第50話:怒りの覚醒
ミラの負傷
ミラ、地面に倒れている。
動かない。
蒼、ミラに駆け寄る。
蒼「ミラ! ミラ!」
【真実を見抜く眼】で確認する。
視えたもの:
内臓の損傷
生命力が急速に低下
蒼「そんな...!」
手を当てて治療を試みる。
しかし—
謎の人物「無駄だ。私の魔法は、治癒を妨げる」
蒼「!?」
治癒魔法が効かない。
ミラの生命力が、どんどん弱まっていく。
絶望
蒼「やめろ...! やめてくれ...!」
涙が溢れる。
蒼「頼む...ミラを...!」
謎の人物「お前が来れば、助けてやる」
蒼「...」
謎の人物「さあ、選べ。この子の命か、お前の自由か」
蒼の内心:
「また...」
「また、大切な人を失うのか...」
「俺は...何のために...」
怒り
ミラの顔を見る。
苦しそうに息をしている。
蒼の心の中で、何かが弾ける。
怒り
自分を奪おうとする者への怒り。
大切な人を傷つけられた怒り。
無力な自分への怒り。
そして—
守りたいという強い意志
蒼「...絶対に」
立ち上がる。
蒼「絶対に、渡さない」
謎の人物を睨む。
蒼「ミラも、この村も、誰一人として...お前には渡さない!」
スキルの覚醒
蒼の体から、今までにない光が放たれる。
緑色の光に、金色の光が混じる。
グレン「あれは...!?」
謎の人物「何だ、これは...!?」
蒼の【真実を見抜く眼】と【再生の魔法】が共鳴する。
新たなスキル【絆の再生】が覚醒
蒼の声が、村中に響く。
蒼「みんなの想いが、視える...」
「守りたいという想いが、力になる...!」




