第206話:披露宴
祝宴
結婚式の後、祝宴。
食事、音楽、ダンス。
各人からの祝福
カイル、グラスを持って立ち上がる。
カイル「乾杯の音頭を取らせてくれ」
カイル「蒼、リリア」
「お前たち、最高のコンビだ」
「いや、コンビじゃないな」
「最高の夫婦だ」
カイル「これからも、仲良く」
「そして、たくさんの人を救い続けてくれ」
「乾杯!」
全員「乾杯!」
グレンの言葉
グレン、立ち上がる。
グレン「蒼」
「お前が初めて村に来た時」
「死んだ魚みたいな目をしてたな」
笑いが起きる。
グレン「でも、今は違う」
「生き生きとしてる」
「それは、リリアのおかげだ」
グレン「リリア、ありがとな」
「蒼を、救ってくれて」
「そして、これからもよろしく頼む」
リリア「はい」
涙ぐむ。
ミラの言葉
ミラ、立ち上がる。
ミラは、15歳になっている。
治癒師の見習いとして、ギルドで修行中。
ミラ「お兄ちゃん、リリアお姉ちゃん」
「おめでとうございます」
ミラ「お兄ちゃんは、私の英雄です」
「私を救ってくれた」
「守ってくれた」
「そして、治癒師になる夢を与えてくれた」
ミラ「だから、私も」
「お兄ちゃんみたいに、立派な治癒師になります」
「そして、たくさんの人を救います」
蒼「ミラ...」
涙が溢れる。
ソフィアの言葉
ソフィア王女、立ち上がる。
ソフィアも、立派な治癒師になっている。
ソフィア「蒼さん、リリアさん」
「あなたたちは、私の命の恩人です」
「そして、治癒師としての師です」
ソフィア「あなたたちから学んだこと」
「人を想う心」
「それを、忘れません」
「これからも、よろしくお願いします」
蒼とリリア「こちらこそ」
ダンス
音楽が変わる。
ダンスの時間。
蒼、リリアの手を取る。
蒼「踊ろう」
リリア「うん」
二人、ダンスフロアへ。
ゆっくりと踊る。
周りの人々が見守る。
リリア「幸せ...」
蒼「俺も」
リリア「あなたと結婚できて」
「本当に、幸せ」
蒼「俺も、君と一緒になれて」
「この世界に来て、良かった」
二人、抱き合いながら踊る。
幸せな時間。




