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透きとおる翼があれば

 

 ショパンの夜想曲が流れている。月の光が舞い降りるような、そうしてその光が心の蠟燭ろうそくに火をともすような、そんな静かなピアノの調べだ。

 九時半に最後の客が去り、喫茶店のなかは誰もいなくなった。がらんとしたテーブルと椅子。僕はお盆と布巾を持ってコーヒーカップを下げにいった。

 ヒマラヤ山脈と馬の背に荷物を積んだキャラバン隊の写真がスポットライトを浴びてレンガ造りの壁にぽつりと浮かんでいる。僕はふと手を止め、なんとなく眺めた。旅好きのマスターが若い頃にチベットのラサからネパールのカトマンズへかけて旅した時、ご自慢のニコンF2で撮った写真だそうだ。世界中を旅したけど、あれほどまでに荘厳で美しい景色を見たのは、後にも先にもチベットだけだったとマスターは言い、そう語った彼の表情はどこか恍惚としていた。十何年経った今でも、彼の心にはその風景がありありと息づいているようだ。

 キャラバン隊のドキュメンタリーをいつかテレビで観たことがある。標高四五千メートルもある峠をいくつも越え、小さな村々で塩や茶葉の商いをしながら旅をする。森林限界を超えた荒涼とした山、情け容赦ない凍てつく風、高地特有の肌を焙る陽射し、真夏の残雪、毛長牛の群れ――そんな風景を旅すれば、僕の心のなにかが変わるのだろうか。厳しい旅には違いないだろうけど、人の渦に埋もれていては見えないものが、見えてくるのだろうか。

 僕がバイトをしている喫茶店「すずらん」は駅前通りのアーケードのなかにある。夕方までは忙しかったのに、食事時になってからぱたりと客の入りがとまった。こんなのは初めてだ。アーケードは夜遅くになっても人が流れていて、店内は賑わっていた。

 店の評判もよかった。マスターは世界中を旅しただけあって、コーヒーの原産地に詳しい。普通の喫茶店のオーナーが知らないようなところからおいしい豆を安く仕入れ、他の店よりも若干値段が安くて香りのいいコーヒーを出した。これまで夜十時の閉店の時にはかならず誰かを追い出した。「閉店なので、すみません」と声をかける相手は、疲れた顔をしたサラリーマンだったり、お互いに夢中になっているカップルだったり、どこへゆくあてもなさそうな老人だったりした。

 楽をしてバイト代が入るのはありがたいけど、手持ち無沙汰というのもなんだか退屈だ。

「お店を閉めちゃいましょうか」

 僕はバイト仲間の弓岡さんに言った。

「そうしようか。開けていてもしょうがないものね」

 彼女は真顔でうなずく。

「冗談ですよ。お客さんがきたらどうするんですか」

 たまにだけど閉店五分前に店へ駆けこんできて、コーヒーをそそくさと飲み干して出て行く人がいたりする。

「どうせ誰もこないわよ。今日はバレンタインディだもの。みんなどこかでおしいものを食べて、いまごろ部屋のなかでいちゃいちゃしてるわよ」

「そうなんでしょうけど」

「瀬戸君だって早く帰りたいんじゃない? 彼女をほうっておいていいの?」

 弓岡さんはいたずらっぽく笑ってみせる。右のえくぼがとてもチャーミングだ。

「そんな人いないですよ。彼女がいたらこんな日にバイトなんかしません」

 実際、バレンタインの夜にシフトを入れようとするバイトなんて誰もいなかった。僕もそこらじゅうカップルだらけの日にバイトをしたらむなしくなりそうで気が進まなかったのだけど、マスターに頼みこまれてしかたなく店に出た。

「弓岡さんこそどうなんですか。彼氏が待ちくたびれているでしょう」

 てっきり、僕は弓岡さんが帰りたがっているのかと思った。

「わたしだって、いい人がいたらバイトなんかしないわよ。みんなが楽しそうにしてるのに、コーヒーを沸かしたり、サンドイッチを作ったり、洗い物をしたり、ゴミを出したりだなんてごめんだもの」

「ほんとですか? 綺麗なんだから男が放っておかないでしょう」

「あら、嬉しいことをいってくれるわね。でも残念。デートのオファーは一件もなしよ」

 弓岡さんは微笑みながら僕が下げたばかりのコーヒーカップを洗う。細い指先から雫がこぼれる。

 彼女は僕より二つ年上だった。大人っぽい雰囲気のお姉さまだ。たぶん、誰が見ても美人というだろう。ギリシア彫刻のような白い頰に茶髪にしたショートヘアーのコントラストがあざやかだ。切れ長の瞳はいつもしっとり潤んでいて、瞬きをするときれいな奥二重が現れた。品のよさそうな高い鼻がスマートな印象を与える。いつもしゃんと背筋を伸ばしてすらっとしているから、スチュワーデスの制服を着ればとても似合いそうだ。

