幕間エピソード1
復興完了戦いから二週間後村は完全に復興している。
壊れた家々は修理され、防壁は以前より強固に。
村人たちの表情も明るい。
村長「よし、復興祝いに祭りをやろう!」
村人たち「おおー!」
祭りの準備広場での準備村人たちが、広場に屋台を作っている。
食べ物の屋台、ゲームの屋台。
子供たちが走り回っている。蒼も準備を手伝っている。
村人A「蒼、これ持ってくれ」蒼「はい」木材を運ぶ。
セリアの屋台セリア「蒼くん、手伝って!」セリアが焼き菓子の屋台を作っている。
蒼「何作ってるんですか?」
セリア「クッキーとパイ!」
「村のみんなに配るの」
蒼「美味しそうですね」
セリア「味見する?」
クッキーを一つ渡す。
蒼、食べる。
蒼「美味しい!」
セリア「でしょ? 私、お菓子作り得意なんだ」
カイルと力比べ広場の一角で、カイルが力比べのゲームを設置している。
巨大なハンマーで板を叩き、鐘を鳴らすゲーム。
カイル「蒼、やってみろよ!」
蒼「え、俺...?」
カイル「いいから、いいから」
蒼、ハンマーを持つ。
重い。
蒼「うっ...」
全力で振り下ろす。
ドン!...鐘は鳴らない。
カイル「あはは! まだまだだな!」
蒼「くっ...」
カイル「俺が見本を見せてやる」
ハンマーを軽々と持ち上げる。
ドガァン!カーン!鐘が鳴る。
村人たち「おおー!」
蒼「すごい...」
夕暮れの祭り
提灯が灯る
夕方になると、広場に提灯が灯される。
温かい光。
音楽が流れ始める。
村人たちが集まってくる。
食事
蒼、ミラと一緒に屋台を回る。
焼き鳥、焼きそば、りんご飴。
ミラ「お兄ちゃん、あれ食べたい!」
蒼「どれ?」
ミラ「綿あめ!」
蒼「じゃあ、買おうか」
二人で綿あめを買う。
ミラ、嬉しそうに食べる。
ミラ「甘くて、ふわふわ!」
蒼、微笑む。
グレンとの会話
グレン、酒を飲んでいる。
蒼が近づく。
蒼「グレンさん、楽しんでますか?」
グレン「ああ、久しぶりだな、こんな平和な時間」
蒼も隣に座る。
グレン「お前も、たまには休め」
「ずっと働きっぱなしだったろ」
蒼「はい...」
グレン「今日くらい、何も考えるな」
「楽しめ」
蒼「...はい」
ダンス
村人たちのダンス
音楽が変わる。
村人たちが広場の中央でダンスを始める。
ペアになって踊る。
カイル、セリアを誘う。
カイル「セリア、踊ろうぜ!」
セリア「え!? 私...踊れないよ...」
カイル「大丈夫、簡単だから!」
手を引っ張る。
二人、笑いながら踊る。
蒼とミラ
ミラ「お兄ちゃんも、踊ろう!」
蒼「え...俺、踊れないよ」
ミラ「大丈夫! 私が教えてあげる!」
蒼の手を引く。
蒼「わわっ」
二人、ぎこちなく踊る。
蒼、ミラの足を踏む。
蒼「ごめん!」
ミラ「あはは、大丈夫!」
笑顔。
蒼も笑う。
周りの村人たちも、温かく見守っている。
花火
夜空に花火
夜になると、村の外で花火が上がる。
ドーン!
パァァァ!
赤、青、緑、黄色。
色とりどりの花火。
村人たち、空を見上げる。
村人B「綺麗だ...」
村人C「最高だな...」
丘の上
蒼、ミラ、グレン、アルヴィン、カイル、セリア。
みんなで丘の上から花火を見ている。
ミラ「わー、綺麗...」
蒼の隣で、目を輝かせている。
蒼「...本当だね」
グレン「こういう時間、大切にしろよ」
蒼「はい」
アルヴィン「平和だな」
カイル「こういう日が、ずっと続けばいいのにな」
セリア「うん...」
蒼の想い
蒼の独白:
「こんなに平和な時間、いつぶりだろう」
「元の世界では、こんな風に笑うことなんてなかった」
「でも、ここでは...」
みんなの笑顔を見る。
「こんなに温かい時間がある」
「守りたい」
「この平和を、絶対に」




