第184話:王女との対面
王女の部屋
豪華な寝室。
大きなベッド。
そこに、一人の少女が横たわっている。
ソフィア王女
16歳。
金色の長い髪。
美しい顔立ち。
しかし、顔色は悪い。
苦しそうに呼吸している。
エレナ「殿下...治癒師の方々です」
ソフィア、薄く目を開ける。
ソフィア「...治癒師...?」
弱々しい声。
蒼、ベッドに近づく。
蒼「診させてください」
ソフィア「...お願いします...」
蒼の診断
蒼、【真実を見抜く眼】を発動。
ソフィアを詳しく視る。
視えたもの:
体内に、二つの魔力が渦巻いている
一つは、ソフィア自身の魔力(金色)
もう一つは、未知の魔力(黒色)
二つの魔力が戦っている
そのせいで、体が弱っている
蒼「!?」
リリア「どうしたの?」
蒼「これは...」
「二つの魔力が、体内で争ってる」
リリアも、魔力で診断。
リリア「本当...」
「でも、この黒い魔力...何?」
蒼「わからない...」
「でも、これが原因だと思う」
ソフィアの魔力
ヴィクター「実は...」
「王女殿下は、強力な魔法の才能をお持ちです」
蒼「魔法の才能...?」
ヴィクター「はい」
「治癒魔法と、光の魔法を使えます」
「しかし、一ヶ月前から」
「急に魔力が暴走するようになりました」
エレナ「それからです」
「殿下が倒れたのは」
蒼「魔力の暴走...」
「それが、黒い魔力...?」
リリア「でも、なぜ突然...」




