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第108話:出発準備
薬草と道具の準備
蒼とリリア、別々に準備している。
蒼は薬草と包帯を丁寧に準備。
リリアは、最小限の荷物。
リリア「そんなにたくさん、必要ないわ」
「魔法があれば十分」
蒼「でも、念のため...」
リリア「ふん」
カイルとの会話
カイル「大丈夫か? リリアと二人で」
蒼「...頑張ります」
カイル「あいつ、口は悪いけど」
「治癒師としては一流だ」
「学べることは多いぞ」
蒼「はい」
カイル「それに、あいつも孤独なんだよ」
蒼「え?」
カイル「天才すぎて、友達がいない」
「みんな、彼女を怖がる」
蒼「...」
カイル「お前が、友達になってやれよ」
蒼「俺が...?」
カイル「ああ。お前なら、できる」
出発の朝
早朝、ギルドの前。
馬車が用意されている。
蒼、リリア、カイル、騎士2名。
エリシア「二人とも、頑張って」
蒼「はい」
リリア「当然です」
馬車に乗り込む。
蒼とリリアが向かい合って座る。
気まずい沈黙。
馬車が出発する。
蒼、窓の外を見る。
蒼の内心:
「リリア...」
「彼女と、うまくやれるかな」
リリアも窓の外を見ている。
同じことを考えているかもしれない。
カイル、二人を見て微笑む。
カイルの内心:
「頑張れよ、二人とも」
馬車は、村へ向かって進む。




