第158話:告白
屋上
リリア、蒼を屋上に連れて行く。
夕方。
オレンジ色の空。
王都の街並みが見える。
リリア「ここなら、誰もいない」
蒼「...何の話?」
緊張している。
リリア、深呼吸。
リリア「あのね...」
「私...」
リリア、蒼を見る。
リリア「私、あなたのことが好き」
蒼「!?」
リリア「最初は、嫌いだった」
「でも、一緒に任務をして」
「戦って、笑って、泣いて」
「気づいたら...好きになってた」
リリア「あなたは、優しくて」
「強くて」
「誰よりも、人を想える」
「そんなあなたが、好き」
リリア「だから...」
「私と...付き合ってください」
顔を真っ赤にして、俯く。
蒼の答え
蒼、しばらく沈黙。
リリアの告白を受け止める。
蒼の内心:
「リリアが...俺を...」
「好き...?」
心臓が早鐘を打つ。
蒼「リリア...」
リリア「...」
俯いたまま。
蒼「俺も...」
リリア、顔を上げる。
蒼「俺も、リリアのことが好き」
リリア「!?」
蒼「最初、気づかなかった」
「でも、カイルに言われて」
「セリアに言われて」
「そして、自分の心に問いかけて」
「気づいた」
蒼「リリアは、俺にとって特別」
「一番、信頼してる」
「一緒にいると、安心する」
「守りたいと思う」
「それが、恋だって」
蒼「だから...」
リリアの手を取る。
蒼「俺と、付き合ってください」
リリア、涙が溢れる。
リリア「...うん」
「うん!」
蒼に抱きつく。
二人、抱き合う。
夕日が二人を照らす。
リリア「嬉しい...」
「ずっと、ずっと言いたかった」
蒼「俺も」
「リリアがいてくれて、よかった」
リリア「私も」
「あなたに出会えて、よかった」




