表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/6

いきなりピンチ

第二話です!感想、誤字などあったら教えてください。

「______ん?ここはどこだ・・・?」


いやどう見てもここは俺の住んでいた東京じゃない。


ここには何もなかった。


「あ、じゃあ無事に転生したのか…


とりあえず思考する。


先ほどの美少年___魔神の器として俺はここに転生したんだよな。


「まあ試行錯誤しながらでもやるしかないよな。」


俺としてはこの天才的な頭脳があれば大丈夫な気がしてきた。


テスト何点かって?下から数えたほうが早いな。


矛盾しながらも俺はまず何をするか考える。


「まず街だよなこういうゲームって拠点みたいなのを最初に作るんだろ?じゃあ街はどこかな__」


周囲を見渡すと見えにくいが街が見えた。


「あー結構遠そうだなぁ。あぁーもっと具体的なこと頼めばよかったかもな。まあめんどいけど頑張るか…すぐつくだろうし。」


まあ街があったから結果オーライ。とりあえず行ってみることにした。


ー3時間後ー


「死ぬ・・マジで死にましゅよぉ!?」


なんか言語がおかしくなったがここは華麗にスルー。


てか完全になめてた。すみません。俺が悪かったんです。


「こうなったら根性だっ!きっとなんとかなるさ!な!相棒!」


いよいよ俺の精神状態がやばいことになったかも…。なんてこと考えながら俺はがむしゃらに歩いた。


ーそれからさらに2時間ー


「ついた・・・やっとついた・・水・・水が欲しい・・・」


計5時間も歩き続けた俺は冗談抜きでマジで死にかけていた。


太陽くんにずっと光を浴びせされのどは乾き切っていた。ついでにお腹も…。


どこかになんか店がないか探していた時一つの問題が発覚した。


「あれ?なんて読むのこの文字・・・・?」


そりゃあそうだよな。文字が最初から日本語でした!みたいなことなんてあるわけがない。


「あ、もしかして新しい人生の幕開けと思ったら新しい人生も終わりなやつこれ・・?」


うん、詰んだ。普通におわた。


いやまあ普通そうだよね。そんな都合がいいはずないし。


そんなこと思っていたら突然脳内に声が響いた。


<「万能」により、この世界の言語を理解しました。>


そう、これこそが特殊能力「万能」の権能の一つ、「浸透」__。


その能力はあらゆるものに対してすぐに馴染むという能力。


さっきの愚痴をこぼしてした間に「万能」が発動し、理解不能な言語を強制的になじませたのだ。


そして今怜斗はこの世界で話されている言語を理解したのだ。


しかし文字は別___。文字だけは自分で学ばないといけないのだ。


これさえなければかなりすごい能力になるのだが・・


そしてもう一つ、言語は理解できるものの、その言語で喋ることができない。ましては文字もわからないため結局本末転倒だった。


しかしここでは「成長」の権能の一つ「習得」が発動する。


<「成長」により言語を習得。>


「習得」とは読んで字のごとく努力という気持ちさえあればこの能力は発動する。


今、怜斗は文字を習得しようと努力しようとしたため、この能力が発動した。


「よし!なんかわからんけどとりあえず第一関門は突破したな。じゃあここで聞き込み調査や!早いとこ水をゲットしないといけないからな!」


なんかもう吹っ切れた。てかマジでこの能力たちが有能すぎた。他のものなんていらねえなこれは。


ん?さっきちゃんと頼めばよかったって言ってた?しーらね、そんなの。


こうして気力を取り戻した怜斗は聞き込み調査を始めたのだった・・・


ー1時間後ー


「そんなバカな・・・ないだと・・!?」


1時間もかけて聞き込み調査をしたが何一つとして食堂の情報は手に入らなかった。


住民たちが意地悪でもしているのかと言われたらそうではない。


ただ怜斗が方向音痴なだけだった。


絶体絶命の危機に陥った怜斗はもう心が折れていた。


「飯が飯が欲しんだよッッ!」


苦し紛れに叫んだこれがまさかの吉となった。



<希少能力「超嗅覚」を獲得。>


これは特殊能力「成長」の権能の一つ、「超幸運」。


この能力は読んで字のごとく、超幸運なのだ。


そして気になる「超嗅覚」だがこれは通常の人間の嗅覚の100倍の嗅覚を持つ。


この「超嗅覚」があればあらゆるものの匂いを嗅ぎわけることができるのだ。



「臭う・・・!臭うぞ・・!こっちに食堂があるに違いないっ!」



そして怜斗は追加能力「超嗅覚」で食堂にたどり着いた。


「親父!飯と水!頼むぜ!」


しかしここで事件は起きる・・・


喉が本当にやばいです。怜斗もピンチだけど僕もピンチ・・。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