第155話:最後の戦い
【絆の再生】最大発動
蒼「みんな、力を貸してください」
倒れている騎士たち、魔法使いたち、治癒師たち。
全員が蒼を見る。
蒼「俺一人じゃ、勝てない」
「でも、みんなの想いがあれば」
「絶対に勝てる」
アルヴィン、立ち上がる。
アルヴィン「...当然だ」
「お前のために、力を貸す」
カイルも立ち上がる。
カイル「俺の力も使ってくれ」
セリア「私も!」
オスカー「私も!」
エドガー「我々全員の力だ」
全員、蒼に向かって手を伸ばす。
想いが、蒼に届く。
蒼「みんな...ありがとう」
両手を天に。
【絆の再生】最大発動
光の奔流
蒼を中心に、巨大な光の柱が立ち上る。
緑と金の光。
空間全体を照らす。
光は、全員を包み込む。
騎士たち、魔法使いたち、治癒師たち。
全員の傷が治る。
疲労が消える。
そして—
全員の力が、数倍に増幅される
騎士A「体が...軽い!」
魔法使いB「魔力が溢れてくる!」
セリア「すごい...これが【絆の再生】の真の力...」
そして、光は蒼とリリアにも。
二人の魔力が共鳴する。
リリア「蒼...」
蒼「一緒に、やろう」
リリア「うん」
総攻撃
アルヴィン「全軍、総攻撃!」
騎士たち、オベロンに突進。
今度は、圧倒的な力。
オベロン、防戦一方。
オベロン「くそっ...この力...」
魔法使いたちの攻撃魔法も、威力が増している。
そして、蒼とリリアが同時攻撃。
リリア「氷の槍、最大出力!」
蒼「【再生の魔法】逆転...破壊の力!」
二つの魔法が融合。
巨大な氷と光の槍。
オベロンの胸の魔法陣に直撃。
バァァン!
魔法陣が砕ける。
オベロン「がああああ!」
力が失われていく。
決着
オベロン、膝をつく。
もう、魔力が残っていない。
アルヴィン、剣をオベロンの喉元に。
アルヴィン「終わりだ、オベロン」
オベロン「...」
オベロン、蒼を見る。
オベロン「...お前は、強い」
「私の師匠より、強いかもしれない」
「その力、大切にしろ」
「そして...」
「利用されるな」
蒼「...はい」
「あなたの師匠のような悲劇」
「二度と起こさせません」
オベロン「...そうか」
微笑む。
オベロン「なら、いい」
目を閉じる。




