第98話:翌朝のギルド
朝の集会ギルド大ホール翌朝、蒼はギルドの大ホールに呼ばれる。
広い空間100人以上の治癒師たちが集まっている。
全員が白いローブ。
胸には、それぞれのランクを示す紋章。
蒼、入口で立ち止まる。
蒼の内心:
「こんなに...たくさん...」
注目の的蒼が入ると、視線が集まる。
治癒師たちがひそひそ話す。
治癒師A「あれが...」
治癒師B「【絆の再生】を持つという...」
治癒師C「若いわね」
治癒師D「本当に実力があるのかしら」
蒼、緊張で手が震える。
エリシアの紹介エリシアが壇上に立つ。
エリシア「皆さん、今日は新しい仲間を紹介します」
蒼に手を向ける。
エリシア「成宮蒼。正式治癒師として、今日からギルドに所属します」
蒼、前に出る。
蒼「よ、よろしくお願いします」
緊張で声が震える。
拍手...まばら。
一部の治癒師は、冷ややかな目で見ている。
治癒師E「正式治癒師? 見習いからじゃないの?」
治癒師F「特別扱いね」
エリシア「彼は、【絆の再生】という稀有なスキルを持っています」
「その実力は、すでに実戦で証明されています」
治癒師G「実戦ですって?」
治癒師H「どんな実戦?」
エリシア「【黒き月】の大規模襲撃を退け、村全体を治癒しました」
どよめき。
治癒師I「村全体を...?」
治癒師J「そんなこと、可能なの?」




