第173話:王宮での謁見
ラグナ王宮
古い石造りの城。
豪華ではないが、歴史を感じさせる。
王との対面
ラグナ国王、エドワード三世
50代の男性。
疲れた顔。
心配そうな表情。
エドワード「よく来てくれた」
「我が国を、救ってほしい」
蒼「最善を尽くします」
エドワード「この疫病は、一ヶ月前に突然始まった」
「最初は数人だったが...」
「今では、国民の5分の1が感染している」
リリア「原因に、心当たりは?」
エドワード「...実は」
ためらう。
エドワード「一ヶ月前、古代遺跡の発掘を行った」
「そこで、ある石碑を見つけた」
「それを王宮に持ち帰った直後」
「疫病が始まった」
蒼「石碑...?」
エドワード「見せよう」
地下の宝物庫
王宮の地下。
厳重に保管された石碑。
黒い石碑
高さ3メートル。
古代文字が刻まれている。
不気味なオーラを放っている。
蒼、【真実を見抜く眼】で石碑を視る。
視えたもの:
強力な呪いの魔力
石碑から国全体に広がる黒い波動
古代の怨念
蒼「これだ...」
「この石碑が、呪いの源」
オスカー、石碑の文字を読もうとする。
オスカー「古代文字...読めるか...」
「『我が怨念、この地に永遠に』」
「『触れし者、石となりて朽ちるべし』」
全員、息を呑む。
エドワード「では、この石碑を破壊すれば...」
蒼「いえ、そう簡単ではないと思います」
「石碑は、呪いの核」
「破壊すると、呪いが一気に広がるかもしれない」
オスカー「その通り」
「慎重に対処しないと、国全体が石化する」




