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第42話:村人の報告
翌朝の村
蒼、いつも通り広場で治療の準備をしている。
そこへ、血相を変えた村人が駆け込んでくる。
村人A「大変だ! 隣村が!」
蒼「隣村?」
村人A「魔物に襲われて...壊滅したらしい!」
周囲の村人たちが集まってくる。
村人B「壊滅!?」
村人C「どういうことだ!?」
村長の招集
村長が鐘を鳴らす。
村人たち全員が広場に集まる。
村長「みんな、聞いてくれ」
「今朝、隣の村から逃げてきた生存者がいる」
「彼らの話では、昨夜、大規模な魔物の襲撃があったそうだ」
村人たちのざわめき。
村長「しかも、ただの魔物の群れじゃない」
「何者かに操られていたらしい」
蒼「操られていた...?」
生存者の証言
ボロボロの服を着た男性が前に出る。
生存者「魔物たちは...統率されていた」
「まるで、軍隊のように」
「そして、黒いローブを着た人間が...魔物を指揮していた」
村人D「人間が魔物を!?」
生存者「俺たちは...何もできなかった」
「村は一晩で...」
涙を流す生存者。
蒼、胸が痛む。




