閉幕エピソード5:エリシアからの正式な招待
手紙の到着
ある朝
村に、王都からの使者が来る。
立派な馬車。
使者「成宮蒼殿はいらっしゃいますか?」
蒼「はい、私です」
使者「王都治癒師ギルドからの正式な招待状です」
豪華な封筒を渡される。
招待状の内容
蒼、封を開ける。
招待状
『成宮蒼殿
あなたの【絆の再生】の力を評価し、王都治癒師ギルドへの入会を正式に招待します。
王都では、より高度な治癒技術を学ぶことができます。
また、国のために尽力していただきたく存じます。
一週間後、王都へお越しください。
治癒師ギルド長 エリシア・フォンテーヌ』
蒼「エリシアさんが...ギルド長...!?」
アルヴィン「ああ、彼女は若いが、実力は本物だ」
「王国最高の治癒師の一人だ」
蒼「...」
グレン「ついに来たか」
蒼「はい...」
決断
夜、グレンとの会話
グレン「お前、どうする?」
蒼「...行きます」
「もっと強くなりたい」
「もっと、みんなを守れるようになりたい」
グレン「そうか」
「なら、行け」
「俺が教えられることは、もう教えた」
「後は、お前が自分で成長するしかねぇ」
蒼「グレンさん...」
グレン「寂しくなるけどな」
「でも、お前の成長を見たい」
蒼「...ありがとうございます」
「グレンさんは、俺の一番の師匠です」
グレン「...そうか」
頭を撫でる。
グレン「立派になったな」
出発の準備
村人たちとの別れ
出発前日。
村人たちが蒼のために送別会を開いてくれる。
村人H「蒼、寂しくなるぜ」
村人I「でも、お前の成長、楽しみにしてる」
村人J「王都でも頑張れよ」
蒼「はい、ありがとうございます」
「必ず、成長して戻ってきます」
セリアたちとの別れ
セリア「蒼くん、王都で会おうね」
蒼「セリアさんも戻るんですね」
セリア「うん。でも、また一緒に治療できるよ」
オスカー「王都で、もっと研究させてくれ」
エドガー「困ったことがあったら、頼れよ」
蒼「はい、ありがとうございます」
カイルとの別れ
カイル「蒼、俺たちも一緒に王都に戻る」
「道中、一緒だな」
蒼「はい」
カイル「王都でも、よろしくな」
拳を突き出す。
蒼、拳を合わせる。
コツン
カイル「友達だからな」
蒼「はい」
出発の朝
早朝
馬車が用意されている。
蒼の荷物を積む。
村人たちが見送りに来ている。
ミラとの別れ
ミラ、涙を堪えている。
蒼「ミラ、また会えるから」
ミラ「...うん」
「お兄ちゃん、これ」
小さな袋を渡す。
蒼「これは?」
ミラ「お守り。私が作ったの」
「お兄ちゃんを守ってくれるように、お祈りしたから」
蒼「...ありがとう」
ミラを抱きしめる。
蒼「必ず帰ってくる」
ミラ「約束だよ」
蒼「約束」
グレンとの別れ
グレン「お前なら、大丈夫だ」
蒼「はい」
グレン「だが、油断するな」
「王都には、色んな奴がいる」
「善人も、悪人も」
蒼「気をつけます」
グレン「それと」
大剣を渡す。
蒼「!?」
グレン「俺が若い頃使ってた剣だ」
「お前にやる」
蒼「でも...」
グレン「受け取れ」
「いつか、お前がこの剣を超える剣士になることを期待してる」
蒼「...はい」
涙が溢れる。
蒼「ありがとうございます...グレンさん」
グレン「泣くな」
頭を撫でる。
グレン「行ってこい」
馬車の中
蒼、馬車に乗る。
アルヴィン、カイル、騎士団も一緒。
村人たちが手を振っている。
蒼、窓から手を振り返す。
も一緒。
村人たちが手を振っている。
蒼、窓から手を振り返す。
馬車が動き出す。
村が遠ざかっていく。
グレンとミラの姿が、小さくなる。
蒼、ミラのお守りを握りしめる。
蒼の独白:
「さよなら、村のみんな」
「グレンさん、ミラ」
「待っていてください」
「必ず、成長して帰ってきます」
馬車は、王都へ向かう道を進む。
蒼、前を向く。
蒼の独白:
「新しい場所」
「新しい挑戦」
「でも、怖くない」
「みんなの想いが、俺と一緒にあるから」




