてください。エングライアのお呪いだったら早く対応しないといけないので」

「分かりました」


パメラが即答する。誰だって死にたくはない、というか苦しみたくはない。

今度こそソルを見送ったロキが肩の力を抜いてマルグリッドとパメラに向き直った。


「……マルグリッド嬢、ヴェーラー嬢、本当に助かったよ。俺が動いて怖かっただろうに、ありがとうね」

「い、いえ、私は本当に、マルグリッド様に諭されなくては行動できませんでしたから……」

「……それでも出てきたのは君の勇気のためだろう? マルグリッド嬢は確かに君を諭したかもしれないけれど、それだけだろうし。彼女は君に『そのアクセサリの中に死徒列強絡みの物がある』なんて言ったわけじゃないでしょう?」


マルグリッドがそんなことまで面倒を見るタイプではないとロキは知っている。マルグリッドも侯爵家の人間だ、味方の足を引っ張るような子ならそもそもマルグリッドの派閥に残れるわけがない。

小さくパメラは頷いた。


「俺たちはまだ14年しか生きていないよ。全てを語ろうとしたって無駄ってものさ。知っていることが全てだと思わず、もっとよく周りを見るといいよ。そして何より、早まった行動はしないようにね。この国は荒れる」


言いたいだけ言って立ち去ったロキを見送り、マルグリットとパメラは顔を見合わせる。


「パメラさん」

「はい」

「ロキ様が仰っているのは、ロキ様達がこれから起きることを断片的に御存知だから出てくる言葉なのですよ。だからこそロキ様は今までソル様を口説けなかったのでしょうし」

「……いじめられるから、ですか?」

「彼女たちは親がおらず後ろ盾がない。ただでさえ男爵令嬢だった。……ロキ様は初等部ではあまり皆さんとお話しておられませんでした。何かと皆の注目を集めてしまうからこそだったのでしょうね」


転生者というのは、今生きている者たちよりも精神年齢が圧倒的に高いことが多い。故に、分かっている知識と自分の中の常識を合わせて考え、最適解と思った選択をしていく。


ロキの場合は1人と仲がいいとされるのを避けるために皆と喋らないようにする又は、皆と喋る。けれどそれは転生者としての記憶から無理と判断してあの状態になったのだろうな、とマルグリッドは考える。レインと一緒に居ることが多かったのは周りを刺激しないためもあったはずだ。


「……バルドル様やクルト様もそう思っておいでだから、あんな風にロキ様に優しく対応なさるのかもしれませんね」

「……そう、ですね」


パメラはきっとこれから皆を止める側に回るようになるだろうなあと思いながら、マルグリッドもその場を後にした。


――パメラの前に、ソルが掛けていたプロテクトの魔術を外した者の行方を、追わなくてはならないから。

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