第165話:村での日々
一日目、村の案内
蒼、リリアを村に案内。
蒼「ここが、俺が初めて治療した場所」
広場を指す。
リリア「ここで...」
蒼「あの時、子供が木から落ちて」
「腕を骨折したんだ」
「俺の初めての、人間への治療だった」
リリア「緊張した?」
蒼「すごく」
「でも、治せて...嬉しかった」
村の各所を案内。
井戸、畑、防壁。
すべてに、蒼の思い出が詰まっている。
夕方、丘の上
蒼とリリア、丘の上に座る。
村を見下ろす。
夕日がオレンジ色に村を染める。
リリア「いい村ね」
「本当に、温かい」
蒼「そうでしょ」
「ここが、俺の第二の故郷なんだ」
リリア「蒼」
蒼「ん?」
リリア「ありがとう」
「ここに連れてきてくれて」
蒼「...どういたしまして」
リリア「あなたがどんな人なのか」
「もっとわかった気がする」
「村のみんなに愛されて」
「温かい場所で育ったのね」
蒼「...うん」
「ここでの経験が、今の俺を作った」
夜、焚き火を囲んで
村の広場で、歓迎会。
村人たち全員が集まっている。
焚き火、音楽、食事。
村長「蒼の帰郷を祝して」
「そして、リリアの歓迎を祝して」
「乾杯!」
全員「乾杯!」
村人たち、蒼に近況を聞く。
村人I「王都では、どうだった?」
蒼「大変でしたけど、充実してました」
「たくさんの人を助けられました」
村人J「さすが、蒼だ」
村人たち、リリアにも興味津々。
村人K「リリアちゃん、蒼とはどこで?」
リリア「ギルドで出会いました」
「最初は...正直、苦手でした」
蒼「え!?」
リリア「だって、いきなり正式治癒師になって」
「私、面白くなかったもの」
村人たち、笑う。
リリア「でも、一緒に任務をして」
「蒼の優しさを知って」
「気づいたら...好きになってました」
顔を赤らめる。
村人たち「おおー!」




