第126話:途中の村
一日目の夕方
途中の小さな村で一泊。
宿屋で休む。
夕食
食堂で、みんなで食事。
カイル「明日の昼には、クロウ城近くに着くぜ」
アルヴィン「そこから、慎重に偵察する」
「敵に気づかれないように」
騎士たち「了解!」
セリア「ねぇねぇ、蒼くんとリリアちゃん」
「二人、仲良くなったよね」
蒼「え?」
リリア「べ、別に...」
セリア「嘘ー、いつも一緒にいるじゃん」
カイル「確かに。訓練も一緒、任務も一緒」
リリア「そ、それは...」
顔を真っ赤にする。
蒼「リリアは、大切な仲間です」
リリア「!?」
蒼を見る。
蒼「一緒にいると、安心します」
リリア「...私も」
小さく呟く。
セリア「きゃー、いい雰囲気!」
リリア「うるさい!」
みんな、笑う。
夜、リリアの部屋
リリア、一人でベッドに座っている。
日記を書いている。
日記の内容
『明日、クロウ城に着く』
『もしかしたら、【黒き月】の本拠地かもしれない』
『危険な任務だ』
『でも、怖くない』
『蒼が一緒だから』
『彼がいれば、大丈夫』
『私、彼のこと...』
ペンが止まる。
リリア「...私、蒼のこと...」
顔を赤らめる。
リリア「いや、友達よ。ただの友達」
「それ以上じゃない...よね?」
自問自答。
窓の外、月。
リリア「明日、頑張ろう」
「蒼と一緒に」
ベッドに入る。
蒼の部屋
蒼も、ベッドに横たわっている。
天井を見つめる。
蒼の独白:
「明日、【黒き月】の本拠地に近づく」
「これまでの戦いとは、違う」
「本格的な、組織との戦い」
ミラのお守りを握る。
「でも、怖くない」
「グレンさん、ミラ、村のみんな」
「そして、リリア、カイル、仲間たち」
「みんなが、俺を支えてくれる」
「【黒き月】...」
「お前たちの野望は、ここで終わらせる」
「俺たちが、必ず止める」
拳を握りしめる。




