episode5
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リン「私の血に魔力が・・」
秋「あっ!でもまだ本当に一部だけしか宿っていないので心配しないで下さい。ルーが如月さんの血を回収して、今は保管してありますから。」
その時、ルーが起き上がってリンの側に来る。
ルー「自分の血がどうなっているか、知る権利があるニャ。秋、リンを保管場所へ連れて行くニャ。」
秋「えっ?でも・・」
ルー「大丈夫ニャ。俺も行く。」
秋「わかったよ。如月さん、ちょっと来てもらえます?」
リン「はい。」
3人は喫茶店の奥の部屋に行く。中へ入ると、そこには、赤い刀身の剣が厳重に保管されていた。
リン「これは・・」
ルー「君の血だニャ。俺の魔力が宿った途端、武器の形になったニャ。リン、君はこれを絶対に触れてはならないニャ。」
リン「どうして?」
秋「この血に触れてしまうと、如月さんの体に流れている血と融合し、如月さんの体内全てに魔力が宿ることになってしまいます。」
リン「つまりそれは、私も魔法使いになってしまうということ?」
秋「そういうことになります。如月さんにはこれ以上私とルーの戦いに巻き込みたくないんです。ですから、この如月さんの血は私達の手で回収させて下さい。」
リン「ちょっと待って!戦いって何?」
ルー「俺と秋は魔法協会という魔法管理組織から魔力石という石の回収の命令を受けて闇の魔法使いと戦っているんだニャ。」
リン「闇の魔法使い・・それってもしかして!」
秋「如月さんや多くの人々を傷つけた商店街爆発事件を引き起こした奴らのことです。商店街の防犯カメラに写っていたのを私の遠隔魔法で確認しています。黒いフードの3人の人物ですよね?」
リン「うん。そのうちの1人はシスっていう名前だった。」
ルー「シス・・。コードネームかもしれないニャ。そいつらは、商店街で暮らしている元魔法使いが偶然手に入れた魔力石を狙って、あの騒ぎを引き起こしたんだニャ。」
リン「どういうこと?」
ルー「魔力石は元々、1つは俺が持っているニャ。そして2つ目を俺が元魔法使いから回収しようとしたら奴ら闇の魔法使いに先を越されて石を奪われたんだニャ。」
秋「その人から私のところに連絡がありました。怪しげな石を拾ったから回収に来てほしいと。でも私達、間に合わなくて。」
リン「ねぇ、ルー!秋さん!石って全部で何個集めないといけないの?」
ルー「あと1つだニャ。」
秋「魔法協会から回収命令が来ているのは全部で3つです。」
リン「あと1つ・・・どこにあるか特定できているの?」
ルー「まだニャ。俺も秋も急いでいるんだニャ」
その頃、上空では3つの蛇の形をした黒い炎が伸町高校へ向かっていた。




