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第61話:エリシアからの連絡
水晶の輝き
その夜、蒼の部屋。
エリシアから貰った水晶が光る。
蒼「!?」
水晶を手に取る。
エリシアの姿が浮かび上がる
エリシア『蒼、聞こえる?』
蒼「エリシアさん!」
警告
エリシア『【黒き月】の動きを察知したわ』
『あなたの村が襲われたと聞いて...』
蒼「はい、でも何とか撃退しました」
エリシア『よかった...でも、これは始まりに過ぎない』
『【黒き月】は執念深い組織よ』
『必ず、また来る』
蒼「...わかってます」
エリシア『私、援軍を送るわ』
『王都の治癒師ギルドに掛け合う』
蒼「本当ですか!?」
エリシア『あなたを一人にはしない』
『それに...あなたの力は、この世界にとって大切なものだから』
蒼「ありがとうございます...」
希望
エリシア『それと、【絆の再生】を発現させたって本当?』
蒼「はい...でも、まだ上手く使えません」
エリシア『それでいいわ。焦らないで』
『その力は、あなたの心が成長するほど強くなる』
『人との絆を大切にして』
蒼「...はい」
エリシア『じゃあ、また連絡するわ』
『それまで、無理しないでね』
水晶の光が消える。
蒼、水晶を握りしめる。
蒼「一人じゃない...」
「みんなが、支えてくれてる...」




