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異世界?転生?転移?どうしろと…  作者: ストレス発散
4/5

魔力?

第四話?


夢じゃないなら、ここは異世界で俺は死んだのか。


携帯のロックって警察は開けられるのかな?身分証は持っていたから、家族には連絡が行くと思うけど、職場や知り合いに連絡して貰えるんだろうか?

シフトに穴開けちゃったな。

特に未練は無いけど、家族に携帯のアプリとか、履歴とか、あの画像や動画、漫画とか見られるのは辛いな…

あいつの結婚式に来なければ、こんな事にならなかったのにな…


………

………

………


うだうだ考えてもしょうが無い。切り替えよう。

まずどうする?

アパートに帰るか?

まって!財布!鍵!

慌てて鞄のポケットを探る。

有った。よかった落としてない。



ピンポン!ガシャ!「え?」

自動改札で止められた。

とりあえず、現金で切符を買って大手町駅まで行く。


ヤバい。鳥、動物の顔をした人に囲まれて冷や汗が止まらない。駅までの15分がメチャクチャ長い。



東京駅の自動販売機で新幹線の切符を買おうとして固まった。機械じゃなく俺が。

クレジットカードが使えない。


自動改札で止められた時から、なんとなくそんな気もしたが、あえて無視した現実?

携帯ダメ。クレジットカードがダメ。この異世界?に俺の口座もアパートも無いし、知り合いも居ない。

多分。このまま広島に戻っても生活は出来ない。仕事も無い。


どうするかな?現金は使えるが手持ちが少ない。

ネットカフェ?俺の身分証明書で登録出来るかな?……やってみるしかないか……


とりあえず東京駅周辺は料金高いし郊外に行こう。と、立川まで来て他より安いネットカフェに入る。

「会員証をお願いします。」

「すみません。初めてなんです。」

「では、会員登録をお願いします。身分証明書は何かお持ちですか?」

「!」

きたか。免許証使えるかな。

「免許証でいいですか?」

「はい、大丈夫です。こちらのカウンターでこの申し込み用紙に記入をしてください。」

猫のお姉さん?が笑顔で紙とボールペンを渡してくる。記入した用紙と免許証明書を渡してドキドキしながら待つ。1分程度で会員カードができあがりブースに入る。

「ハァ…」

一息つけた。

まずすることは、生活資金の調達方法を調べる。

……


次に魔力の使い方……

体の中を意識すると、お腹の中心辺りで何かが動く感じがある。多分、これが魔力。

神さま?にお願いしたのが確か『絶大な魔力』だった。ここが異世界?ならこの魔力の使い方をマスターしなきゃいけない。


でも使い方がわからない。ネットで調べても小説、漫画に出てくる呪文ばかり。試しに小声でつぶやいてみるが、何かが出来る気配がまるでない。

声が必要ならある程度大きな声じゃないとダメかな?

河原か公園、ある程度大きな声を出しても迷惑にならない広い所へ行こう。


ネットで見つけた呪文を、片っ端からコピーして昭和公園まで出かけた。

お昼を過ぎた事もあり、奥の方へ行くと人気が無くなった。

さあやるぞ!

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