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第203話:王都、春の朝
数年後
ギルド本部5年の月日が流れた。
ギルド本部は、以前より大きく、立派になっている。
治癒師の数も増え、活気に満ちている。
ギルド長室エリシア、書類に目を通している。
以前より少し年を重ねたが、相変わらず美しい。
ノックエリシア「どうぞ」扉が開く。
蒼とリリア二人とも、5年前より成熟している。
蒼はこの世界では23歳。
リリアは20歳。
蒼「エリシアさん、報告に来ました」
エリシア「お疲れ様」
「辺境の村での治療、成功したのね」
リリア「はい、疫病は完全に収束しました」
エリシア「素晴らしいわ」
「あなたたち、本当に頼りになる」
微笑む。
エリシア「ところで、今日は特別な日でしょ?」
蒼とリリア、顔を見合わせる。
リリア「...はい」顔を赤らめる。
エリシア「準備は整ってるわ」
「さあ、行きなさい」
蒼「ありがとうございます」




