第174話:患者たちの治療
王宮の治療所
蒼たち、まず患者たちの治療を試みる。
治療所には、重症患者が50人以上。
最初の患者
中年男性。
体の半分が石化している。
右腕、右足、胸の一部が灰色の石。
蒼「診させてください」
【真実を見抜く眼】で詳しく視る。
視えたもの:
呪いが血液を通じて全身に広がっている
心臓に到達するまで、あと数日
心臓が石化したら、即死
蒼「...時間がない」
蒼、【再生の魔法】を試す。
緑の光が患者を包む。
しかし—
光が弾かれる
蒼「!?」
リリア「やっぱり...」
「呪いには、治癒魔法が効かない」
セリアも試すが、同じ結果。
セリア「ダメ...全然効かない...」
蒼とリリアの協力
蒼「リリア、一緒に」
リリア「うん」
前回、貴族の娘を治した時のように。
蒼が呪いを弱め、リリアが治癒する。
二人、同時に魔法を発動。
蒼の緑の光と、リリアの青白い光が混ざり合う。
呪いが、少しだけ弱まる。
石化した部分が、わずかに柔らかくなる。
しかし、完全には治らない。
蒼「少しだけ...進行を遅らせられた」
リリア「でも、完治は無理...」
患者「ありがとう...少し、楽になった...」
限界の実感
次々と患者を診るが、どれも同じ。
進行を遅らせることはできても、治せない。
セリア「どうしよう...」
「このままじゃ、みんな...」
オスカー「呪いの源を断たないと」
「根本的な解決にはならない」
蒼「石碑...」
「あれを、どうにかしないと」




