第119話:伯爵邸への訪問
第13話:呪いと真実(詳細版)
シーン1:貴族の訪問
ギルド本部、翌日
朝の訓練
蒼とリリア、ギルドの訓練場で一緒に訓練している。
リリア「もっと速く!」
「あなたの治癒速度、まだ遅いわ」
蒼「はい!」
ダミー人形に手を当てる。
治療。
リリア「...3分。前より10秒速くなったわね」
蒼「リリアのおかげです」
リリア「当然よ」
しかし、嬉しそうに微笑む。
エリシアの呼び出し
そこへ、職員が駆け込んでくる。
職員「蒼さん、リリアさん」
「ギルド長がお呼びです」
「至急、ギルド長室へ」
蒼「わかりました」
二人、急いで向かう。
ギルド長室
来客
部屋に入ると—
エリシアの他に、見知らぬ人物が二人。
中年の男性
豪華な服装。
貴族の紋章。
威厳のある顔つき。
若い女性
メイドの服装。
不安そうな表情。
エリシア「蒼、リリア」
「紹介するわ」
男性を指す。
エリシア「こちらは、ロバート・クラレンス伯爵」
「王国の重要な貴族よ」
ロバート伯爵、立ち上がる。
ロバート「初めまして」
「私の娘を、助けてほしい」
蒼「娘さんを...?」
ロバート「娘は、原因不明の病に侵されている」
「王都中の治癒師に診てもらったが」
「誰も治せなかった」
エリシア「蒼、リリア」
「あなたたちに、診てもらいたいの」
リリア「私たちに...?」
エリシア「二人なら、もしかしたら...」
蒼「わかりました」
「すぐに診せてください」
シーン2:伯爵邸への訪問
豪華な馬車
ロバート伯爵の馬車。
内装は豪華絢爛。
蒼とリリア、初めて見る豪華さに驚く。
蒼の内心:
「こんな馬車...」
リリアも、少し緊張している。
伯爵の説明
ロバート「娘の名は、セシリア」
「今年で14歳になる」
「一ヶ月前から、突然倒れるようになった」
蒼「突然...?」
ロバート「最初は、ただの貧血かと思った」
「しかし、日に日に症状が悪化している」
ロバート「今では、ほとんど目を覚まさない」
「このままでは...」
言葉に詰まる。
ロバート「娘は、私の唯一の家族だ」
「妻は、娘を産んですぐに亡くなった」
「娘だけは...失いたくない」
蒼、ロバートの悲痛な表情を見る。
蒼「必ず、助けます」
ロバート「...ありがとう」
伯爵邸
屋敷の規模
巨大な屋敷。
庭には噴水と彫刻。
使用人が何十人も働いている。
リリア「すごい屋敷ね...」
蒼「こんな場所、初めてです...」
セシリアの部屋へ
屋敷の奥、セシリアの部屋。
豪華な寝室。
大きなベッドに、少女が横たわっている。
セシリア
14歳。
金色の髪。
白い肌。
しかし、顔色は悪い。
目を閉じて、苦しそうに呼吸している。
ロバート「セシリア...」
娘の手を握る。
ロバート「今日も、治癒師の方々が来てくれた」
「必ず、治してくれる」
セシリア、反応しない。




