小説を書くことを続ける秘訣
昨日は100作品目の小説を「小説家になろう」で公開しました。
この半年ほど、自分の執筆人生の中で、最も多くの作品を書きました。文章を書くこと自体は何十年もしてきたのですが、その中で親しくなった方たちが小説を書くのを辞めてしまうのに、何度か出くわしました。ライフスタイルの変化だったり、気持ちが折れて辞めてしまう人だったり、その理由はさまざまです。
今日は、続けられる秘訣について、お話しします。
ズバリ、「書きたい」から──です。
秘訣とかえらそうなことを言っておいてなんやねんという話ですが、本当にそれが第一です。掌編ホラー小説『てんさい』でも書きましたが、続けられることは、一つの才能です。
作品を書いていると、ものすごく練り上げて書いたのに、いまいち評価されない……ということがあります。また、心ない声をいただくこともあります。そういうときに、気持ちが折れて辞めてしまう人もいます。
続けられる秘訣の二つめは、「嫌だと思ったら、その人の話は聞かない」ことです。
いやいや、そういう訳にも……とおっしゃる方がいるかもしれませんが、受け入れる情報の取捨選択を自分の中で行うこと、他者評価に依存しないことは大切です。
私は色々な小説投稿所を渡り歩いてきましたが、場所によって、評価される作品は違いました。
ある投稿サイトでは『ヒゲッパ事件』や『very much-A!』のようなコメディの人気が高く、また、ある投稿サイトでは『Vexations』や『Je tu veux』のような作品が高く評価される。自分のWebサイトでは、『エンドロール・サガ』や『吾妻男に鏡女』などの長編人気が高い。
読む人によって、どういう作品が好きかというのは違います。評価や感想をいただくことは大変ありがたいことですが、「たまたま読んだ方の好みに合致した」から、評価していただけたのではないかと考えます。そもそも読まれなければ、評価のしようもありません。
私が「自分の作品の評価は自分で決めています」「他の人からの評価や感想は、とてもありがたいおまけ」と言うのは、これが理由です。
読んでいただくことも、レビューや評価やリアクション、感想をいただくことも、ものすごくうれしいし、ありがたいことなのですが、振り回され過ぎないように──ということですね。
こんなことを書いている私も、評価ゼロの作品がたくさんありますが、「まだその作品を好きな方に届いていないんだな」という、ある種、図太い理解をしています。
評価されないからといって、その作品の価値が損なわれるわけではないのです。
……ですので、ぜひ見つけてください(笑)。いろんなジャンルやテーマ、長さの作品を書きましたから。
ファンタジー小説『時計街のヒトモシ 〜蒸気あふれる十二の区画〜』をAmazon Kindleで販売するために削除したので、現在「小説家になろう」で読める作品は99作品ですが、100作品を投稿しました。
毎日更新してきたので、ちょっとお休みしようかと悩んだのですが、このエッセイは「小説家になろう」に投稿した方がいいかなと考えて、こちらで投稿します。
クリエイターにとって、「続けること」と「他者評価に依存しすぎないこと」は大切です。
気持ちが折れそうになったとき、このエッセイの言葉が、誰かをほんの少し支えるお守りのようなものになればいいのですが。
最後に、宣伝です。
ファンタジー小説『時計街の火灯し 〜蒸気あふれる十二の区画〜』が、Amazon Kindleで販売中です。
Kindle Unlimitedに登録されている方は無料で読めますので、ぜひ読んでみてください。お気に入りの作品です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0G16HP12L?dplnkId=3B01757C-F8D2-49B9-AF3F-11ED16732D50&nodl=1
……私の作品が、たくさんの人に読まれますように(笑)。




