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第62話:訓練の日々
一週間後村は、一週間前とは様変わりしている。
訓練場が設置されているグレンの指導のもと、村人たちが剣や槍の訓練をしている。
グレン「腰を落とせ! 踏ん張りが足りねぇ!」
村人A「はい!」
必死に剣を振る村人たち。
蒼の成長蒼も訓練に参加している。
以前より動きが良くなっている。
グレンとの模擬戦。
グレン、木剣で攻撃してくる。
蒼、【真実を見抜く眼】で動きを予測し、回避。そして、反撃。
グレンの木剣を受け流し、懐に飛び込む。
蒼「やっ!」
グレンの脇腹に木剣を当てる。
グレン「...ほう」
満足そうに笑う。
グレン「一週間前じゃ考えられなかったな」
「成長したな、蒼」
蒼「まだまだです」
「グレンさんは、本気じゃないですし」
グレン「当たり前だ。本気出したら、お前死ぬぞ」
二人、笑う。
村の防衛強化村の周囲に、より堅固な防壁が建設されている。
見張り台も増設。罠も随所に設置。
村長「これなら、前回よりは戦えるはずだ」
村人B「でも、また来るんでしょうか...【黒き月】」
村長「...おそらくな」不安そうな表情。




