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陰キャ三人組が集まって何も起こるはずもなく…

 オタクという生き物は世知辛いものである。

 

 テニス部に所属しているこの山田龍星は世間一般のオタクであり、名前だけは立派な陽キャラみたいだが、陰キャである。


 たいてい名前に龍とか星とかあるやつは陽キャラと言う法則は当たるのだが、俺は違うらしい。

 

 そんなこんなでテニス部の筆頭陰キャラ三人組のBBQが終わり、あとは我が校テニス部恒例行事の自分達で持ってきた食材でデザートを作るよ会だ。ちなみに名前が無いので勝手に命名した。


まず会ではない、おそらく集まりレベルだ。集まりもレベルマックスになったら会になるのだろう。進化途中と言うことだ。


 この会に参加するのは私陰の中の陰、山田龍星君と、常に最新のゲームをやってるお前の金どっから湧いてくるんだよ泉浩一君と、オタクなのに頭がよくて、顔もよく、テニス部でも1番手とペアを組んでいる残念系の本田清隆君だ。

 

「さて…デザートの時間か…」


 BBQセットの向こうの右側、本田清隆ことキヨがつぶやく。


 「そうだな、取り敢えず何持ってきた?」


 「俺は家に余ってるお菓子を大量に持ってきた。」


 俺は少し楽しみだった、なぜなら泉の金の多さが説明してくれる。もうあいつだけでいいんじゃないか…?

 

「せーのでだそうぜ。」


 「俺、大量に持ってきたぞ〜」


 キヨもそんなに持ってきたのか…なんかちょっと笑ってるけど楽しみだからだろうか。

 俺だけ本当に家にあったお菓子。少しは買ったほうが良かったなと、ちょっと劣等感を覚えたがまぁいいだろう。

 

「せーのっ!」


その掛け声と同時にでてきたお菓子は…



 


 

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