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第129話:罠の発動
突然の警報
その時—
甲高い音が城中に響く
アルヴィン「!? 警報!?」
カイル「バレたか!?」
足音が近づいてくる。
大量の足音。
アルヴィン「くそっ、罠だったか」
「最初から、気づかれていた...」
敵に囲まれる
地下通路に、黒いローブの戦闘員が現れる。
前方から20人。
後方からも20人。
完全に囲まれている。
そして、前方の戦闘員たちが道を開ける。
一人の男が現れる。
ザイン
冷たい笑みを浮かべている。
ザイン「よく来たな、治癒師」
「お前を、待っていたぞ」
蒼「ザイン...!」
ザイン「驚いたか?」
「お前たちの動き、最初から把握していた」
「ロバート伯爵の資料を使って、ここに来ることも」
アルヴィン「まさか...」
ザイン「そうだ。あの資料、我々が意図的に流したものだ」
「お前たちをおびき寄せるための、罠だ」
カイル「くそっ...」
ザイン「特に、治癒師」
蒼を指す。
ザイン「お前は、我々にとって最高の獲物」
「【絆の再生】...その力、是非とも欲しい」
「今日こそ、捕らえる」




