第118話:貴族の訪問
ギルド本部、翌日朝の訓練蒼とリリア、ギルドの訓練場で一緒に訓練している。
リリア「もっと速く!」
「あなたの治癒速度、まだ遅いわ」
蒼「はい!」
ダミー人形に手を当てる。
治療。
リリア「...3分。前より10秒速くなったわね」
蒼「リリアのおかげです」
リリア「当然よ」
しかし、嬉しそうに微笑む。
エリシアの呼び出しそこへ、職員が駆け込んでくる。
職員「蒼さん、リリアさん」
「ギルド長がお呼びです」
「至急、ギルド長室へ」
蒼「わかりました」
二人、急いで向かう。
ギルド長室来客部屋に入ると—エリシアの他に、見知らぬ人物が二人。
中年の男性豪華な服装。
貴族の紋章。
威厳のある顔つき。
若い女性メイドの服装。
不安そうな表情。
エリシア「蒼、リリア」
「紹介するわ」
男性を指す。
エリシア「こちらは、ロバート・クラレンス伯爵」
「王国の重要な貴族よ」
ロバート伯爵、立ち上がる。
ロバート「初めまして」
「私の娘を、助けてほしい」
蒼「娘さんを...?」
ロバート「娘は、原因不明の病に侵されている」
「王都中の治癒師に診てもらったが」
「誰も治せなかった」
エリシア「蒼、リリア」
「あなたたちに、診てもらいたいの」
リリア「私たちに...?」
エリシア「二人なら、もしかしたら...」
蒼「わかりました」
「すぐに診せてください」