「もしよかったら帰りに飲みに行きませんか」

 僕はなんとなく言った。

「誘ってくれるの?」

「もちろんですよ」

「ふたりでデートね。さあ、片付けましょう」

 弓岡さんはにっこり笑った。

 減ったコーヒー豆の補充もケーキやサンドイッチの材料の発注も済ませていたから、後は椅子を上げて床をモップがけするだけだった。さっさと店じまいをして、灯りを落として外へ出た。

 ふたりとも、手にケーキの箱をぶら下げている。バレンタインディにバイトしたご褒美として売れ残ったケーキをふたつ持ち帰ってもいいとマスターが言っていたので、しっかり頂戴することにした。僕はモンブランといちごチョコレートショート、弓岡さんはレモンレアチーズと杏タルトを選んだ。

 シャッターを下ろして鍵をかけると、アーケードのなかを冷たい風が吹き抜ける。肩をすくめた弓岡さんは上等そうなキャメルのコートの裾を押さえ、

「寒いわ」

 と、ハイヒールの踵でこつりと大理石の道を叩く。

「どこがいいですか」

 僕は訊いた。

「どこがいいかな。瀬戸君はいつもどこで飲んでるの?」

「いきつけの焼き鳥屋があるんですけど、そこにしましょうか」

「バレンタインディに焼き鳥屋ねえ」

 弓岡さんは小首を傾げ、すこし考える様子をした。

「なかなか渋い選択をするわね」

「よその店にしましょうか。僕はどこでもいいですよ」

 僕は焼き鳥が好きだからいつもの調子でそういったのだけど、雰囲気を考えたほうがよかったのかもしれない。とはいえ、どこへ行けばいいのか適当な候補が思い浮かばない。いつか遥といっしょに入ろうかと言っていたイタリアンレストランは深夜まで開いているはずだけど、食べたことがないのでおいしいのかどうかわからなかった。

「どこかいいところを知ってますか」僕は訊いた。

「もう遅いから、みんな閉まってるわね。焼き鳥にしましょう。わたしも鶏は好きよ」

 そう言ってくれてほっとした。

「行きましょう」

「ちょっと待って」

 歩きかけた僕を弓岡さんが引き止める。

「忘れ物ですか?」

「ねえ、今日はバレンタインディなのよ」

「はあ」

「腕を組んでエスコートくらいしてくれても、いいんじゃないかしら」

「気がきかなくって」

 僕は肘を折り曲げて弓岡さんへ差し出した。とりあえず小声ですみませんと謝ったのだけど、正直に言えば、弓岡さんに言われるまでそんなことは考えもしなかった。やっぱり年上なんだなと思う。

 腕を組むとなんともいえない香りがする。わけもなくどきりとしてしまう。なんていう香水なんだろう。そういえば、遥はほとんど化粧をしなかった。リップクリームをつけるくらいで口紅を引くこともあまりなかった。幼稚園の時にやったスキップの練習や中高の体育の授業でやらされたフォークダンスを除けば、腕を組んで歩く女の子は、二十一年間の生涯のなかで弓岡さんが二人目だ。僕は遥しか知らない。

「ほんとに彼女がいないのね」

 弓岡さんは嬉しそうに微笑む。悪気がないのはわかっているけど、年下だと思ってからかっているのだろうか。すこししゃくだったりする。

「どうしてわかるんですか?」

「だって、ぎこちないもの。もうちょっと自然にできないの? しゃちほこばってたら女の子に変に思われちゃうわよ」

 弓岡さんが片手で僕の肩を揉んでくれたから、すこしばかり気持ちがほぐれた。

 僕はつい二週間前にバイトに入ったばかりだった。

 サークルの先輩がこの喫茶店で働いていたのだけど、先輩は後期テストが終わると同時にバックパックを背負ってアジアへ旅立ってしまった。はじめにシンガポールへ飛んで、マレーシア、タイ、カンボジアと東南アジアをぐるりとまわり、それからインドへ行く計画なのだとか。どうやら、マスターからいろんな話を聞いているうちに感化されてしまったらしい。マスターは若いうちしかできないことだから行ってこいと快く送り出したようだ。それで、僕は先輩の代役として半ば強引に店へ放りこまれてしまった。僕としても、春休みの予定はとくになかったし、バイトを探す手間が省けてちょうどよかったのだけど。弓岡さんはバイトに入って半年くらいになるそうだ。彼女に仕事を教えてもらったことはあるけど、話したことはほとんどなかった。

