表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

唐揚げですが何か?_アフター物語

作者: オズ

今日はいつにもまして不思議な一日だった。


まず出社するまでは良い。

(満員電車ってこんなにごった返すのか・・・)

唐揚げ会場を思い出す。


そして無事に会社に着いたと思ったら・・・


「おう!久しぶり!」

見知らぬ人に声をかけられた。

「?!」

何事か戸惑っているとこう言って来たのだ。

「真っ先に人間になっただろ君」

そう、唐揚げ会場にいた同志だったのだ。





「・・・もしかして唐揚げの??」

恐る恐る聞くと頷くではないか。


あの夢が現実だったことに驚くと同時に感慨深い感情もこみあげてきた。

(まさか現実とは・・・ね)


そのまま軽く会釈をして会社に入るといつも陳列棚に入っていたせいか、これがまた慣れない。

おどおどしているうちに上司と思しき中年男性が声をかけてきた。

「おい!君・・・何してるんだい?」

「あ、はい・・・」

説明する間もなくきょとんとしていると、部署を教えてくれた。親切なもんだ。


ここで今日から働くことになるのか・・・

よしっ頑張るぞ!


志固く今日も仕事を始める。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