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謝罪と死

俺は失恋した、だがまだ諦めてはいない。友人を傷付けた事を怒って居るだけならまだチャンスはあるはずだ、西野を登校させて和解すれば。大丈夫だ上手くいく、何か菓子折りなどを持って謝罪に行こう。俺は近所のデパートへと足を運んだ。バームクーヘンなどは無難で良さそうだな。購入して西野宅に向かった。


 俺はチャイムを鳴らした。だが誰も出る気配がない。


「誰か居ませんかー?」


 鍵が開いている。


「......お邪魔します」


 奥の方で不穏な雰囲気がする。血の匂い?俺は直ぐ部屋を覗いた。


「おい大丈夫か?」

「.....」

「嘘だろ、なんなんだこれは」


 西野がナイフを持って母親を刺して居たのだ。


「西野これはどう言う事だ、早く救急車を呼べ」

「その必要はありません」

「何?」

「だって貴方今から私と一緒に死ぬんですもの」


 気付けば俺の心臓にナイフは突き刺さって居た。


「貴様.....」


 俺はゆっくり息絶えた。

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