 アーケードを抜けて車が流れる大通りへ出た。ならんで歩道を歩いていると、

「ちょっと待ってて」

 と、弓岡さんはさっとコンビニへ入る。

 彼女と入れ違いに、僕と同い年くらいのカップルが出てきた。

 女の子は男のコートのポケットに手を入れてはしゃいでいる。ポケットのなかで手を繋ぎ、たがいの温もりを確かめあっているようだ。ポニーテールが楽しそうに揺れる。あのまま遥といっしょにいたら、僕もあんな風に過ごしていたのだろうけど。遥は新しい彼氏を見つけて、バレンタインディを楽しんでいるのだろうか。そうだといいのだけど。さみしくないと言えば嘘になるけど、倖せになってくれていたほうがほっとするのも確かだ。

「お待たせ」

 弓岡さんがコンビニから出てきて、

「はい」

 と、僕にプレゼントを手渡す。チョコレート色の包みに赤いリボンがかかっていた。

「コンビニのチョコでわるいけど。手作りの本命チョコは来年素敵な人からもらってね」

「ありがとうございます」

 僕が頭を下げると、弓岡さんはまたするりと腕を組んだ。

 さりげなく、弓岡さんは歌を口ずさむ。

『翼をください』だった。教科書に載っているあの歌だ。

 歌声はとてもやさしい。だけど、どこか涙まじりのようだ。翼の折れた天使が冷たいみぞれに打たれながらあてどもなく歩いている――なぜかそんな情景が目に浮かぶ。

 翼さえあれば苦しみからのがれることができる。人をいちばん苦しめるのは人そのものだ。遥は人に押し潰されてしまった。遥にも翼がついていればよかったのだけど。ひょっとして、弓岡さんもそんな悲しみを抱えこんだ人なのだろうか。ところどころ声をかすれさせる彼女は、遠い目をしていた。かすれた声が哀愁をかきたてる。長い睫毛がとてもきれいだ。

 弓岡さんのメロディーに導かれるようにして、雑居ビルの一階にあるカウンター席だけの小さな焼き鳥屋へ入った。


「あの歌が好きなんですか」

 僕は焼酎ロックのグラスを置き、とりわさをつまんだ。ほろ酔い加減だった。

 焼き鳥屋の客も少なかった。いつもは夜遅くまで席が埋まっている店なのだけど、カウンターには僕たちのほかに独りで飲みにきている老人しかいない。ねじり鉢巻を巻いた主人は手持ち無沙汰にしていた。棚に飾ってある招き猫も心なしかうたた寝をしているみたい。

「『翼をください』のこと?」

「ええ」

「わたしのテーマソングってところかな」

 弓岡さんはそう言っておちょこの八海山を飲み干した。僕は彼女のおちょこへとっくりの熱燗を注いだ。彼女は世間話をしながらハイペースで飲み続け、額も頰も真っ赤になっていた。

「籠の鳥みたいになって暮していたことがあったの。いつも窓から外を見て、この空を飛べたらどんなにいいだろうって思ってた。そしたら、いつのまにか自然とあの歌を口ずさむようになっていたわ。いい歌よね」

 弓岡さんは白い指でとっくりの首をつまみ、

「ねえ、日本酒を飲めるんでしょ」

 と、体を傾けながら僕の顔をのぞきこむ。

「ええまあ」

 僕は照れながらうなずいた。

「それじゃ、付き合ってよ」

 弓岡さんはおちょこを頼み、僕にお酌してくれた。

「乾杯」

 おちょこが楽しげな音を響かせる。

「籠の鳥って、引きこもりだったんですか? そんな風には見えないけど」

 人見知りせずに誰にでも話しかけるタイプのようだから、僕は不思議に思った。

「それよりももっとひどい状態よ。引きこもりもきついでしょうけどね。いろんなことが重なって、自由がなくなってしまったの。普通に暮している時は、自分が自由だなんて感じないものだけど、いざ自由を奪われてしまうと、自由が欲しくてほしくてしかたなくなるものなのよ。今まで当たり前にできたことが、ぜんぜんできなくなってしまうんだもの」

 弓岡さんは頰をひっそりさせる。普段は明るく振る舞っているけど、こんなにさびしそうな顔をするひとなんだと思った。

「つらかったんですね」

 僕は弓岡さんにお酌を返した。

 どういう目に遭ったのかは知らないけど、なんとなく彼女の悲しみがわかる気がした。自分の人生を自分自身の手作りで生きられる人は、じつはそれほど多くないのかもしれない。いろんなしがらみや生まれながらに背負った宿命に縛られて、思うように生きられなかったりするものだ。遥は自分の人生を手作りで生きようとして、何度も壁にぶちあたった。小さな倖せを摑もうとして、摑み切れなかった。

