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これで解決!ヘタレイケメンの治し方  作者: 奈瀬朋樹
ヘタレイケメンの実態
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15話 ラブレター

「ラブレター?」

「うわぁ、凄いですね」


下駄箱にあった手紙に驚いた後、自分の下駄箱に相違ないか、宛先を大輔と間違えていないか何度も確認。これは過剰反応じゃなく、今朝の大輔の下駄箱にラブレターが入っていたからで、だが宛先はどう見ても『市ヶ谷真守』で、それでも信じられずに何度も確認を続けていたら、大月・木葉さん達に見つかっちゃいました。


「何かの間違いでは?」


自分で言うのも何だが、俺の容姿は平均だ。


大輔の傍に居るせいで注目度は上がっているが、だからといって大輔のイケメンが俺に感染する訳がない。てゆーかもしイケメン感染があり得るのなら、大輔は男子からも包囲されて強制的にクラス1の人気者になっちゃうからね。


「早く見た方がいい」

「そうですね。もし『今日の放課後、ずっと待っています』って連絡だったら大変です」


確かにもう完全下校が近い時間帯で、本当に待たせているなら、即行で向かう必要がある訳で、いやでも流石にそれは……


と、そんな葛藤をしている中、2人が俺の後ろで期待の眼差しをしながらスタンバッテいる。


「2人もラブレター見るの?」

「駄目ですか?」

「気になる」


まぁいっか。

俺は色恋沙汰には疎いし、適切なアドバイスが貰えるかもしれない。

そうして期待の眼差しを浴びながら手紙を読んでみると、



☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


 佐藤大輔君との友人関係を即刻辞めて下さい

 貴方は彼の友人として相応しくないです

 この警告を無視すれば不幸が訪れるでしょう


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆



不幸の手紙だったかー。


いや、うん。良く考えれば納得の内容だ。

イケメンには役得が多い反面、やっかみも少なくない。


それは傍にいる人間も例外じゃないと分かってはいたけど、このどうしようもないモヤモヤ感はどすればいいのだろう。そんな簡潔かつ好意成分0%の文章を読み終え、天を仰いでいたら


「その、ごめんなさい」

「ドンマイ」


数秒前まで期待の眼差しを向けていた2人からも、全力で同情されている。


「気にしなくていいよ。むしろごめん。変な空気にしちゃって」


精一杯の愛想笑いで返事をしたのだが、それが更に痛々しさを増してしまった様で、2人が顔を見合わせた後、


「市ヶ谷君、今からケーキ食べ放題に行きましょう」

「奢る」


優しく、それでいて力強い握手をされた後、俺は女子2人とケーキを食べに行くというイベントに遭遇する事ができました。そしてケーキを食べて帰った後、昨日の夜に貰った美緒のケーキがまだ残っていた事を思い出して、変な笑い声が出ちゃいました。

キリが悪かったのでのココで切ります。本文短めですみませんです。

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