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異世界転移したくてワンチャンDAIぶ!!  作者: 向陽葵
第三章:王都の光と影

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第111話:治療開始

最初の患者

重症患者の家

村長の案内で、最も重症の患者の家へ。

中に入ると—

ベッドに横たわる中年男性

顔は赤く腫れ上がり、全身に発疹。

苦しそうに呼吸している。

妻が横で看病している。

妻「お願いします...夫を...」


蒼の診断

蒼、【真実を見抜く眼】で患者を視る。

視えたもの:


肺に重度の炎症

血液中に未知の病原体

心臓の機能低下

生命力が急速に減少


蒼「これは...」

「普通の病気じゃない...」


蒼の治療

蒼、患者に手を当てる。

【再生の魔法】を発動。

緑の光が患者を包む。


しかし—

光が弾かれる

蒼「!?」

患者の体が、魔法を拒絶している。

蒼「魔法が...効かない...?」


リリア「どいて」

蒼を押しのける。

リリア、患者に手を当てる。

淡い青白い光。

より強力な魔法。


しかし、リリアの魔法も弾かれる。

リリア「...くっ」

「この病原体...魔法耐性を持っている...」

蒼「どうすれば...」


協力治療

リリア「...仕方ない」

「協力するわよ」

蒼「え?」

リリア「私が病原体の耐性を崩す」

「あなたが、その隙に病原体を除去」

「タイミングを合わせる」

蒼「わかりました」


二人、患者の両側に立つ。

リリア「いくわよ」

「3、2、1...」


同時に魔法発動

リリアの青白い光が、病原体の耐性を弱める。

その瞬間、蒼の緑の光が病原体を包む。

病原体が分解されていく。


30秒の連携

リリア「もう少し...!」

蒼「がんばれ...!」

汗が流れる。


病原体、消滅

患者の呼吸が楽になる。

発疹が薄くなる。

患者「...あ...」

目を開ける。

妻「あなた!」

患者「...楽に...なった...」


妻「ありがとうございます! ありがとうございます!」

蒼とリリアに頭を下げる。

蒼「よかった...」

リリア「...」

少し疲れた表情。


次々と患者を治療

時間との戦い

一人治療するのに、二人で協力しても5分かかる。

60人の患者。

計算上、5時間。

しかし、重症患者はもっと時間がかかる。


蒼とリリア、必死に治療を続ける。

一人、また一人。

午後から夜へ。


10人目

蒼「はぁ...はぁ...」

疲労が溜まっている。

リリアも、顔色が悪い。

カイル「二人とも、休んだ方が...」

リリア「大丈夫」

「まだやれる」

蒼「俺も...まだ...」


20人目

夜中。

蒼、ふらつく。

魔力の消耗が激しい。

リリア「...あなた、限界でしょ」

蒼「大丈夫です...まだ...」

リリア「無理しないで」

「倒れたら、意味がない」


蒼「でも...まだ40人以上が...」

リリア「...」

「わかってる」

「でも、あなたが倒れたら、私一人じゃ治せない」

「休んで」

蒼「...」

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