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異世界転移したくてワンチャンDAIぶ!!  作者: 向陽葵
第三章:王都の光と影

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第144話:カイルとの会話

夜、酒場

カイルが蒼を誘い出す。

カイル「蒼、飲みに行こうぜ」

蒼「俺、そんなに強くないですよ」

カイル「いいから、いいから」


王都の酒場。

賑やか。

冒険者や商人で溢れている。


二人、テーブルに座る。

カイル、ビールを注文。

蒼、果実酒を注文。


乾杯

カイル「乾杯」

蒼「乾杯」

カチン


カイル、ビールを一気に飲む。

カイル「ぷはー、うめぇ」

蒼、果実酒をゆっくり飲む。

蒼「甘いですね」

カイル「お前、可愛いな」

蒼「!?」


真剣な話

カイル「なぁ、蒼」

蒼「何?」

カイル「一週間後の作戦、どう思う?」

蒼「...勝てると思います」

「今度は、準備もできてますし」

カイル「そうだな」


カイル「でも、危険だ」

「【黒き月】の本拠地だからな」

「全員、無事に帰れる保証はない」

蒼「...」


カイル「だから、言っておきたいことがある」

蒼「何ですか?」

カイル「お前、リリアのこと、どう思ってる?」

蒼「!?」

顔が赤くなる。


蒼「リリアは...大切な仲間です」

カイル「仲間以上じゃないのか?」

蒼「...」

カイル「俺から見ると、お前らは恋人みたいだぞ」

「いつも一緒だし」

「お互いを気遣ってるし」

蒼「でも、俺...」


カイル「過去にとらわれるな」

「今を生きろ」

「お前、リリアのこと好きなんだろ?」

蒼「...」


蒼、自分の心に問いかける。

蒼の内心:

「リリアのこと...」

「好き...?」

リリアの笑顔が浮かぶ。

一緒に訓練する姿。

心配してくれる優しさ。


蒼「...わからないです」

「でも、リリアは特別です」

「一番、信頼してる」

「一緒にいると、安心する」

「守りたいと思う」


カイル「それって、恋だろ」

蒼「!?」

カイル「お前、鈍感すぎ」

笑う。


カイル「いいか、蒼」

「戦いの後、生きて帰れたら」

「リリアに、ちゃんと気持ちを伝えろ」

「じゃないと、後悔するぞ」

蒼「...」

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