思い
これは、俺がその時思いついたことを殴り書きした日記である。
信仰心とは、神や仏などの神聖なものを信ずる心のことである。
だけど俺は、そんな心を持っていない。
「お願いします神様」なんて言葉を言う人が、あれは間違いなく
信仰のために言っているわけではない。
ああいう人達は神はいると思いつつも、自分が絶対こうなってほしいっていう
場面でのみでしか神頼みをしない。
そして、大抵は自分の思い通りになったら神のおかげと言い、
思い通りにならなかったら神のせいと言う。
そもそも、本当に存在するのかも分からないものに勝手にすがっておいて、
思惑通りにならなかったら怒るなどというのは本当に可笑しいと思う。
神頼みをしても当たる時は当たるし、当たらない時は当たらない。
神なんているかも分からないのに祈るだけ無駄だと思ったのは
いつだか忘れてしまったが、気づいたらそんなことやめていた。
どの国でも、どの時代でも、神に信仰する人はいる。
信仰する対象によって様々なしてはいけないことややらなきゃいけない事が
あるらしいが、なぜそんなルールをを毎日守っているのか、理解できない。
だが、そこまでして信仰していると言う事は自分の中で
何かしらの「決意」や「信念」等があったりするのだろう。
俺はそういうのを理解するのが苦手なのだが、ただ一つ分かる事がある。
見える世界は、違うだろうな。
俺が見てる世界はとても狭いものだが、もうこれ以上自分の世界を見たくない。
これ以上自分の世界を広げたくない。これ以上傷つきたくない。
だけど、全く違う世界ならーー見てみたいかも。
もうここでやり残したことはない。断言できる。
いつかここから出たい。
「...ふぅ」
メモ帳を見つけたので思ったことを書いてみたのだが、
思ったより長くなった。それぐらい様々な思いをため込んでいたという事だろう。
自分の思ってることを書くだけでも少しは気が楽になった。
気が向いたら今後もメモ帳に何か書いてみよう。
「自分が誰かとか、どこに住んでいるのかとか...
そういう個人情報を忘れて旅に出てみたいな...
まあ自由に旅ができるようになるのは後5年はかかるだろうけど」
5年。果てしない期間。1日という時間すら長いと思っているのに。
しかも旅するにも金が無いし、車の免許もない。服装も2着程度しかない。
最短で後1年くらいたてばアルバイトが出来る年になるが
人と関わりたくない。もうあんな思いはしたくない。
考えれば考える程旅は無理、という言葉で頭が埋め尽くされる。
今は親がいないので思う存分暴れた。これが今のところ一番の
ストレス発散方法だ。物を破壊するという、普通では考えられないであろう
行為に最初は抵抗したが、続けてみると意外と癖になりやめられなくなった。
しかし同時に、破壊した時の快感も薄れていった。破壊するものが少ないから、
前回壊したものをまた壊すということになっているから飽きてくる。
ふと、床にあった漫画が目に入った。俗に言う異世界転生系の漫画だ。
転生...か。
「そんな簡単に転生できたら俺も迷わず死ぬ選択するわ!!」
つい大声で叫んでしまった。もう疲れて来た。
体力が落ちてきたことを痛感した。思わず床に倒れこんでしまった。
痛みを感じたが、すぐに眠ってしまった。
「このまま転生したらいいのになぁ」
無理だと分かっていたが、つい口に出てしまった。
初めまして。腰痛と申します。この前ふと異世界転生系の小説のストーリーが
思い浮かんで、今日アカウント作成をしたので小説を作ろうかと思いましたが、
短編小説の存在を知ってまず試しに短編の方を作ろうとなりました。
そしたらこんなよく分からん暗黒物質が出来上がりました。
この短編小説は上記の小説の主人公の転生する前、いわゆる前日譚みたいな
存在となっています。ある程度小説のストーリーがまとまって、
小説書く気力が湧いて来たら連載小説の方も挑んでみようかな~とは思ってます。
なので続き書いて欲しかったらじゃんじゃん褒めt((殴
ホントに初心者なので指摘とかどしどし受け付けてます。