「どこか旅行に出かけてみたいわね。白い花の咲いてるところがいいな」

「暖かいところはいいですよね」

「もうちょっとお金を貯めたら、行ってこようかな。瀬戸君は旅行しないの? せっかくの休みなんだし」

「なんとなくそんな気分になれなくて」

「恋の悩み? 好きな人がいるから出かけられないの?」

「そんなところです。終わった恋ですけど」

 僕は遥のことをかいつまんで話した。別れてからは、まったく連絡を取っていない。

「そんな風に思ってくれる人がいるなんて、しあわせね。会いに行けばいいじゃない。もしかしたら、彼女は瀬戸君が迎えにきてくれるのを待っているのかも」

「それがそうもいかないんです。彼女は独りになりたかったんですよ。僕がそばにいるのが重荷みたいだったから。独りになりたいのだったら、そうさせてあげなくっちゃって思うし」

「やさしいのね」

「それくらいしか、僕にしてあげられることはなかったんです。つまり、なにもしてあげられなかったってことなんですよ」

 僕は八海山をあおった。結局のところ、そういうことなんだ。僕はなんにもできなかった。認めたくないけど、事実には違いない。

 ふと、杏色の夕焼けに染まったベンチに腰掛けた遥の姿が脳裡に甦った。

 別々の高校へ進んだ僕たちは、逢いたくなった時にはローカル線の無人駅で待ち合わせた。遥は街中の高校から電車に乗って帰ってきて、自転車通学だった僕は学校から駅まで自転車を走らせた。セーラー服を着た遥はいつも先に着いていて、ホームのベンチで本を読みながら僕を待ってくれていた。駅の踏切から彼女の姿を見つけると、僕の胸は高鳴った。

「遥」

 そう叫んだ瞬間、踏切の警告音が僕の声をかき消してしまう。二両編成の旧型電車ががたごとと音を立てて走り過ぎる。電車の通り過ぎるのをあれほどじれったく感じたことはなかった。僕が自転車を押して踏切を渡ろうとすると、僕に気がついた遥は白い頰にかかった黒髪を払いながらやさしく微笑む。はにかんだ遥が可愛いかった。倖せだった。

「羨ましいな」

 弓岡さんはしんみり言う。

「壊れちゃった恋ですよ」

「それはたんなる結果じゃない。結果が出る時もあれば、出ない時もあるわよ。でも大切なのは、どれだけその人のことを想ったか、じゃないのかな。わたしも、その人のことだけしか考えないような恋をしてみたいな。きっと素敵な恋なんでしょうね」

「あのまま続いていれば、素敵だったのかもしれませんけど。僕は彼女を助けてあげられませんでした」

「だから、それは結果だって。たぶん、それだけ大切に想ってくれたっていう思い出があるだけで、彼女の人生はずいぶん違ったものになるわよ。だって、あたたかい思い出が心の底にあるんだもの。悲しいことばかりいろいろと見てしまった女の子みたいだけど、どんなことがあっても、瀬戸君との想い出がきっと心の支えになってくれるわ」

「そうだといいんですけど」

「きっとそうよ」

「弓岡さんはそんな思い出があるんですか?」

「ないわよ。だから困ってるの。男の人を信じる気にもなかなかなれないし。わたしを利用したいっていう人はいくらでもいるけど、ほんとうに愛してくれる人なんて誰もいないわ」

「よく探せばいますよ。弓岡さんだけを想ってくれる人が」

「どうすればそんな人に出会えるんだろ。わたし、ばかなのよね。だから、いつも見逃しちゃってるのかも。みじめな世界から救い出してくれるって思ってた人も、結局そうじゃなかったし」

 弓岡さんの瞳が暗くなった。じっとおちょこを見据える。彼女はそっと瞳を閉じた。

「ねえ、たばこを吸ってもいい」

 深い息をついて弓岡さんは言った。

「どうぞ。僕にも一本ください」

「あら、瀬戸君も吸うの?」

「ほんのたまにですけど」

 弓岡さんは、バッグからメンソールのマルボロを出して僕に一本くれた。

 僕がたばこをくわえると、弓岡さんは軽く体のしなを作りながら慣れた手つきで僕のたばこに火をつける。弓岡さんは胸の疼きをこらえるようにしてゆっくり煙を吐き出し、

「翼が欲しいな。透き通ったきれいな翼があればいいのに」

 とぽつりとつぶやいた。


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