【最終章】使徒叛逆篇ⅩⅩⅩⅤー未来ー
「ふぁ~。随分と…平和になったもんだな…」
「そうね…」
蒼とプロテアはそう言って二人で景色を見ていた。
二人がいる場所はヘレトーアの砂漠だ。
「あれから…一年か…」
そう、あの聖戦から既に一年が経っていた。
全て…終わったのだ。あの日、ルミナスが世界宮殿と共に死んでいったあの日に…全て。
それから、蒼とプロテアは色々な所を旅していた。
神聖ローマの新たな皇帝は、アポロが就く事になり、ローグヴェルトがその補佐官となっていた。
USWの総帥は慧留が引き継いだ。USWは三年前の神聖ローマ侵攻により、壊滅的な被害が出ており、慧留がそれを引き継ぐことに決めたのだ。
ヘレトーアの代表は変わらずルバートが務めており、そして、十二支連合帝国は常森澪が総帥となっていた。
屍も蒼やプロテアと同じように色々な所に薊、くると共に旅をしていた様だ。
「フローフル…」
「何だ?」
「正しかったのか?私達は…」
「そんなの知らねぇよ…何が正しいかなんて…俺には分からねぇ…結局、正義なんて人の数だけあるんだ…けどな…それでも俺は探し続けるって決めたんだ」
そう、蒼はもう…悩まないと決めたのだ。
「プロテアは何で俺に付いてきた?」
「あなたは…私を幸せにするっていったわ。その約束…守ってもらわないと困るわ」
「あー、そうだな。幸せに…ならないとな…俺も…お前も…」
蒼は思い出していた。今までの物語を…
色々なことがあった…辛いこと、悲しいこと…沢山あって色々な人の思いに触れ、託され、そして、蒼は抗った。
「そうね…」
「戻ろうか、十二支連合帝国に」
「ええ」
蒼とプロテアは十二支連合帝国へと向かっていった。
To be continued
とうとう…このフェアレーターノアールも終わりです。二年以上やってたんですよね…残り後4話で完結します。最後までお願いします。




