第202話:新たな旅立ち
翌朝
蒼とリリア、村を出発する時が来た。
アルヴィンたちと共に、王都へ戻る。
グレンとミラ、見送りに来る。
グレン「もう行くのか」
蒼「はい、ギルドに戻らないと」
ミラ「お兄ちゃん、また来てね」
蒼「うん、必ず」
「今度は、もっと早く」
グレン「リリア」
リリア「はい」
グレン「蒼を、よろしく頼む」
リリア「もちろんです」
グレン「それと...」
「二人とも、幸せになれよ」
蒼とリリア、顔を赤らめる。
蒼「...はい」
馬車が出発する。
グレンとミラが手を振っている。
蒼とリリアも、手を振り返す。
村が遠ざかっていく。
馬車の中
リリア「これで、本当に終わったのね」
「【黒き月】も、【暁の刃】も」
蒼「うん」
「長い戦いだった」
リリア「これから、平和になるわね」
蒼「そうだね」
「でも、治癒師の仕事は終わらない」
「まだまだ、助けを必要としている人がいる」
リリア「そうね」
「私たち、これからもずっと」
「人々を救い続けるのね」
蒼「うん」
リリア、蒼の肩に寄りかかる。
リリア「一緒に、ね」
蒼「...うん」
「一緒に」
蒼の独白:
「長い戦いが終わった」
「でも、これは終わりじゃない」
「新しい始まりだ」
「俺とリリア」
「これからも、治癒師として」
「多くの人を救っていく」
「そして、いつか...」
リリアを見る。
「いつか、二人で新しい家族を作る」
「そんな未来を、夢見ている」
馬車は、王都へ向かう。
新しい冒険が、待っている。
しかし、何があっても—
二人なら、乗り越えられる。




